コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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シロウトの考察(守備編)
甲府はここまでの5試合で失点0のゲームが未だに無い。
例年、立ち上がりは悪く、昨シーズンも完封試合は6試合目だった。GK阿部とDF仲田の怪我からの復帰により、シュートセーブの向上とDFラインの安定が図られ、元々のメンバーが揃ってからは、守備的には安定したチームとなった。

一方、今年は合流間もない初来日のオリベイラを初戦からCBに据えている。連携に不安があるが、「長期的な視野と個の能力への評価」から実戦に使う事でチームにフィットさせる方法を大木監督は選択した。しかし、オリベイラへの評価は今のところ二分されている。個の強さへの期待とクリア等、プレイの不確実性に対する不安によるものである。その辺は大木監督も認識しているようで、水戸戦終了後の監督コメントで「クリアのクオリティ」という表現で修正点として挙げている。

クリアの不確実性から派生する問題として、気になっているのはセカンドボールの処理である。特に、DFライン前のスペースでのボール奪取率が低く、相手に連続攻撃を受けてしまう点だ。この数試合、ボランチ隼人の運動量が落ちているように感じられるのは、気のせいだろうか。初戦では豊富な運動量と良質なパスを武器に攻撃参加することで、中盤の厚みを創る事に大きく寄与していた。しかし、前節の湘南戦では好守ともに顔を出す場面が少なく、フリーであるにも係らず、また、手を上げて要求しているにも係らず、ポジショニングの悪さからか、パスが回らない場面があった。体力を温存するためのものであるのかは計り知れないが、積極性がなければ、まったくメリットを発揮できない。ボランチはまさに「舵取り」である。好守のバランスをしっかりとるためには、汗かき役に撤する必要があるだろう。交代メンバーの人選や交代時間などを含め、個人とチーム双方に積極性が必要ではないだろうか。

また、セカンドボールの処理と同様にセカンドプレーへの集中がゲームの明暗を分ける。湘南戦での序盤、相手のセットプレーからピンチを招いたシーンがあった。壁を越えて二アサイドに入ったボールに対して、相手FWとオリベイラが交錯してもつれ合う。どちらに当ったのか解らないボールがコロコロと転がった時、いち早くボールに触れたのは別の湘南の選手だった。その選手のシュートは、倒れていたオリベイラの足に当って運良く失点にはならなかったが、この場面に修正点がある。反応した湘南選手の近くには、ほぼ同距離に甲府の選手も詰めていたが、一瞬遅れをとってしまっている。

以前、アメフトの技術書で「セカンド・エフォート」という言葉を目にした。直訳すれば「二番目の努力」という事か。大略、「ファーストプレーの後、もうひと踏ん張り頑張れ!」と解釈すれば、この連続こそがまさしく「集中したプレー」と言えそうだ。ファーストプレー後を予測し、セカンド・エフォートを強く意識したプレーを連続する。どうやら守備面でのキーワードは「セカンド」という言葉に集約されそうである。
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