コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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辛勝
天皇杯4回戦 11/5(日) 甲府 3-2 山形 小瀬:4,344人 晴 25.0℃ 32%
甲(40)ビジュ(63)須藤(83)須藤 山(21)宮沢(55)レアンドロ

秋深まる小瀬イチョウの葉がだいぶ黄色くなり、秋の深まりを感じさせる小瀬。カラっと晴れ渡り、ちょっと動けば汗ばむほどの天気。選手の動きには少し影響が出そうな暑さだが、絶好のサッカー観戦日和となった。それでも、スタンドはリーグ戦の盛況が嘘のようにガラガラだった。特に、メインスタンドの観客数は寂しく、天皇杯独特のマッタリ感が漂っていた。

逆光の中、アウエーゴール裏には山形サポの姿があった。昨シーズンの第41節以来、約一年ぶりの対戦となるが、その時よりも多くのサポが駆けつけているようだ。思い返せば、その試合は引き分けに終わった。その結果、自動昇格となる2位の座がなくなって3位の座すら厳しくなった。ところが、仙台の足踏みで命拾いして、次節の札幌戦から始まった昇格劇に繋がっていった。僅か一年前とは思えないほど、多くの出来事が行き交った。

山形サポ

アウエーゴール裏から「山形秋雄」コールが鳴り響く。気合の入った応援はJ1チームに引けを取らなかった。少ない人数でビッグフラッグまで揺らしていた。

出場メンバー出場メンバー

甲府はいつも通りのメンバー。山形は怪我で欠場の財前を除いて、現時点でのベストメンバー(らしい)。前半立ち上がりは一進一退の展開。徐々に山形の出足が勝り、甲府は中盤でボールを失ったり、DFからのビルドアップのボールを不用意に奪われるなどしてペースを掴めない。局面での詰めが甘く、流れは山形へ。前半21分、甲府左サイドの臼井のクロスをファーサイドの宮沢が合わせて山形が先制。27分、左サイドで突破を試みたバレーを止めにかかった小原に2枚目の黄紙が出て退場。山形はワントップに変更。甲府が数的有利な状況になるが、あまりアドヴァンテージを感じないほど山形の積極さが目立った。それでも、40分、右ショートコーナーから克哉のクロスにビジュがヘッドで合わせて同点。甲府が勢いを盛り返して、前半は1-1で終了。

前半終盤の流れから甲府がペースを掴むかと思ったが、後半になっても山形の積極さは変わらなかった。後半10分、甲府右サイドをレアンドロに突破されてゴールを決められる。しかし、失点すれば目が覚めるのか、18分、左サイドの茂原のクロスを宇留野がヘッドで折り返し、須藤がヘッドでゴールを奪って再度同点。同点をきっかけに徐々に甲府ペースになる。しかし、藤田のシュート、茂原のポスト直撃のシュートなどで再三ゴールに迫るがあと一歩及ばず。逆にカウンターからレアンドロにミドルシュートを打たれてヒヤリとするが、阿部の好セーブでピンチを逃れた。38分、左サイドの井上のオーバーラップからのクロスに須藤が飛び込む。ヘッドでゴールを決めてやっと勝ち越しに成功。残り時間を何とか守りきって辛勝。途中交代の須藤と井上が結果を出し、茂原を使ったサイドからの攻撃が功を奏した。

バックスタンドへ凱旋
ゴール裏へ凱旋

J1となり、J2との立ち位置の違いを無意識の中にも意識してしまうだろう天皇杯の初戦は確かに難しいと思う。承知はしているが、それでも二度続いた先行されては追いかける展開にイライラ。その理由は、「J1だからJ2のチームに負けてはならない」ということではなく、一人少ない相手に甲府のサッカーが出来ていなかったから。後半20分以降、相手の運動量が落ちたことでやっと数的有利さを活かすことが出来たが、それまでは運動量やスピード、攻守の切り替えの速さなどで山形を上回れなかった。

90分間を戦いきり、その結果として最後に勝利を手にした部分では文句なしだし、進歩の証しでもあると思うが、前節のセレッソ、この日の山形のようにモチベーションが高い相手に対して、予見を欠いて後手に回るような、半歩遅れるプレイが目立つ気がする。大木監督の言う「淀み」を解消するには、戦術的なことはもとより、失敗を恐れずチャレンジすることだと思う。精度とのバランスもあるが、相手が恐くないプレイでは攻撃にならない。いろいろ注文ばかり言ってすまないが・・・

とりあえず、天皇杯はひとつ駒を進める事が出来た。5回戦はリーグ戦終了後の12/9に開催される。それまではリーグ戦に集中して、「J1探検」のひとつを有終の美で締めくくって欲しい。遠足も「家に帰るまでが遠足」と言う。まだまだ、最後まで気が抜けない。
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