コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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強敵だが・・・
首位を快走するガンバ。チームの地力が強力なうえ、好調をキープしている。4連勝中で、その間の失点が僅かに1点である事は特筆もの。15節の川崎戦(等々力)で負けてから、16節以降の9試合で7勝2分の負けなしが続いている。とにかく強い。

これまで、甲府はホーム小瀬で5勝3分2敗。10試合で勝点18。1試合あたりの勝点は1.8で、リーグ7番目の成績(アルウィンを含むと8番目)。総合順位の下半分でホーム成績の上半分に入っているのは、新潟と甲府だけである。
ホーム&アウエー成績表参照

明日はNHKのBSで生放送があるので、選手にとってもサポにとってもこれ以上のアピールの場はない。勝って「ホーム力」をさらにアップさせよう。とにかく・・・

万博お馴染みの段幕


最近4試合の成績


第25節 予想
第25節予想
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順位表


第24節 予想と結果
第24節予想と結果
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窮白鳥甲斐犬を噛む
第24節 9/24(日) 新潟 3-0 甲府 新潟ス:40,422人 晴 21.4℃ 47%
新(9)エジミウソン(58)鈴木慎(72)エジミウソン

今回は久し振りに遠征出来ず、テレビ観戦。楽しみにしていたビッグスワンだったが、都合がつかず残念ながら断念。3連勝をかけた試合の方も、残念ながら敗戦という結果に終わってしまった。

調子を落として3連敗中の新潟だったが、久し振りに戻ってきたホームでは負けられない気持ちが強かった。この記事のタイトル通り、追い詰められた白鳥に意地を見せつけられた一戦になった。そう言えば、「窮すれば通ず」なんて言葉もある。試合後には、後がない状況で何とか活路を見い出そうとした新潟に対して、どこかヌルイ感じの甲府といった印象が残った。

出場メンバー出場メンバー

甲府は前節の大宮戦と同じ先発メンバー。一方、新潟は田中をトップ下に置いてエジミウソンのワントップ気味の布陣。中盤を厚くする事と左右の甲府DF裏を臨機応変に突く事を狙ったようだ。

試合開始直後は甲府、しばらくして新潟がペースを握って一進一退の様相。甲府としては落ち着いた立ち上りだったが、9分、ビジュが不用意にボールを奪われてエジミウソンにゴールを決められた。直後、甲府も反撃。左サイド山本のクロスをファーの山崎が胸で落とし、藤田が強烈なシュートを放つ。GKが右手1本でこれを弾くとこぼれ球をバレーがシュート。これを再びGKがセーブ。テレビの前で腰を浮かせるほどの絶好のチャンスだったが、得点に結びつける事は出来なかった。

その後も、バレーのヘッドや山本の無回転FKが枠を捉えたがゴールにはならず。1失点は余計だったが新潟の攻撃も決定的なものは少なく、まず1点返すことさえ出来れば、逆に優位な試合展開に持ち込めそうな気配は漂っていた。後半開始早々には、左サイドの克哉からのグラウンダーのクロスを太郎が上手くトラップ。体を回転させてボールを前に運びながらシュートを放つが、これまたGKが好セーブ。決定的なチャンスを逃してしまった。

結局、しぶとく守った新潟が2点目を奪う。甲府右サイドからのカウンター攻撃のシュートを阿部が一度弾くが、こぼれ球を決められる。カウンターを受けたとは言え、ゴール前でのディフェンダーの密度の薄さは新潟とは対照的だった。この得点が試合の明暗を分けた。6分後に山本が2枚目の黄紙を受けて退場。数的不利になりながらも前掛りになり、裏を取られて3点目を失う。交代出場した矢野選手にもう少し落ち着きがあれば、あと2、3点失っても不思議じゃない危うい終盤の展開。大敗の危機は何とか避けられて試合終了。「苦手なオレンジ」の払拭は持ち越しになってしまった。

J1残留の目安とされる勝ち点数34(=試合数)まで、あと6。残留の可能性は大きいとは言え、まだ決まった訳ではない。終盤になればなるだけプレッシャーも大きくなってくる。降格圏内のチームに勝ち点差のアドバンテージがあるうちに逃げ切るのが得策だ。

サカダイとビージャン既に週の半ばなので、次の試合に向けて気持ちの切り替えも終わっているはず。対戦相手がどこであれ、もっと気迫が必要だ。本当に“窮鼠”になってからでは手遅れになってしまう。

雑誌に取り上げられたり、物語になって漫画になるのもこの舞台にいるからこそ。来月は5試合の内、4試合がホーム小瀬での開催になる。ここで一気に決めてしまおう。
油断大敵
J2での昨シーズン、3連勝出来たのは2回。ゴールデンウィーク中の横浜FC、福岡、草津戦と終盤に差し掛かった10月末からの徳島、鳥栖、湘南戦。前者は波に乗れなかった序盤の戦いから脱却する機会となり、後者は現在のチームカラーの源となる攻撃スタイルを確立しつつ、終盤の戦いに向けて徐々に自信を深めていく機会となった。共に、シーズンのなかでターニングポイントとなる戦いだった。

前節、オレンジ大宮を破って初の連勝を飾った。今回のオレンジ新潟に勝利した場合、上手くいけば10位に躍進できる可能性がある。まだまだ何が起こるか分からないリーグ戦なので、貪欲に勝ち点を狙って順位アップに挑戦しよう。中位に食い込めるかどうか瀬戸際の一戦になる。

調子を落としている新潟だが、ホームの大観衆の前で無様な試合は出来ないだろう。「窮白鳥甲斐犬を噛む」状態になるかも知れない。こちらはアルウィンでの屈辱を忘れずに、果敢に勝負を仕掛けて欲しい。チームの調子は上向きだが、油断だけは大敵だ。


最近4試合の成績


第24節 予想
第24節予想
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順位表


第23節 予想と結果
第23節予想と結果
雨降って地固まる
第23節 9/17(日) 甲府 3-2 大宮 小瀬:10,150人 曇 22.3℃ 79%
甲(39)バレー(51)バレー(73)宇留野 大(79)トニーニョ(89)吉原

強い勢力を持ち、九州地方を中心に大きな被害をもたらした台風13号だが、停滞気味にゆっくりと進んでくれたお陰で、この日の小瀬は試合中ほとんど雨の影響を受けなかった。力はありながらも、やはり停滞している中位チームのお陰で順位アップを狙える今節の甲府。「晴れ男」健在なれど、天気といい順位の状況といい、どちらもツキに恵まれた。

小瀬へ向かう途中、既にメインスタンドに到着していた友人から電話が入る。観客の入り具合を尋ねると、「サイドは空いているけど、まあまあかな」との返事。スタジアム入りしてスタンドを眺めると、そこそこの観客。雨を心配して客足が鈍り、一万人を切るかと予想していたが良い方に外れてくれた。オレンジ色の大宮サポもアウエーゴール裏に陣取っていた。RCサクセションのナンバーを使ったチアソングは、敵ながら気に入っている。

アウエーゴール裏

「雨上がりの夜空に」星は瞬いてはいなかったが、最後は「輝く夜空」になるかどうか。ちなみに、この友人ご家族の誰かが観戦した試合は、今季これまですべてが勝ち試合。試合前にうっかりオレンジジュースを飲み損なったが、何故かこの試合はイケそうな予感がしていた。

出場メンバー出場メンバー

甲府は前節同様にバレーを左サイドにおき、出場停止明けの克哉が左SHに入って山本が左SBに戻った。一方、大宮は小林大がベンチスタートになった。復帰が予想された藤本はベンチにも入らなかったが、土屋が復帰して先発メンバーに名を連ねた。

試合は立ち上りから甲府ペース。開始早々、山本の無回転FKが微妙に変化しながら枠を捉えるがGKの好守にゴールを阻まれる。前節以上に左サイドのバレーを積極的に使う意図が感じられ、特に、アライールからのロングフィードが効いた。前回対戦時の反省が活かされ、中盤以外から攻撃の起点を作ることで守備のリスクを抑えてゲームに安定感をもたらした。

バレーが相手DFを押し込むことで、相手中盤との間にスペースが生まれた。そのスペースを甲府の選手が前を向きながら使える事で攻撃は上手く噛み合った。バレーをはじめ、それぞれの選手の長所を活かすことが出来るフォーメーション。“今季最高の出来”を思わせる内容だったが、相手GKの初出場?とは思えない好守でなかなかゴールが奪えなかった。

得てしてこういう時は、カウンターを食らって失点することがままある。内容がいいだけに、それだけは勘弁をと思っていたら、そんな心配をよそに待望の先制ゴールが生まれた。アライールからのフィードに相手GKとDFが交錯してボールがこぼれたところをバレーがダイレクトシュートを決めた。偶然のミスに見えるが、意図を持った攻撃を続けたことで生じた相手のミス。ゴールは必然だった。

攻撃の起点をマルチにすること以外に、この試合で甲府の選手が徹底していたのが、相手ボールになった時の最初のボールホルダーに対してのプレス。多少遠い位置からでも、積極的にプレスを仕掛けた。その延長上といえるプレイがバレーの2点目。これも、決して相手の単純なミスからの得点とは言えない。当たり前だが、ミスを突けるかどうかが大事だ。

後半24分、大宮は橋本に替えて森田を投入。土屋も上げて前線に人数を掛ける大宮。しかし、28分、カウンター攻撃が威力を発揮して宇留野が3点目を決める。嬉しい勝利に結びつくゴールになった。相手に決定的なシーンは少なく、攻守のバランスが取れた100点満点に近い内容だった。

ところが、残り15分で安心したのか雲行きが怪しくなった。CKから1点を失い、ロスタイムには中央を突破されて最後は左サイドから吉原に決められた。人数は揃っていたがボールウォッチャーになってしまい、厳しい対応が出来なかった。カウンターから追加点のチャンスもあったが、押され始めた時間帯で相手のリズムにズルズル乗ってしまったところが拙かった。最後まで自分たちのペースを保ち続ける、そのための工夫と意識が必要のようだ。

課題は残ったが、大きな勝利を手に入れた。リーグ戦では初の連勝となり、順位は12位に上がった。星空にはならなかったが、小瀬の夜空は輝いて、友人ご家族の連勝記録はまたひとつ増えることになった。

選手を迎える甲府ゴール裏

試合終了後、ゴール裏に挨拶する甲府の選手たち。前節の東京戦、試合後にコアサポーターの前を素通りされたことで、一部サポーターから不満が噴出していたようだ。そんなこともあり、心なしか、いつもより丁寧だった気がする。“プロ”である以上、クラブや選手がファンサービスに心を配ることは必要だし、商業的に考えれば、顧客の満足度を高めることはクラブが成り立っていく上で大切なことだと思う。

ただ、顧客が何をもって満足するかは一様ではないし、クラブや選手が何をファンサービスと考えるかにも幅がある。また、ファンやサポーターがクラブや選手に“どこまで”求めることが出来るかも難しい。個人的には、試合内容にはこだわるが、挨拶の仕方までこだわりはない。もちろん、「共に勝利を喜びたい」心情は理解出来る。

ヴァンくんとVFQ一番大事なことは、サポーターはただ対価を求めるだけの“消費者”であってはならない、ということ。クラブに関わる有形無形のワンピース。甲府はクラブや選手との距離が近いクラブと言われているだけに、共に理解し合って、良い関係を築くことが大切。少しだけぎこちなさを感じた試合後のゴール裏の挨拶を見て、そんな感想を持った。

この日の応援の締めは、ヴァンくんとヴァンフォーレクイーンのおねえさん達。(いつもやっているのかな?) そして、ヴァンくんに合わせて声を上げる甲府クルヴァ。せっかくだから、「V・F・Q!・・・」なーんてコールがあってもいいと思うんだが・・・ダメかぁ?
三度目の正直
ここまで、甲府にとっては分が悪い「オレンジチーム」との対戦。そのひとつである大宮とは、今季2戦2敗。前回対戦の第14節、試合開始早々のバレーのゴールは“まぼろし”となり、調子上昇中だった大宮とまだ調子が上がりきらない甲府の勢いの差が、そのままスコアに表れてしまった。

ここ4試合の大宮は横浜FMに勝利したが、福岡に引き分け、川崎と浦和に敗れている。特に、DF土屋が戦線離脱した影響なのか、失点の多さが目立つ。チームの勢いは明らかに下降した。一方、甲府は前節の東京戦で、新たな攻撃の形が機能して結果を出した。ナビスコカップを含め、甲府が大宮からあげた得点はPKによる1点だけだが、、ゴールを奪うチャンスは大いにありそうだ。

バイオリズム

前回の対戦では、素早いカウンター攻撃から先制パンチを食らい、あっという間に主導権を握られた。サイドで起点となって活躍した久永が出場停止なのはラッキーだが、小林大、復帰予定の藤本には要注意。グラウは退団したが、新加入したアリソンはどんな選手か分らないのでちょっと不気味な存在だ。

そろそろ、連勝が欲しい。中位チームとの勝ち点差が詰まってきているだけに、ここで連勝出来ると一気に浮上する可能性もある。大宮を例に挙げれば、16節と17節で連勝して順位をグッと引き上げた。その後は大崩れさえしなければ、けっこう順位をキープ出来そうなので、こうしたチャンスをモノに出来るかどうかが、最終的な順位を左右するポイントになりそうだ。

チャンスはそう簡単にやって来ない。この機会を逃す手はない。
大胆かつ用心深く、勝ち点3をゲットしてくれ!


最近4試合の成績


第23節 予想
第23節予想
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秋の長雨
涼しい。いや、肌寒いくらい。
秋雨前線と台風の影響で先日から雨の日が続いている。あの暑かった日本平での清水戦が、もうだいぶ遠い日に思えてしまう。

夏の思い出


昨日の練習試合、宇留野や太郎も出場して順調な調整が出来ている模様。倉貫も復帰に向けて黙々とトレーニングを続けているようだし、怪我人が続々と戦列に戻ってくるのは嬉しい限りだ。

日曜日の大宮戦、ちょっと天気が心配だけど、ここは「晴れ男様」に期待しよう。「オレンジジュース」を飲み干して、ガツッと祝杯をあげたいね。


順位表


第22節 予想と結果
第22節予想と結果
第2回青赤ダービー
第22節 9/9(土) 東京 1-3 甲府 味スタ:21,382人 曇 27.5℃ 79%
東(47)ルーカス 甲(23)茂原(32/PK)バレー(38)バレー

前節の横浜戦で痛い敗戦を喫して15位に後退した甲府。この試合が終われば、リーグ戦は3分の2を終了する事になる。ついこの前に半分を折り返したと思っていたのだが、もう終盤戦へと突入する時期になってきた。

特に、今月の中位チームとの3試合は降格争いに巻き込まれるか、中位争いに(*^_^*)を出せるか、まさに「勝負月間」(by サンニチ新聞)の成否を左右するゲーム。前回ホームで1-3と敗れた対戦のリベンジもさることながら、これからの戦いに向けても大事な一戦と位置づけられた。

味の素スタジアムブラジルフェスタ
アウエーゴール裏の甲府サポ「ブラジルフェスタ」が開催された味の素スタジアム。メインゲートでは、ブラジル国旗が振られて雰囲気が醸し出されていた。場内ではサンバ隊の演奏が行われたが、やっぱりアウエー側には来なかった。それでも、立派な大型ビジョンに映し出される映像を見ながら楽しんだ。食い物は期待できないという忠告を守り、コンビニで仕入れた食料を持って席を定めた。

味スタは甲府から近いスタジアム。一番近いアウエーに、県内外から多くの甲府サポが詰め掛けた。出足は鈍く、試合前の選手アップ時には空席が目立ったが、キックオフ直前には埋まり始めた。応援バスは5台だったそうだが、それ以外の手段で駆けつけたサポも多く、おそらく、先日の日本平での清水戦を上回る甲府史上最大のアウエー動員数になったようだ。

ホームゴール裏とバックスタンド
出場メンバー出場メンバー

甲府はフォーメーションはそのままでメンバーと位置を変えてきた。連続出場中だった克哉を警告の累積で欠いた事もあり、新たな攻撃オプションが試された。FWは茂原を中央に置き、バレーを左サイドに置いた。山本を左SH、ここ数試合山本の位置だった左SBに井上を起用した。新布陣が威力を発揮するかどうか、つまらないミスで序盤にゲームを壊さないでくれと、期待と不安を胸にキックオフの笛を待った。

試合は序盤、東京ペースで進む。サイドを起点にして攻められ、前半18分にはビジュがたまらずに石川を倒して黄紙をもらう。押し込まれる展開のなか、甲府が徐々に反撃。23分、藤田の左CKが一度は弾かれたものの、高く上がったボールを右サイドから茂原がダイレクトでシュート。ボールは相手DFとGKの間をすり抜けたかのようにしてゴールネットを揺らした。

待望の先取点に沸き返る甲府ゴール裏。アウエーでは広島戦以来、4試合ぶりの先制ゴールとなった。ゴールで動きが良くなってきた甲府。32分、右サイドやや遠目からアライールのFK。PA内に蹴りこまれたボールに反応した山崎を藤山が倒したという判定でPKをゲット。現地では向こうサイドなので良く分らなかったが、これをバレーが落ち着いて決めて追加点を手に入れた。

前半での2得点も広島戦以来。これはホーム、アウエー含めて7試合ぶりとなった。ホームで2点のビハインドとなった東京は前掛りになって反撃を試みるが、甲府がここ数試合自らが喰らってきたカウンターを鏡に映したかのようなカウンターを見せる。林がボールを奪い、山本の絶妙なスルーパスを受けたバレーが左サイドを突破してシュート。逆サイドのサイドネットを揺らして3点目を決めた。前半終了間際の東京の反撃を凌いで、3点リードのまま前半を終えた。

しかし、後半開始直後に阿部とアライールとルーカスが交錯するなかでボールが甲府ゴール側に流れ、そのままルーカスに決められる。またしても連携ミスから失点を許した。時間がまだたっぷり残っているだけに、相手に勢いを持たれると怖い。が、甲府も果敢にゴールを目指す。ここで一気に受身にならなかったのが良かった。

リスク承知で前掛りになって攻める東京とカウンターを狙う甲府。どちらにも得点のチャンスはあったが決め切れない展開。特に、後半30分以降は東京の攻撃に防戦一方となった。ポストに助けられて、クリアで逃れる場面もあった。15分間で6本のシュートを浴びたが、枠を捉えるものが少なくて命拾い。なかなか時間が進まない4分のロスタイムを凌ぎ切り、アウエー3つ目の勝利を手に入れた。

点差以上にハードなゲームだった。相手の精度のなさに幸運さも手伝ったりと、「いい人東京」のおかげもあった。初めてCFの位置に入った茂原や前節の凡ミスの挽回を図ろうと山本が良い動きを見せれば、井上も最後まで粘り強い対応を見せるなど、メンバーと位置をいじった攻撃が機能した事、守備が1失点で守り切れた事がこの試合の結果をもたらしたが、最後はピッチに倒れこむまでの走りからも見えた勝利への気迫が、勝ち点3を手繰り寄せたように感じられた。

凱旋する甲府の選手たち勝利の瞬間、甲府ゴール裏では歓喜の叫びがこだました。そして4度目のハイタッチをかわした。この日の甲府ゴール裏は、ホーム小瀬を上回るほどの熱気を感じ取れた。決して蒸し暑かったからだけではなく、多くの人が立ち応援や声だしに参加し、屋根や2階席に反射して響く応援の声と試合展開がそれをさらに増幅していったように感じる。

ゲームの勝利と共に、この雰囲気がとても心地良いものだった。蒸し暑さで汗だくになった。その分、コンコースへ出た時の風が本当に気持ち良かった。アウエーでの勝利、やはり格別な味である。
サンバに合わせて踊りましょう
明日は第2回青赤ダービー。第1回青赤ダービーでは、東京サポは勝ち点3のご馳走に満ち足りず、あちこちで“イナゴ”ぶりを発揮して、甲府の著名店を食い漁っていったようだ。食材がなくなるまで食い尽くすとは、本当に凄まじい。

先日の日本代表対イエメン戦、あまりに酷いピッチ状態に驚いたが、明日の味スタは芝の全面張り替えが終わり、この甲府戦でお披露目になるそうだ。芝の根付き具合が気になるが、問題がなければ良好なピッチコンディションでの好ゲームが期待出来る。キックオフは、うっかり19:00だと思っていたら18:30。何やら「ブラジルフェスタ」というイベントがあり、ブラジル料理やブラジルビールの販売、サンバ隊の演奏などがあるらしい。

味スタは甲府から近いスタジアムなので、甲府サポも大勢駆けつけそうだ。甲府サポの食い意地は、どうだろう。普通ってとこかな?とにかく、ご馳走は何も要らない。何よりのご馳走である勝ち点3を頂こう。


最近4試合の成績


第22節 予想
第22節予想
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順位表


第21節 予想と結果
第21節予想と結果
気になる動き
現在10位以降のチームを対象に、中断前の第12節を基準(±0)にして、第13節から第21節までのバイオリズムを求めると下図のようになる。

バイオリズム

このバイオリズムは、「最近の4試合」の勝敗と、その4試合における得点と失点がその時点でのシーズン平均を上回るか、下回るかでチームの調子を判断するもの。当ブログオリジナルの「まゆつば理論」だが、甲府の好不調の様子は今更ではないまでも、他チームさんの様子を知るには便利である。(「まゆつば理論」の詳細はこちら

例えば名古屋。甲府に圧勝して勢い付いたが、このところ大量失点が続いて調子を下げてきている。一方、次節名古屋と対戦する広島は、中断前の好調を維持出来ずに調子を落としたが、ここ2試合は攻守ともに調子を上げて来ている。対照的な2チームだが、もし広島が勝てば、下位グループから抜け出す形になる。現在同じ勝ち点で並ぶ甲府は、うかうかしていられない。

もうひとつの注目はセレッソ大阪。前節の勝利で久し振りに最下位を脱出した。順位は低迷しているが、ここ数試合は得点が増え、失点が減ってきている。チーム状態は、だいぶ上向きになって来たようだ。広島にも言える事だが、もともとタレントも揃っている。甲府との勝ち点差はまだ開いているものの、やはり、うかうかしていられない。

よく見ると、新潟の下降っぷりも凄まじい。中断明けに一時は4位に躍り出たが、いつの間にやら12位まで後退した。アルウィンでの勝ちっぷりは何処へ?今月にはアウエーで対戦があるが、復調のきっかけ、なんて事にならないようにしなければ・・・

その他のチームは、甲府をはじめ、横ばい状態になっているチームが多い。どのチームが上昇気運をつかんで浮上する事が出来るか・・・ あっ、いや、そりゃ甲府でなきゃ困る。
チームデータの比較
昨日、富士北麓で行われたサテライトリーグの第4戦は、甲府が磐田を2-0で破って初白星をあげた。一部ユースメンバーが加わった磐田に対し、レギュラー、サブメンバー混成の甲府であったが、新加入のジョジマールが2得点をあげての完封ゲームだったようだ。

あいにく観戦は出来なかったが、甲府系各ブログなどのレポートにより、大まかな内容は知る事が出来た。ありがたい事だぁ。

話は変わって、今シーズンもJリーグ前半戦(J1:第17節まで、J2:第26節まで)のスタッツ・レポートが、J-STATS Opta事務局から発表されている。シュートやパス、タックルなどの数量や成功率といったデータ、プレーエリア、パス交換の本数など、チーム毎のスタッツを見ることが出来る。

チームデータ左のグラフは、昨シーズン(J2)の甲府のチームデータ。前半戦(第22節まで)のデータなので、昇格を決めたシーズン終盤のチーム状況とは、ちょっと違っているかも知れないが、ゴール、クロス、ドリブル・ランといった攻撃項目はリーグ平均(中央の八角形部分)を大きく上回り、タックル、クリアなどの守備項目は平均を下回っていた。
チームデータ左のグラフは、今シーズンの甲府のチームデータ。攻撃項目の内、クロスとパスは平均を上回っているが、シュート、ゴール、ドリブル・ランは平均以下である。順位的には、シュートが13位でゴールが15位、ドリブル・ランも15位。一方、タックル、クリア、インターセプトは平均を少し上回っていて、ちょっと予想外だった。ただ、これは数量を示すだけなので、積極的な守備機会からのものか、押し込まれた展開で止む無く発生した守備機会によるものかの判断は、他のデータを含めて総合的に判断しなければならないようだ。

例えば、この時点でリーグ最小失点の浦和の守備項目は、どれも大きく平均を上回っているが、2番目に失点が少ない清水の場合、タックル、インターセプトは共にリーグ最小数、クリアにしても8位と、そう多くない。別資料によると、ブロック数は5位なので、まあ多い方だが、いずれにしても、こうした守備項目では表れない、ポジショニングやマーキングなどの絶妙さで堅守を築いているようだ。

甲府の場合、昨シーズンとの比較では
・枠内シュート率:38.0%→39.9%
・パス成功率:72.5%→76.4%
・クロス成功率:21.6%→22.7%
・ドリブル・ラン成功率:73.6%→76.5%
と、各プレイの成功率が向上している。J1へ舞台を移したにも関わらずに数字を上げているのは、チーム、個人としてのスキルアップに成功していると言えそうだ。

以下に、甲府以外のチームのグラフを第17節終了時での順位で並べてみた。  (1位:浦和、2位:G大阪、3位:川崎、4位:鹿島・・・以下同様にZ形の順番) それぞれの項目において、全体的にバランスが取れているチームもあれば、偏っているチームもあり、また、攻撃においてもパス主体か、ドリブル突破が多いチームかなど、それぞれの特徴をよく表している。

チームデータチームデータ
チームデータチームデータ
チームデータチームデータ
チームデータチームデータ
チームデータチームデータ
チームデータチームデータ
チームデータチームデータ
チームデータチームデータ
チームデータこうして他チームと比較して見ると、甲府は結構バランスが良いように見えるなぁ。それでもやっぱり、シュート、ゴールの項目をググッーと伸ばして欲しい。攻撃陣、奮起せよ!
掛け違ったボタン
第21節 8/30(水) 横浜FM 3-0 甲府 三ツ沢:12,384人 雨のち曇 25.1℃ 74% 横(12)オウンゴール(32)田中隼(82)松田

今季の甲府は、リーグ戦では3試合連続して勝ち点をゲットした事がまだない。これまで3回あったその機会は度々つぶれ、特に新潟戦、名古屋戦と大敗するケースが目立つ。嫌な予感がしないでもないが、このところの三ツ沢では、あまり悪い思いをした事がない。相手が違うのは百も承知だが、密かに期待するところがあった。

4連戦、そして8月のラストゲーム。この試合後には、また10日ほどの中断に入る。区切りとなるゲームに勝って、気分良くニヤニヤしながら中断期間を過ごしたい。そんな思いを持ちながら甲府を出発し、都内で所用を済ませた後、急いで三ツ沢へ車を走らせた。

横浜サポで溢れる三ツ沢公園ドーナツ発祥の地は横浜?
昨季の横浜FC戦(第28節)、時期もちょうど同じ頃だったが、試合開始ギリギリに到着したために車を止める所がなくて右往左往してしまった。轍を踏まないように早目に到着。午後4時に臨時駐車場に飛び込むと、まだガラガラの状態だったが、ほどなく次々に車が入って来た。甲府からの応援バス2台は既に到着していた。第三京浜では本降りだった雨足は次第に弱まり、傘が要らないほどになっていった。

三ツ沢公園内はマリノスサポで溢れていた。横浜FC開催時とは違い、入場経路はホームとアウエーを区分。途中、「ドーナツ発祥の地・・・」の幟旗を発見。ドーナツの発祥地が横浜だと、初めて知る。ホントかな?ちょっと疑いながら、通路を急ぐ。アウエーゴール裏に着くと、ビジター自由席のチケット完売の割には甲府サポの密度は薄かった。一方の横浜側も、場外の人出の割にはメインスタンドは閑散としていた。

試合前の練習の時、ナイスシュートに歓声と拍手の甲府ゴール裏。そんな楽しみ方もピッチが近い専スタならではの事。既に陽は落ち、照明が灯っている。そして雨は上がって、キックオフの笛が鳴った。

試合開始前のスタジアム
出場メンバー出場メンバー

試合開始直後から、甲府は上々の動きを見せた。前線からのプレスが効いているのか、単純な相手のミスか、向こうサイドなので詳細は分からなかったが、相手ボールを高い位置で奪っては攻撃を仕掛けた。前半9分、克哉のミドルシュートがゴール左隅を捉えるがGKに弾かれる。「うん、いけそうだ」、期待が膨らんだ。しかし、まさに「好事魔多し」の展開が待っていた。

前半12分、相手GKのゴールキックを久保とビジュが競り合う。こぼれたボールが甲府PA内の左サイドへ転がる。直接ボールを取りに行った阿部とボールを追ってバックパスをした山本との連携が合わず、ボールは無人のゴールへ転がり込んだ。

「さわるな!」と阿部は叫んだ。「(阿部の声が)聞こえた時はもうボールを出していた。キーパーの位置を確認できていなかった」と山本。(サンニチ新聞より) ビデオを見てもこの言葉通り、山本がノールックでバックパスを蹴っているのが分かる。DFとして、不用意なプレイと言わざるを得ない。

思いがけない展開で1点ビハインドとなった。ところが28分、奥がこの日2枚目の黄紙で退場となり、甲府が数的有利な状況になる。しかし、甲府にとって皮肉なことにこれが裏目になる。より前掛りになったところ、カウンター攻撃を受ける。

甲府右サイドでアライールが久保にかわされる。久保への対応はビジュ。前線へ走りこんだ山瀬への対応に山本。林も戻って中央を固めるが、この時点で甲府左サイドはガラ空き。アライールが戻って人数は揃ったが、上がってきた上野がフリーで駆け上がった田中隼へパス。そしてシュートを決められる。上野をまったくフリーにしたのが痛かった。この場面、止められるとしたらここじゃないだろうか。

2点のビハインドながら、数的有利な状況は変わらない。1点さえ返せば、まだゲームはどうなるか分からないと思っていた。しかし、なかなかゴールを奪えない。後半、杉山の突破から右サイドをえぐって克哉のシュートに繋げた場面、克哉と茂原のワンツーから、やはり右サイドをえぐった克哉のクロスにバレーが合わせた場面は得点の可能性を感じさせた。

中央を厚く守る横浜に対してサイドをえぐる攻撃は効果的だったが、単発に終わってしまい、相手を脅かすことは出来なかった。攻め手を欠くとゲームは厳しい。後半27分には克哉を退場で欠き、さらに、アライールのハンドからPKを献上して差は3点に広がった。試合終了間際、茂原の枠を捉えたミドルシュートはGKの好守に阻まれてゴールならず。そして、ゲームは終了した。

夕陽が顔を覗かせた三ツ沢思いがけないオウンゴールから、歯車が狂い始めた。まるでボタンを掛け違えたかのように、最後までチグハグなゲームだった。取り外せない掛け違ったボタンをどうするか。場合によっては、ボタンごとシャツを引き裂くくらいの荒々しさがあってもいいと思う。どんな劣勢の中でも闘志を失わないことは、勝負事では大事なこと。それを教えてくれたのは、昨季の最終節を戦った選手のみんなだったはず。最後まで戦ったとは思うが、もう少し「強さ」を見せて欲しかった。

試合後の挨拶に、個人的には拍手もブーイングもしなかった。タオルマフラーを掲げて、次戦への奮起を促した。広島が勝ったことで15位に後退したが、ここからが頑張りどころ。大丈夫、陽はまた昇る。
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