コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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倉貫、移籍
「札幌に始まり札幌で終わる」
天皇杯準々決勝が終わったあと、昨季のJ1昇格から今季のJ1残留までのひとつの「物語」が完結したかのような感慨にふけっていた。2シーズン、継続的かつピンポイントな補強による選手構成で結果を出したなか、バレーのチーム離脱が決まって来季のチームスタイルに何らかの軌道修正が必要になった。ただ、十分予想していた範囲内での出来事。慌てる事はない、そう思いながら忙殺の日々のなか噂を含めた補強話に耳を傾けながら過ごしていたら、大晦日の朝に衝撃的なニュースが飛び込んできた。

「倉貫主将が移籍へ -京都のオファー受諾- 」(サンニチ)

これは予期していなかったので本当に驚いた。昨日本人が意志を固め、クラブもこれを受け入れる見通しとのことだ。
以下、サンニチより抜粋。

-前略-
  倉貫は26日に京都から移籍の打診があった。「自分はあまり悩まないタイプだけれど、正直、今までで一番迷った」と言う。
 「サポーターの応援もありがたく思っているし、金銭的にも十分評価してくれている。選手、監督、スタッフとも信頼関係を築けている。甲府に何の不満もない」と考える一方、郷里に近いクラブでプレーする道も捨てきれなかった。
 滋賀県出身の倉貫は「実家に近い場所でプレーしたいというのが移籍を決めた一番の理由。(VF甲府で)7年間、やったし、これは本当に小さな要素だけど、環境を変えたいという気持ちもあった」と胸の内を語った。
-中略-
 京都はJ2へ降格したが「J2でもJ1でもサッカーをやることに変わりない」と前向きに受け止めている。「自分がここまで成長できたのはいろんな人に支えられたからこそ」と感謝し、「VF甲府はもっともっと強くなる。そのためにもサポーターのみなさんの力が必要。みんなで甲府のサッカーを盛り上げてもらいたい」とメッセージを残した。

クラブ存続の危機を知り、J1昇格劇の主役のひとりで今やチームの顔となった最古参の選手が甲府を去る事になった。数日前、倉貫への移籍オファーのニュースがサンニチに載った。あまり例を見ないことだったが、既に意志を固めつつある状況でこの発表の伏線だったのかもしれない。

いやー、残念。藤田、克哉と共に甲府に骨を埋めてくれる選手だと思っていただけにまったく残念だ。か弱くて頼りなかった選手が7年という歳月をかけて成長してきた姿は、そのままVF甲府の姿と重なる。使われない時期もあったが辛抱したようだ。何より、この2シーズンは頼り甲斐のある選手としてチームを牽引してくれた。怪我で棒に振った今シーズンだっただけに、来季こそJ1の舞台で大暴れして欲しいと思ったのだが・・・

J1残留を決め、さあ来季というこの時期に何故とも思うが、やはり、ありがとう、かな。選手としての年齢、将来への布石、地理的条件としての京都、甲府とは対戦のないJ2、邪推だが金銭、さまざまな条件が合致してしまった上での決断なのだろう。名もないクラブで頑張って、努力で得たデラシネとの決別だとしたら笑って送り出したい。やはり、ありがとう、だな。

さて、こうなりゃフロントには頑張って欲しい。出来得る最大限の戦力補強は不可欠だ。それでも来季の戦いは厳しさを増すだろう。でも、それはまたより大きな感動のための伏線だと考えている。山あり、谷あり、それもまた良し、逆境上等である。甲府サポーター、来季も頑張ろう。
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探検は続く!
やったぜ、甲府!!

バレーの退団&帰国で厳しい戦いになると予想された天皇杯川崎戦だったが、蓋を開けてみれば今季公式戦最多得点での勝利。チャンスを与えられた若き「秘密兵器」が驚きの結果を出し、待ちに待ったキャプテン・カズキが戻ってくると同時に1ゴール1アシストをあげた。甲府の10番藤田のFKが炸裂して、俺たちの須藤がきっちり仕上げのゴールを奪う。何より、バレー離脱によって忍び寄る不安を一掃するゲームになったことが大きい。

これ以上の展開はないだろうなぁ。生憎の天気だったけど、現地は盛り上がったに違いない。現地組の皆さん、応援お疲れ様&ありがとう。次の対戦相手は甲府からレンタル移籍したGK佐藤の独り舞台?で新潟を下した札幌。相手にとって不足はない。

一方、入れ替え戦は神戸が1-1で引き分けたがアウエーゴール方式でJ1復帰を決めた。神戸が先制点を奪ってから試合が動き出し、やっと入れ替え戦らしい緊迫感のあるゲームになった。福岡はエンジンを掛けるのが遅く、終盤の猛攻も実らなかった。これで、昨季一緒に昇格した2チームは一年でJ2へ戻ることになってしまった。来季、神戸とはJ1で初顔合わせとなる。試合後、チームに残って復帰に尽力した三浦淳の涙が印象的だった。


スタッツ

公式記録やネット、TVニュースなどの情報からの試合経過は以下の通り。

前半6分、中村の左CKからジュニーニョがヘッドでゴールを決めて川崎が先制。序盤は川崎ペースで進む。28分、1点を追う甲府は倉貫のポストプレイからフリーになったジョジマールが強烈なミドルシュート。これはGKに弾かれてコーナーキックになるが、克哉の右CKをジョジマールがヘッドで決めて同点に追い付く。35分、ペナルティエリアやや外側の中央でFKを得る。キッカー藤田の右足から放たれたボールは、壁を越えてから緩やかに落ちていくような軌跡を描いてゴール右下に吸い込まれた。その後も攻勢を掛けるが、得点にはならずに前半が終了。

逆転に成功した前半のシュート数は甲府7本、川崎4本。CK数は共に3本。FKは甲府19本、川崎10本。前半はやや甲府優勢の展開。しかし、後半立ち上がりは川崎のペース。黒津のループがポストを直撃したり、ジュニーニョのヘッドが阿部の正面を突く。雨足が強まって滑るピッチに両チーム共にミスが見られたが、後半18分、甲府に待望の追加点が生まれる。インターセプトから林がドリブル&パスで倉貫へ。倉貫は左サイドからPA内に侵入して怪我をした左足で豪快なシュート。怪我からの復帰初戦を自らのゴールで祝った。

続いて28分、右サイドでこぼれ球を拾った克哉から倉貫へ、倉貫からジョジマールへと少ない手数でパスを繋ぎ、フィニッシュもジョジマールがワンタッチでボレーシュート。川崎を突き離す4点目を決めた。33分、途中出場の鄭 大世(チョン・テセ)に中央から決められるが、39分、右サイドの茂原からのシュート気味のクロスにジョジマールに代わって出場した須藤がヘッドでゴールを決めて駄目押し。後半は川崎に9本のシュートを許すなど攻勢を掛けられたが、効果的な得点で主導権を渡さずに勝利。天皇杯で初のベスト8進出を決めた。
悲喜こもごものリーグ戦終了
甲府にとって初陣のJ1リーグ戦が終了した。シーズンを通しての順位変動は9位から15位。混沌としていた序盤の第3節と第6節で9位に浮上、アルウィンでの敗戦を機に14位に後退すると、以降はその前後を推移。しかし、アウエー東京戦の勝利で再浮上してからは11位をキープしながら一桁台を狙った。が、終盤での失速で最終的な順位は降格圏内ぎりぎりの15位に終着した。

しかし、開幕当初はダントツの降格候補だったことを考えれば、まず残留出来たことを喜びたい。一度も降格圏内である16位以下に沈むことなく、4試合を残す第30節で残留を確定。下位3チームと大きく勝ち点が離れていたために、胃を痛めるようなこともなくシーズンを通せた。

最終的には15位だが、賞金圏内である7位との勝ち点差は6点。近くて遠い位置かも知れないが、可能性がない位置でもなさそうだ。ただ、得失点差は-22と下から4番目の数字。結局、落ち着くべきところに落ち着いたと言えるのかも知れない。

出来たこと、出来なかったこと。成果と課題を整理して来季に繋げて欲しい。J2も嫌いではないが、やはり舞台は大きい方がいい。選手もやり残したことがあるだろうし、まだまだ成長出来るチームだと信じている。いつまでも、応援していて楽しいチームであって欲しいと心から思う。

最終節までもつれ込んだ優勝争いは浦和の初優勝で終わった。第32節の対戦で1失点に食い止めていれば、もう少し熾烈な優勝争いになったかなと意地悪く思っている。川崎が逆転で2位に浮上、来季のACL出場を決めた。また、残り6試合では甲府より下位にいた名古屋と広島の浮上ぶりには驚いた。終盤の成績がいかに重要で順位に直結するかを再認識。

最終節で甲府に引き分けた福岡は入れ替え戦にまわったが、セレッソは川崎に敗れてJ2への降格が決まった。関西勢がこの段階で2チームJ1の舞台から去った。一方、J2は先に優勝と昇格を決めた横浜FCに続いて、昨季入れ替え戦で甲府と戦った柏が見事に1シーズンでの復帰を果たした。来季の甲府との対戦は注目を浴びそうだ。入れ替え戦にまわった神戸は、第1戦で三浦淳を出場停止で欠くようだ。Jリーグでもっとも痺れるゲームの行方はどうなるだろうか。

今季J2初参戦の愛媛は9位でフィニッシュ。J1から3チームが降格したリーグで健闘。また、鳥栖が終盤に追い上げて4位に食い込んだ。甲府、横浜FCとJ2で最下位を経験したチームが2年連続でJ1昇格を果たしている。来季は鳥栖の躍進があるかも知れない。旧知のチームとの対戦は楽しみだ。そう言えば、横浜FCのサポがいつだか三ツ沢でこんなコールをしていた。
「へんなダンマク!へんなダンマク!オトコのマークがでか過ぎる!」
甲府サポは、
「褒め言葉!褒め言葉!」
とコールを返していたと記憶している。
のどかなJ2の光景だったが、来季はJ1の舞台でどんなやり取りがあるだろうか。

長くて短いリーグ戦が終わった。既に話題になっているが、これからは戦力外通告やら移籍話しやら、気を揉む季節がやって来る。粛々と受け入れなければならないことがあるかも知れない。が、まだ天皇杯でのゲームが残っている。有終の美を目指して、あとひと踏ん張り頑張ろう!


順位表


第34節 予想と結果
第34節予想と結果
原点回帰
第34節 12/2(土) 福岡 1-1 甲府 博多球:14,703人 曇 11.2℃ 40%
福(68)佐伯 甲(47)保坂

好天に恵まれた小瀬の開幕戦から始まったJ1での戦いは、博多の森球技場でのラストゲームを残すだけとなった。最終節を現地で応援したかったが、都合が付かずに遠征を断念。久し振りにテレビ録画観戦となった。

福岡サポのゲーフラ前日の予報では雨の心配もあった博多だが、テレビには陽が射すスタジアムが写っていた。どうやら、天気はもったようだ。ただ、風は思いのほか強いようで、横断幕やフラッグだけでなくピッチ上の選手のユニホームもはためいていた。

この試合に入れ替え戦出場を掛けるアビスパ。目の前の試合だけでなく、セレッソ対川崎の試合結果にも左右される厳しい状況のなか、必死に応援する福岡サポーターが映し出された。甲府サポーターもチラッと映し出されたが、全体の姿はハッキリ分からなかった。それでも、応援の声は良く聞こえてきた。

出場メンバー出場メンバー

甲府の先発メンバーは、左ひざ裏の違和感で大事をとった藤田に代わって保坂、前節精彩を欠いた鶴見に代えて林が起用された他は前節と同じメンバー。福岡は試合直前にアクシデントがあったようで、古賀に代わって薮田がオフェンシブハーフの位置に入った。

試合はいきなり甲府のピンチで始まる。開始直後、甲府左サイドから飯尾にクロスをあげられて薮田に飛び込まれるが杉山が間一髪でブロック。福岡が積極的な動きを見せてゲームはスタートした。しかし、徐々に甲府がボールをキープしていく。京都戦以来4試合ぶりに先発した林にボールが収まり、そこを起点にして攻撃を組み立てていく。が、相手のプレッシャーに加えて風の影響があるのか、どうもその先でボールが落ち着かない。ボールは回るが前に運べない状態に陥った。

ボールを失わないことだけに拘るような動きしか見せず、思い切った攻撃的な仕掛けが見られない。慎重さよりも果敢さを求められるエリアでの消極的な動きで自らのリズムを失っているようだ。恐怖心の薄れた相手は、より積極的な包囲網で甲府のボールをからみ取る。そして、甲府は2列目でボールを失い、カウンター攻撃を受けた。このところ好調で、こうした戦況のなかでボールを前に運べる藤田の欠場がなおさら痛い。

前半18分、甲府右サイドからホベルトがミドルシュートを放つ。ボールはゴールの隅を捉えたが阿部が好セーブを見せる。しかし、弾かれたボールはふわりと浮いてバーをかすめた。あと少しでゴールに吸い込まれそうなシーンにヒヤリ。さらにその後も危ないシーンが続いた。32分、リズムを掴めない試合展開がDFラインにまで影響したのか、アライールと津田の連携ミスから裏を取られる。ここはアライールが黄紙と引き換えに何とか止めた。

さらに、40分にはPAやや外でFKを与え、久藤のシュートにあわやの場面をつくられたが阿部のパンチングで逃れる。直後、やっと甲府が反撃。相手DFのクリアを拾った保坂が克哉に繋ぎ、克哉のミスっぽい縦パスが絶妙なスルーパスになる。山崎が良く反応してシュートを放つがGKに阻まれてゴールにはならなかった。結局、甲府が前半に放ったシュートはこの1本のみ。CKは1本も奪えなかった。絶不調だったアウエーでのガンバ戦同様、今季最低の出来と言えそうな内容で前半が終了した。

保坂の先制ゴール風下の影響もあったと思われる前半。悪いながらも無失点だったのは幸いだった。攻撃の建て直しに期待した後半。すると、早々にチャンスがやって来た。相手のミスからボールを奪い、左サイドの山本から入ったボールを克哉が浮かし球でバレーへ。バレーがヘッドでゴール前に落とすと前線で張っていた保坂が見事なボレーシュートを放ってゴールネットを揺らした。この試合2本目のシュートが貴重な先制点になった。

ところが、得点によって動きの良さを取り戻しかけた後半12分、アライールが2枚目の黄紙をもらって退場となる。前節に続いて、と言うよりここ4試合で3試合目となる数的不利な状況での試合になった。

福岡の同点弾試合の流れは再び福岡へ。23分、連続したCKからの攻撃でこぼれ球を佐伯にゴールへ叩き込まれる。虎の子の1点を守りきれず、遂に同点になってしまった。その後は両チームとも攻めきれず、シュートは福岡が放った1本だけで終わる。同時に進行していたセレッソの敗戦が濃厚だったせいか、福岡はがむしゃらに攻める訳でもなく、甲府も数的不利な状況では福岡の守備を崩し切れず、そのままゲームはドローで終了。福岡は入れ替え戦出場を決め、甲府は15位に後退してリーグ戦を終了した。

前後半合わせたシュート数は4本。アウエーでのガンバ戦の2本に次ぐ少なさで、奪ったCKも僅かに1本とゲーム内容の悪さを物語った。3連敗こそ逃れたものの不本意なゲームだった。モチベーションが高い福岡相手とは言え、甲府の消極的な攻撃が精神的重圧も感じていた福岡を助ける結果になったように見えた。果敢にトライする甲府のエンターテイメントサッカーは何処へ行ってしまったのだろう。今シーズン通しての成果は別にして、この試合に関してはちょっとがっかりだ。甲府のサッカーを取り戻し、天皇杯での奮起に期待したい。
たかが順位、されど順位
前節の結果により、J1では京都のJ2降格、J2では横浜FCの優勝とJ1昇格が決まった。明日はいよいよ今季の最終節。J1優勝、昇格と降格、入れ替え戦出場とすべての命運を決して大団円を迎える。

前節のホーム最終戦を勝利で飾れなかった甲府は、遠く博多の森で今季のラストゲームを迎える。相手は降格か入れ替え戦出場かの瀬戸際に立たされているアビスパ。アウエーはもとより、背水の陣で挑んでくる相手だけに厳しいゲームになりそうだ。昨季とは立場が入れ替わっての対戦だが、変に受身になることなく気迫を持って無心に戦って欲しい。

相手にとっても重要だが、甲府にとっても重要なゲーム。この一戦で最終的な順位が決まる。甲府にとって可能性がある順位は11位から15位まで。たかが順位だが、されど順位。この1年の頑張りや成長の証として、それなりの数字を残すことはとても大切なことなのだ。3連敗で終わってはマズイ。今季最高のパフォーマンスを見せて欲しい。ここまでの甲府をしっかり締めくくり、これからの甲府に繋げるために。


最近4試合の成績


第34節 予想
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順位表


第33節 予想と結果
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