コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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見所、盛り沢山
キング・カズの来甲、サイドスタンドの完成披露、全県ホームタウン化記念招待事業の一発目、観客動員数は今季最高を記録するか、県知事の激励、ハーフタイム抽選会の品目数がいつもより多くて目玉はNECのノートパソコン、元日本代表望月は出場するのか、富永は元気か、城や山口だっているぞ、倉貫の代わりは誰だ、オグはまだか、ホームで一ヶ月半勝ってないぞ、などなど。 ・・・ そして何より、J1昇格へのスタートゲーム。


最近4試合の成績

ホームゲームの成績

アウエーゲームの成績
ホーム&アウエーゲームの成績の順位は、勝率と不敗率の平均による。
詳細はこちら
※前半戦終了時の成績はこちら

第34節 予想
第34節予想
※予想方法の詳細はこちら
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調子はどう?
京都を除く上位5チームのバイオリズムと順位の変動。
どちらも、高い位置で上下に変動しないのが一番良い状態といえるが、第3クールになって振幅の幅が小さくなってきたのは、やはり福岡。戦いに安定感が出てきた結果を表している。他のチームは振幅の大きさが目立ち、ここぞという試合で勝ちきれていない事を表している。どちらかと言えば甲府は小さい方であるが、引き分けが続いたために現在は下降傾向にある。他に目立つところでは、仙台の急上昇と札幌の急降下。

残りの試合数は、11。
ラストクール、良いスタートダッシュが出来るかどうかが重要になってくる。いち早く波に乗ったチームにチャンスがやって来そうな感じがする。


福岡のバイオリズム

山形のバイオリズム

甲府のバイオリズム

仙台のバイオリズム

札幌のバイオリズム
※バイオリズムの詳細はこちら
星勘定
第3クール終了。
福岡が自動昇格圏内への足場を固めた。札幌は第2クールの甲府同様、終盤の3連敗で後退。しぶとい山形とまだ生きていた仙台。いよいよ、昇格を決めるチームも絞られてきた。

順位表


ちょっと、比較してみる。


昨シーズンの第3クール終了時点の順位
順位表

昨シーズンの第3クール成績
順位表

今シーズンの第3クール成績
順位表

昨シーズンの第4クール成績
順位表


現在2位の福岡から6位の札幌まで、最終勝点に到達するのに必要な勝点の組合せは次のようになる。福岡がこのまま走って最終的な勝点が84点以上になると、山形以下のチームはどう頑張っても届かない。逆に、プレッシャーやらなにやらで思うように勝ちきれず、勝点18に留まった場合、甲府は勝点28を取れば逆転出来る。ただ、勝点28とは9勝1分1敗の成績を残さなければならず、とても難しい数字だ。

勝点表


昨シーズンの最終成績は次のようになるが、上の勝点組合せ表から判断しても、今シーズンは上位の勝点が少し下がりそうだ。最後まで混沌とするのか、それとも一気に飛び出すチームが現れるか・・・。今の段階ではどのチームにもチャンスがありそうだ。

順位表



第33節 予想と結果
第33節 予想と結果
※予想方法の詳細はこちら
流れを、読む
第33節 9/24(土) 福岡 2-2 甲府 博多球:8974人
福(29)山形(85)グラウシオ 甲(33)須藤(84)倉貫

悪い流れは断ち切れなかった。危険なゾーンに上がったボールに競り切れず、グラウシオに同点ヘッドを許してしまった・・・

後半39分、福岡の攻勢を耐えていた甲府がチャンスを掴み、倉貫の落ち着いたシュートで勝ち越しを決めた。第3クール、甲府はアウエーでの試合を3勝1分と負け知らずで戦い続けてきた。残された時間も少なく、逃げ切っての勝利を信じた。しかし、わずかその1分後の出来事だった。ロスタイムでこそなかったが、ここ数試合のホームゲーム同様、無念の同点劇で熱戦の幕は閉じた。

試合は予想通り、拮抗した展開で進んだ。前半20分過ぎまで甲府はボールポゼッションで上回り、スムーズな試合への入りをみせた。しかし、中盤でのパスミスや風の影響からか阿部のゴールキックがサイドラインを割るシーンが目立つ。前半29分、徐々にペースを掴んできた福岡が左サイドから攻める。福岡の古賀選手が放ったシュートを阿部が飛び出して弾くが、流れたボールをアライールの必死の戻りも届かず、ゴールに押し込まれてしまった。

アウエーでの先制点献上で旗色を悪くしたが、少しだけ幸運さも手伝ってその4分後に追いつく。左CKからのボールにゴール前の奈須が合わせるもバーを叩き、その跳ね返りを須藤がヘッドで押し込んだ。何やら反則の有無を審判が確認するシーンもあり、「取り消しかぁ?」とちょっとヒヤッとしたがゴールは認められ、早い時間で同点に追い着いた。

同点で折り返した後半は、福岡の選手の積極性が目立った。それでも福岡がやや前掛かりになったところを、藤田と倉貫の連係から勝ち越しゴールを奪った。しかし、その直後、DFライン前に入った右クロスに競り負け、ボールはPA内に上がって冒頭のシーンとなった。その後、克哉の惜しいシュートやあわや失点というピンチもあったが、試合は動かず引き分けとなった。

大木監督がこの試合後のインタビューで選手交代について述べている。選手交代をひとつの時間稼ぎ(この場合、「ロスタイムの時」と言う前置きがあると思われるが。)として捉えながら、前節ホーム水戸戦で選手交代を用いなかった事に言及している。ゲームの流れとしては、「そのままで良い」と言う判断であったようだ。

選手交代の手法は、それぞれの監督がそれぞれの判断で用いているものだろう。JEFユナイテッド市原・千葉の監督であり、代表級の選手を抱えずに、それでも毎年好成績を収める手腕が高く評価されている監督がいる。オシム監督である。そのコメントは時として哲学的であり、詩的であることから『オシム語録』と呼ばれている。

オシム監督はその中で、サッカーでは試合の流れを先に読むことが大事であり、いろいろな状況を想定し、素早くアクションを取る事の重要性を述べている。それは選手交代においても同じであり、状況に応じて選手交代を行わなければいけない、と言っている。さらに、選手を代えて点を取られれば監督が悪いことになるし、代えないで点を取られても監督が悪いことになる、と達観さを持って語っている。(JEFユナイテッド市原・千葉オフィシャルサイト|オシム監督語録参照)

また、今日のサンニチには次のような藤田のコメントが載せられている。
『勝ち越した時、あと5分あった。また何か起きそうな(嫌な)予感が当たってしまった』 選手はピッチの上で、ここ数試合の流れの中から何かを感じていた。心配性なアフォなサポ(ワタシの事)は、この福岡戦は感じる時間的余裕さえなかったが、前節の水戸戦では、1失点後、鳥栖戦の流れを思い出して嫌な予感を感じていた。

選手自身のプレーにより、試合の流れを変えることも可能である。また、それが出来る選手は素晴らしい選手であり、そうした選手がゴロゴロいれば、この上なく心強いがなかなかそうはいかない。しかし、交代枠3枚は平等に与えられた、流れを変え得る事が出来る権利である。せっかくの権利を使い切らないのは、やはり、もったいないと思うのだが・・・。もし、サブの選手に信頼が置けないのであれば、それはそれで悲しい話であり、また別の問題になる。

J’s GOALのインタビューの終わりに第4クールに向けての意気込みとして、「リアクションではなく、自分たちのサッカーをやって向かっていきたい」と大木監督は述べている。勇気を持って戦って欲しい、と強く思う。
第3クール、ラストゲーム
J’s GOALのプレビューやレポートは、試合の見所を予見したり結果について顧みる場合にとても参考になっている。とりわけ、古くからJ2の試合会場にも足を運び、貴重なJ2ウォッチャーとしてネット上で甲府の話題を取り上げてくれた江藤高志さん(コンフェデ杯のレポもとても良かった。)やサッカーオンラインマガジン2002world.comなどでも執筆されている中倉一志さんの記事は、分りやすくて読み応えもあり、「プロビンチャ」に対しての愛情も感じられて好感を持てるものが多い。

で、今回のJ’s GOALの福岡対甲府戦のプレビューは、その中倉氏によるものである。

氏、曰く、

『3位争いに照準を合わせるのではなく、あくまでも福岡に追いつき、追い越す気持ちが必要だ』

と言う事である。

まず、今日の勝利をもぎ取ろう。


最近4試合の成績


第33節 希望
第33節予想
※予想方法の詳細はこちら


順位表


第32節 予想と結果
第32節予想と結果
敗戦が意味する事
第32節 9/17(土) 甲府 2-2 水戸 小瀬:6362人
甲(47)須藤(75)太郎 水(84)ファビオ(89)永井

前半、引いてカウンター狙いの水戸に対して、甲府はよくボールを回して得点のチャンスを伺っていた。ただ、J’s GOALのレポにある通り、水戸は地味だが『出来ることを確実にやる守備』を徹底して、決定的な場面をなかなか作らせてくれない。

前半両チームとも無得点で、盛り上がりに欠ける試合を予感させたが、後半開始直後の須藤のゴールでその予感は嬉しい方にはずれた。
そして後半30分、草津戦以来、5試合ぶりに太郎がゴールを決める。鳥栖戦、札幌戦とホームでさっぱりしないゲームが続いていただけに、2点のリードで勝利への期待はますます膨らんだし、その時点では、確信めいたものが確かにあった。

しかし、試合終了のホイッスルが鳴るまでゲームはどうなるか分らない、とは良く聞くが、そうした展開を目の当たりにする事になった。僅か5分の間に2失点。しかも、ロスタイム、ラストプレーでのドロー。「J1の神様」が居るかどうかは知らないが、きっと甲府にお灸を据えたに違いない。貪欲に、持てる力をすべて使い、最善の方法で最後まで、相手を舐めずに戦ったかと。
チームもサポも・・・。

ひとつの敗戦や手痛い引き分け試合が意味する事は、その試合がシーズンのどの時期かで異なってくる。序盤であれば修正点を見つけ出す機会となり、チームの方向性を定めていく手立てのひとつになる。中盤であれば修正を重ねた改善策の是非を再確認して、チームの最終的な姿を固める機会となるだろう。何よりまだ、次がある。しかし、終盤においては、甘受しなければならないただの現実である。優勝がなくなる。2位がなくなる。3位がなくなる。・・・そして、順位が決定する。

逆に、勝ち続ければ楽しい現実を享受する事ができる。何れにしても、厳しかろうが楽しかろうが、一戦ごとに「次に・・・」と言う言葉が使えなくなる現実がやって来ているのは確かなようだ。

何があっても夢や希望を持ち得る限り、応援を続ける。それは、サポの仕事である。ただ、夢や希望の代わりに厳しい現実を受け入れなければならない事だってもちろんある。それはサッカーに限らず、どこにでもある話しだが、その時、何をもってその現実と折り合いをつけるか・・・。

「納得できるもの」がそこにあるか。「(チームは)やれるだけの事はすべてやったと思う。この結果を受け入れよう」と一人でも多くのサポに思って貰えるかどうか。
これは、監督や選手、チームの仕事じゃないだろうか。

ホームゴール裏
静かにデビューを待つゴール裏。
通路などスタンド回りの付帯施設も完成したようだ。
サイドスタンドの工事レポは今回で終了。
中秋の戦い
宵の内に姿を現していたお月さんは、今は雲間に隠れているが、白く輝き、暮れ行く街をけっこう明るく照らしていた。今夜は風も幾分冷気を含んでいるようで、ちょっと秋めいた感じがする。

今年の中秋の名月は、18日。
次節水戸戦は明後日。天気は今のところ大丈夫そうだ。

では、一句。

『 白星を 満たし抜け出せ! 夢戦(ゆめいくさ)』


最近4試合の成績

第32節 予想
第32節予想
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勝つぞ。 ホームや!
代替試合終了
山形対札幌の代替試合は、1-0で山形が勝利した。
膠着した状態でドローかと思われたが、試合終了間際、山形がゴールを奪って貴重な勝ち点3を手に入れた。甲府と山形が勝ち点で並んだが、得失点差で山形が3位、甲府が4位となった。札幌は前節から連敗となり、3位から5位へと後退した。

第3クールも残り2試合。上位チームの対戦相手は次のようになる。

□□   32節  33節
福岡  札幌(A) 甲府(H)
山形  鳥栖(A) 徳島(A)
甲府  水戸(H) 福岡(A)
札幌  福岡(H) 京都(A)

星の潰しあいや連続のアウエーなど、どの試合も予断を許さない、昇格に向けての重要な一戦となる。


順位表


第31節 予想と結果
第31節 予想と結果
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暫定3位に再浮上
第31節 9/10(土) 徳島 1-3 甲府 鳴門:4088人
徳(83)筒井 甲(53)藤田(62)克哉(67)杉山

昼に行われた札幌対鳥栖の試合は0-3で鳥栖が勝利した。札幌も混戦から抜け出す事が出来ず、甲府にとっては有難い展開となった。徳島戦は厳しい戦いになると覚悟しつつ、久し振りにTV画面に見入る。

前半5分、甲府が最初のチャンスを迎える。右サイドに流れた太郎にボールが入り、ヒールで藤田にパス。藤田のクロスに須藤が飛び込むが、合わせられずにオフサイド。前半15分には、片岡の左サイド突破からFK、CKを与えて最初のピンチを迎えるが、落ち着いた守備で守りきる。序盤の攻防が一段落すると、試合は徐々に甲府ペースになっていった。

前半19分、やや右サイドで得たFKを藤田が蹴る。距離が少しあったため、GKが何とか反応してCKに逃れる。なかなかの好セーブであるが、22分にはそのGKのミスキックから、太郎がゴール左側で切り返してシュートを放つが枠を捉えきれない。さらに37分、右サイドの克哉からのクロスに太郎が頭で合わせるが僅かに枠を外れる。

バレー不在により攻撃の形がどうなるものかと思われたが、チャンスは作れている。ボクシングに例えれば、重いパンチはないがジャブはヒットしている、といった状況か。一方徳島は、片岡が絡んだ左サイドから攻撃を仕掛けるが、単発なため怖さをそれ程感じさせない。試合はお互い無得点のまま、後半へ突入した。

後半に入ると、徳島に細かなミスが目立つようになり、中盤でボールを奪う機会が増え始めた。後半8分、遂に試合の均衡が破られる。左サイドを突破した太郎がクロスを入れる。故意か偶然かは分からないが、マイナス気味になったボールは必死の戻りをみせた徳島DF陣の背後を通過する。かっこうのスルーパス状態に二列目の藤田が飛び込み、ダイレクトでゴールに叩き込んだ。

待望の先取点に甲府の攻撃が活性化される。後半17分、PAやや外の中央から克哉が切り返しで相手DFを振りきりシュートを放つ。思い切り良く勝負したその勢いのまま、ボールはGKの手をかすめてサイドネットに突き刺さった。さらに22分、杉山と倉貫のワンツーから杉山が右サイドを抜け出してPA内に侵入する。GKのニアサイドへ強烈なシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。

僅か15分ほどの間に、一気に3得点を奪った。ボクシングに例えれば、右ストレート、左フック、右アッパーと連打が炸裂してKO寸前、といったところか。このまま完封出来れば得失点差も稼ぐ事が出来る。しかし、後半30分以降、甲府がやや引き気味になったところから徳島が意地を見せる。38分、度々繰り返された左サイドの突破から片岡にクロスをあげられる。ドンピシャのヘッドは阿部が足に当ててクリア。こぼれ球をシュートされるが再び阿部が懸命のクリア。しかし、再度こぼれたボールを遂に決められてしまった。

直後、倉貫から水さん、さらに3分後には杉山から山本へと交代する。今日の選手交代は、得点により息を吹き返しつつあった徳島の流れを断つ、効果的な交代になった。欲を言えば(結果論になるが)、失点する前の動きが鈍くなった時間帯に、積極的な交代があっても良かったかもしれない。アライールと青葉は及第点をあげても良い働きだった。

大きな一勝である。試合内容は順位通りの順当な結果とも言えるが、この混戦J2で順当に行かない事の方が多いのは、このブログの当たらぬ予想の通りである。昨シーズンのバロン移籍直後の大宮戦の圧勝を思い出すが、バロンは戻らないがバレーは戻ってくる。それまでに、小倉やオリベイラの復帰も待ち望まれる。バレーが戻ってきた時に、今シーズン最強の甲府の姿になっていれば、夢は本当に手の届くところまで来ているかも知れない。
今日は徳島戦
前回の徳島との対戦は、ホーム小瀬で5-0の圧勝という結果だった。5月末の第14節だから、3ヶ月半前になる。最近の徳島は、徐々にチーム状態を上向かせているようだ。勝ちきれないが、なかなか負けない粘り強い戦いを続けながら、第25節以降のホームでは3連勝を達成している。しかし、前節の草津戦では1対1の勝負で後手に回ってしまい、昇格組ダービーに敗れてしまった。

一方甲府は、ここへ来てバレー、池端と攻守の主力を相次いで怪我で欠く事になった。FW陣では小倉や光太郎までが怪我により別メニュー調整中との事だ。DF陣は前節、アライールの試運転が終了した。オリベイラも通常練習をこなし始めているようで、試合出場への期待が高まっている。意思の疎通に問題ない、ブラジル人コンビのセンターバックを見てみたい。

厳しい戦いが予想される。いずれにしても、選手にとっては 『気持ちこそが勝敗を決める最大の要因』 である事に間違いなさそうだが、『持ちえる戦力のバランスのなかで、いかにゲームプランを練るか』、監督の腕の見せ所でもある。

機を見て敏に、果敢に攻める。粘って粘って、沈毅に守る。


最近4試合の成績
札幌と山形は第26節~第30節の成績。

甲府のバイオリズム

徳島のバイオリズム
※バイオリズムの詳細はこちら

第31節 予想 (と言うよりは、ほとんど希望。)
第31節予想
※予想方法の詳細はこちら

第30節 暫定順位
順位表
札幌と山形の勝点等は暫定。 甲府の順位は、山形対札幌の代替試合で山形が敗れた場合は4位。それ以外の場合は5位。

第30節 予想と結果
第30節予想と結果
全員バレー
第30節 9/4(日) 甲府 0-1 札幌 小瀬:7753人
札(05)三原

ぎりぎりの小瀬到着だったので、既に第3駐車場は満車。一番遠いが帰りの出車が第4よりスムーズな第5駐車場に車を止めた。競技場へ急ぐ途中、ゲートの隙間から大勢の札幌サポが目に入る。開幕戦より多く詰め掛けていそうだ。競技場に入ってメインスタンドに目をやるが、駐車場の混雑から想像したほど観客席は埋まっていなかった。電光掲示板でメンバーを確認するが、当然ながら、藤田の名は無い。

試合は開始早々に動く。前半5分、池端のヘッドでのバックパスを岡田選手に奪われ、岡田選手のクロスを阿部が弾くが三原選手に拾われてシュート。札幌に先制点を与えてしまった。出鼻をくじかれる格好となったが、幸いにもまだ残された時間はタップリあった。とにかく、早い段階で追いつくことを願うが、意外な出来事が待ち構えていた。

前半11分、バレーが怪我のためにプレイ不可能となって須藤と交代。藤田不在のなか、バレーもピッチから姿を消し、甲府は攻撃の核を失ってしまった。

第21節、藤田が出場停止となった横浜戦ほど中盤の組立ては酷くないが、それでもなかなかシュートまでいけない。こうした展開を想定したことが無いのか、フィニッシュまでのイメージを共有した動きは無く、得点の気配を感じさせる事は無かった。守備では、久し振りにアライールが後半から出場した。相手FWの動きが鈍くなったこともあるが、破綻のない守備を見せた。ただ、試合終了後の挨拶に加わらなかったのは、直ぐに体のケアが必要だったからなのか。そうであれば、まだ体調は不十分と言うことになる。ちょっと、気になるところだ。

後半28分、倉貫と交代で久し振りに隼人が起用された。点を取るための投入のようだが、限られた時間のなか、連携も含めてそうした動きを感じる事は、残念ながら出来なかった。

この札幌戦を終盤に向けてのターニング・ポイントと位置付けたのには、いくつかの理由がある。ひとつは昇格を争う直接の相手であり、勝ち点差を広げられる事。また、前々節の鳥栖戦の悪いイメージを払拭する必要がある事。さらに、京都を除く6位以上のチームから全て勝利を得る事によって自信と勢いをもたらす事、などである。そして勝利という結果は、いくつかの修正点の改善によって達成される、ハズだった。

無心で応援しようと心では決めていたが、やはり、サポの本能はしっかり勝利をイメージしていた。そんな想いが強すぎたのか、この試合結果には本当にがっかりした。得点もなかったため、喜びを共有する機会も与えられなかった。第2クール最終戦の水戸に敗れた試合もがっかりしたが、札幌戦後は、やり場のない怒りと悲しみが襲って来て、しばらくボーっとしてしまった。

しかも、バレーの離脱という意外な形でのターニング・ポイントを迎える事になった。右膝内側の靭帯を損傷して、全治まで約1ヶ月との診断だ。
10月15日の仙台戦に間に合えば御の字と言ったところか。順調な回復と早期の復帰を願うばかりだ。

バレーは、がっしりした、いかつい体に似つかわしくない人懐っこそうな笑顔を見せる。気は優しくて力持ち、といった感じだ。以前、テレビで女子バレーボールの試合を中継していた。その試合終了後、「今日は、全員バレーによる勝利です!!」とアナウンサーが叫ぶ。「・・・全員バレー・・・」という言葉に、満面に笑みを浮かべてコートに立つ6人のバレーの姿を想像して、なにやら笑ってしまった事があった。

冗談ではなく、ここは本当に「全員バレー」である。枠が見えたら、シュートを打とう。相手のミスを誘うことだってあるはずだから・・・。バレーがピッチに戻るまで、みんなでバレーの分をカバーすればいい。運良く、福岡と山形は足踏みをしてくれた。まだまだ、これからだ。

「全員バレー」、そして・・・「全員甲府」。


メインスタンド試合が始まる頃にはメインスタンドも徐々に埋まり、今シーズン小瀬最高の観客数となった。ホーム試合の観客動員数が16試合目で十万人を越えた。昨シーズンと同じ試合数であるが、観客総数は二千人ほど少ない。平均観客数は6293人になった。
アウエー側バックスタンド札幌サポも大勢駆けつけた。チームの好調さと同様、応援も元気だった。昨シーズンの札幌のホーム平均観客数は9466人だったが、今シーズンはここまで一万一千人を越えている。やはり、成績が反映されている。昨シーズンの最下位が嘘のような躍進である。
ターニングポイント
今節のJ2は各地でダービーが行われる。九州、みちのく、神奈川、そして新加入チーム同士のダービーだが、どの対戦も白熱した戦いになりそうだ。特に、昇格レースにからむ九州ダービーとみちのくダービーの結果は気になるところである。

甲府はホームで札幌を迎え撃つ。前節、目前の勝利を逃してしまったので、昇格レースから脱落しないためには、この札幌戦が重要な試合となった。
3位をめぐる直接対決であり、終盤戦を占う意味でも大きな転換点である。
勝って踏み止まるか、敗れて後塵を拝するか・・・。

第3クールに入って、ここまで4勝2分1敗で勝ち点を14積み上げた。第2クール終盤での低迷を取り返しつつある。頑張っていると思う。しかし、競り合いを続ける札幌と山形も踏ん張っている。相手が20なら21、21なら22というように、一歩でも半歩でも前へ向かう勝利のメンタリティーを持ち続けなければ、このサバイバルゲームの勝者にはなり得ない。

明日は再び、藤田不在の試合となる。今日の山日新聞には「眼下の敵 撃破に総力」との見出しが躍る。総力とは何か・・・。交代枠の使い方、メンバー構成、小倉の処遇、システム、戦術、スカウティング等々、大木甲府の真価が問われる試合と言ったら言い過ぎだろうか。

甲府は挑戦者である。挑戦者が怖気づいていたら、勝機は訪れない。
勇気を持って、果敢に戦う。
勝負を賭ける場合、とても大切な事である。

明日は無心で応援する。気持ちを揺さ振られるような、まさにこれがエンターテイメントと言えるような、熱い試合を期待する。


最近4試合の成績
札幌と山形は第25節~第29節の成績。

第30節 予想
第30節予想
※予想方法の詳細はこちら

第29節 暫定順位
順位表
札幌と山形の勝点等は暫定。山形対札幌の代替試合がドローの場合、甲府が3位をキープ。どちらかが勝った場合、甲府は4位。

第29節 予想と結果
第29節予想と結果
天気はもったけど・・・
第29節 8/31(水) 甲府 1-1 鳥栖 小瀬:5008人
甲(40)藤田 鳥(89)高地

心配された雨も降らず、少しだけ蒸すが過ごし易い夜になって来た。
平日のナイトゲームなので、いつもより観客は少なめだ。それでも、バックスタンドはアウエー側を除いて、いつものように甲府サポで埋められている。

試合序盤は鳥栖のペースで進められた。前半7分、右サイドの高橋からのクロスを新居がスルーして逆サイドの長谷川がシュート。阿部がセーブして早々のピンチを防ぐ。前半中盤からは甲府がペースを握る。19分、バレーの浮かし球を相手DFがクリアミス。太郎がボレーシュートを放つがGKに阻まれる。跳ね返ったところを克哉がシュートするもGKがキャッチ。お互いに一度ずつの決定機を迎えたが、ゴールを割る事は出来なった。

しかし、前半40分、奈須のロングスローを相手DFがクリア。そのボールを藤田がダイレクトでミドルレンジからシュートを放つ。相手選手に当たってコースが変わり、GKの逆を突くような形でゴールとなった。良い時間帯での先取点。拮抗した展開のなか、前半をリードして折り返した。

後半になると、甲府がやや優勢に試合を進める。後半15分には、藤田が右サイドからクロスを上げる。バレーが頭で合わせるが、枠を捉える事は出来なかった。さらにその7分後、相手DFのミスから太郎、バレーと繋いでチャンスをつくるもノーゴール。なかなか2点目が遠い。前節同様、2点目が入れば一気に行けそうな気配がしていたのだが・・・。

一方鳥栖は、後半も半ばを過ぎると積極的な選手交代でフレッシュな選手をピッチに送り込む。運動量の増加だけでなく、チーム全体の積極性をも増加させるのか、最後まであきらめずにゴールを狙ってきた。後半38分、クリアボールを拾われて鳥栖の阿部がシュートを放つ。これは甲府の阿部が右手で弾いてCKに逃れた。そして後半44分、リスタートから左サイドに運ばれたボールを中央、右サイドへと展開されて絶好のクロスを入れられる。相手FWの頭上を越えたボールは、逆サイドにいたDF高地のヘッドでゴールに叩き込まれた。

勝利を目前にして、痛い同点弾を喫してしまった。ロスタイムに入って、甲府もあきらめずに攻撃するがゴールを奪えずドローとなった。締まったゲームだったが、守りは持ちこたえる事が出来なかった。何か打つ手は無かったのだろうか。おまけに、試合終了時に藤田が異議によりイエローカードをもらったようだ。(Jリーグ公式) 累積により、次節は出場停止である。4日の札幌戦は、再びチーム総力を試される試合となった。

アウエーゴール裏
ベンチが取り付けられ、完成間近なサイドスタンド。
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