コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告 | トラックバック(-) コメント(-)
激闘、惜敗
ナビスコ 準々決勝 第2戦 7/15(日) 川崎 4-2 甲府 国立:10,107人
曇/雨 23.6℃ 76% 川(29)(64)谷口x2(88)鄭(113)黒津 甲(12)(74)須藤x2

台風4号のせいで開催か延期かヤキモキさせられた第2戦。準備だけ整え、開催決定の知らせを確認して国立へ。中央本線特急が運休とのことだったので、帰りのことを考えて車でGO!既に、甲府を出発する時には薄日が差し始めていた。しかし、ヤツの速度は35km/h。どうやら追い着いてしまったようで、県境山間部ではぱらつく程度だった雨は、八王子を過ぎるとちょと強くなった。それでも、断続的なもので心配はなさそう。雨足の強さは次第に弱まった。

甲府ゴール裏
国立虹

時折小雨が舞う国立のアウエーゴール裏には、応援バス8台を含む多くの甲府サポが集結。ただ、キャパが大きいだけにそれを感じさせない。国立を満杯にするのは並大抵の事じゃないことを実感。8月の国立開催のホーム浦和戦は、良し悪しを別にしても、組織的な動員を掛けない限りアウエー状態になりそうだ。

試合開始前には虹が出現。虹と言えば、'05シーズンの京都での最終戦を思い出す。入れ替え戦進出を決めたあの時のような劇的な勝利を納められるか。先週の“短冊に願いを”ならぬ“虹に願いを”掛ける。「不信心なくせに都合が良すぎるな」と内心では思ったが、それでも願った。

出場メンバー出場メンバー

甲府の先発メンバーは第1戦と変わらず。一方、川崎は試合開始前に電光掲示板で発表されたものとは違い、久木野を左WGにした3トップでトップ下には谷口が入ったようだ。台風の影響でスタンドはもとより、ピッチ上でも強い風があることがコーナーフラッグから見て取れた。前半は甲府が風下。川崎のロングボール主体の攻撃とそれを弾き返す甲府といった展開。立ち上りから押し込まれたが、相手ミスから須藤が先制ゴール。頭だけじゃないと言わんばかりの一蹴でゴールネットが揺れる。その瞬間は甲府ゴール裏からもはっきりと確認することが出来た。

このゲームは2点取る事がトータルの勝利を得るための決め手。そう思っていただけに、幸先の良いスタートになった。が、このまま終わるとは思えない。案の定、執拗にロングボールを放り込む攻撃から、負傷を押して出場した谷口にゴールを許して同点。果敢な飛び出しからの積極的なシュートと勝負強さ。プレイスタイルは違えど、そのエッセンスは横浜F・マリノスユースで同期だった健太にも見習って欲しい動きだった。それにしても、何故、反町氏は谷口を使わないのだろう?

大味な展開になった前半だったが、風上に立った後半は立ち上りから甲府が攻勢。何本ものシュートが枠を捉え、須藤のヘッドは枠を外れたが攻撃に勢いが付いた。攻勢は続いたが、次第に攻め切らずにボールを前に運べない状況が生まれると、中盤でボールを失ってカウンター攻撃を受ける甲府の悪癖が顔を覗かせた。攻勢から一転して川崎の反撃を受けて失点。先に欲しかった2点目は川崎のものになった。

ただ、時間が残っていた事と風上だった事が幸いした。相手GKのキックは風の影響があったのか安定を欠き、ボールが押し戻され、相手DF陣の連携にも混乱が見えた。囲まれても体を張ったプレイからボールを繋ぎ始めると、再び甲府の時間帯になって須藤が同点ゴールを決める。待望の2点目。カップ戦ならではの醍醐味と甲府サポーターに勇気を与えるゴールだった。

一気に畳み掛ける甲府と守って反撃を狙う川崎。試合は益々白熱していった。第三者として見れれば、どんなに面白いゲームか・・・。ベスト4まで、残り時間は少しだった。しかし、逃げ切れるかと思った矢先、川崎に3点目を奪われる。これで2試合の勝敗、得失点差、アウエーゴール数の全てが同じとなり延長戦に突入したが、既に交代枠を使い切っていた甲府は攻撃の余力を残していなかった。延長戦で唯一の決定機を迎えた場面では、杉山のシュートは枠を大きく外れてしまった。

延長後半8分、大橋からのスルーパスを黒津に決められる。どちらも90分間の後半から投入されたフレッシュな選手。激しい消耗戦となっただけに、久野を使えていれば・・・という気がしないでもない。あと少しだった。本当にあと少しで結果を出せただけに、惜しい、悔しい敗戦になった。それでも、激しく息詰まる好ゲームだった。結果もだが、あと少しだったのは粘り強い守りと攻撃時のボールを前に運ぶ意識。結局、リーグ戦での課題がこの試合の勝敗を左右する局面でも表れた。この届かなかったあと一歩を糧に、リーグ戦では奮起して戦って欲しい。

凱旋ならず

郷里のチームを国立で応援したのは26年ぶり。あの時は韮崎の黄金時代だった。当時に比べ、電光掲示板や座席が新しくなり、背景の新宿の高層ビル群の数はだいぶ増えた。あの時と変わらなかったのは勝利に届かなかったこと、だけかな。次は是非、国立で笑いたい。
スポンサーサイト
須藤さまキラキラ
ナビスコ 準々決勝 第1戦 7/7(土) 甲府 3-2 川崎 小瀬:11,187人
曇 25.6℃ 62% 甲(5)(31)(89)須藤x3 川(26)OG(56)ジュニーニョ

七夕のナイトゲーム。クラブ初の決勝トーナメント進出を決め、ベスト4進出を懸けた大事な準々決勝第1戦。ホームで先勝して有利な状況でアウエーを戦いたいところ。そんな願いを叶えて欲しいと、甲府ゴール裏には短冊を吊るした七夕飾りがお目見えした。だが、考える事は相手も同じだったようで、よく見ると川崎ゴール裏にも同じような七夕飾りを見つけることが出来た。

甲府ゴール裏の七夕飾り
出場メンバー出場メンバー

川崎はアジアカップ日本代表メンバーに召集された中村と川島、負傷中のマギヌンが欠場。それでも、前線にジュニーニョと我那覇(最近は不調のようだが)、そしてテセと黒津が控える攻撃陣は脅威。一方、甲府は茂原と林を欠いた2試合を1勝1分と負けなしで戦い、特に、その2試合で1失点と守備の修正が効いている。アウエーゴール数も加味される大会規定だけに、勝利もだが失点を最小限に留めることも必要な試合となった。

先制は甲府。開始早々、克哉の積極的なシュートが相手選手とポストに弾かれ、こぼれたボールに須藤が合わせる。ボールに勢いはなかったが、相手GKはセーブのタイミングを合わせられず、足で弾いたボールはゴールに吸い込まれた。幸先の良い試合のスタートとなった。

前半の甲府は今までとちょっと違うと感じた。中盤でボールが不要に停滞することが少なく、攻撃にスピードがあった。ボールをシンプルに前に運ぶ意識が高く、オフサイドを取られる場面もあったが、積極的に相手DF裏に飛び出すプレイも見られた。緩急をつけた攻守のリズムで主導権を握り、安定した試合運び。さらに、相手DFは甲府の前線からのプレスにあたふたする場面が見られ、相手の不安定さもあって甲府が押し込む時間帯が続いた。

しかし、川崎が少ないチャンスをジュニーニョの個人技から活かした。右サイドから突破してグラウンダーのクロス。飛び込んだ谷口のシュートはポストに弾かれたが、そのボールを山本がクリアし切れずにオウンゴールを献上。クリアミスも痛いが、その前の谷口の飛び出しに対してマークが緩くなったところも痛かった。

振り出しに戻ったものの、甲府の攻守のリズムは崩れなかった。失点から5分後、井上のクロスに利き足は頭の須藤らしいヘッドでゴール。相手に主導権を渡さない展開となる貴重な追加点を奪った。川崎の攻撃にゴール前で混戦状態となり、入れ替え戦のゴール前でのFKを彷彿させるヒヤリとした場面もあったが、何とか守り切って前半が終了した。

山梨学院アルティーズによる応援パフォーマンスヴァンくんとふろん太君

前半の流れのまま、出来れば追加点を奪って3-1で終了出来れば次のアウエーが戦い易いと考えたが、そうは問屋が卸さなかった。混戦のなかからジュニーニョのゴールを許して同点。味方選手が密集してプレイが曖昧になってしまい、シュートのコースが誰かに当って変わってしまう不運もあった。コロコロとゴールに吸い込まれるボールを目の当たりにすることになったが、何故かこの試合のゴールは、須藤の2点目を除いてシュートらしいシュートではないものが多かった。

後半の川崎は、甲府の中盤に対してボールの奪い所の的を絞ったようだった。3本目くらいのパスに強烈にプレスを仕掛けてボールを奪う。甲府は前半ほど攻撃のリズムが作れなくなり、一進一退の展開に。それでも、今、甲府で一番観客を沸かすルーキー久野とジョジマールの投入で息を吹き返す。このままドローかと思われた試合終了間際、藤田のドリブル、克哉のグラウンダーのクロスから須藤がハットトリックとなるゴールを泥臭く決めて試合に決着をつけた。

これで、「J2時代の2004年8月11日の横浜FC戦以来、須藤がゴールを決めた試合は15戦連続で不敗」(サンニチ)になった。「こぼれ球の美学」(安間コーチ・サンニチ)を思い出した須藤の活躍で先勝して、準々決勝の前半戦が終了。次戦は負けて勝つには得失点差1で甲府得点2以上(延長戦を含む)の展開になったが、シンプルに勝つことのみを考える方が不器用な甲府には向いていそうだ。国立での試合がますます楽しみになってきた。

俺たちのスドー

この日のゴール裏は「輝く夜空」に続いて、ヴァンくんのパフォーマンスと一緒に童謡「七夕さま」の合唱となった。♪らららら、ら~ららら~・・・♪ 頭の中で歌詞を思い出そうとしたが、♪ささの葉サラサラ・・・、この後が出てこない。確かどこかで揺れていたような・・・。♪お星さまキラキラ・・・、やっぱりこの後の歌詞が出てこない。調べたら、最後は金銀砂子(すなご)だった。

金銀砂子とは金箔、銀箔の粉末で色紙やふすま紙、水引などに使われているものだそうだ。そう言われれば見たことはある。確かにキラキラしているなぁ。この試合の須藤もキラキラ輝いていた。決して金箔や銀箔のような派手さはないけれど、諦めずに真面目に頑張る姿は金銀に勝る立派な輝きを見せていた。そんな姿が報われたことが嬉しい。短冊の願いを天秤に掛けた神様は、この夜須藤に微笑んだ。
無情のオフサイド
第18節 6/30(土) 名古屋 1-1 甲府 瑞穂陸:10,264人 晴 32.5℃ 45%
名(29)ヨンセン 甲(68)須藤

前節、茂原と林を欠きながらもホームで連敗を止めた甲府。一方の名古屋は、ここ4試合を0勝1分3敗と勝ち星から遠ざかり、得点5・失点9と守備に精彩を欠いている状態。甲府としては、前節の流れに乗ってゲーム内容を上向かせ、結果を出したいところ。降格圏内のチームとの勝ち点差がないだけに、何とかアウエー2勝目をもぎ取り、勝ち点を上積み出来るようにと期待して瑞穂に乗り込んだ。

瑞穂陸上競技場

名古屋インターからR153経由で瑞穂に向かったが、これが失敗。途中、工事渋滞に捕まってしまい、にっちもさっちも行かない状態に。余裕を見込んでいたが、だいぶ時間をロスしてしまった。近隣の駐車場から駆足、早足でスタジアムへ。慌てて駆け込んだせいか昼食を取る気もせず、この暑さに倒れては洒落にならないので、水分だけ補給して甲府ゴール裏に合流。既にヘロヘロ。それにしても、とにかく暑かった。

甲府サポ
出場メンバー出場メンバー

甲府は3トップの左に國吉を起用。ルーキー勢としては初の先発となった。練習試合では好調さをアピールしていたようなので、前節の大分戦で結果を出した久野と同様に期待。他は大分戦と変わらず、アンカーに井上、CBに池端が引き続き起用された。一方、名古屋は杉本、ヨンセンの2トップに、この試合でJ通算100ゴールを狙う藤田がトップ下に入った。

キックオフ直後は名古屋ゴールに迫ったものの、井上と秋本のパス交換のミスからボールを奪われて決定的なピンチを迎えた。フリーになった本田のシュートがポストに弾かれて命拾い。相手中盤の出足が良く、プレスがきつく押し込まれた形だったが、ここでのミスは痛い。失点こそ免れて出鼻を挫かれずに済んだが、その後も攻守のリズムを掴めなかった。

前節のように時折両サイドや前線にボールを出すものの、味方のいないピッチに転がる場面が散見。國吉がボールを受けて仕掛ける場面もあったが、個人での突破に関してはまだ通用する部分は少なかった。もっとボールに絡んで欲しかったが、連携を含めていまひとつの印象。それでも、CKやFKを丁寧にこなしてキック精度の高さを垣間見せた。トップチームのなかで経験を積むことで、戦力になり得るものを感じさせた。

先制点は名古屋。何度か甲府右サイドを突破され、遂に渡邊のクロスをヨンセンにヘッドで合わせられゴールを許す。その前のドルブル突破がサイドラインを割ったように見えたがプレイは続行。その直後のゴールだった。先制後も名古屋の攻勢は続き、藤田にループシュートを打たれるが新が間一髪のところでボールをクリア。守備で粘りを見せて後半に繋がる展開になったが、攻撃は停滞した前半だった。

後半も序盤は名古屋ペースだったが、10分に國吉に代わって健太が投入され、前線でボールをキープ出来る状態になってから少しずつ攻撃にリズムが生まれた。相手中盤のプレスが緩くなり、セカンドボールを拾えて攻撃に厚みが増した。健太のクロスに藤田がボレー、楢崎が弾いたボールに須藤が反応するが大きくふかしてしまい決定的な同点機を逸する。しかし、その後の攻勢から得たCKを克哉がニアに蹴り込み、井上がヘッドで流してゴール前の混戦から須藤が同点ゴールを決めた。

逆転のムードはピッチ上もゴール裏も高まり、須藤や秋本のヘッドなど、あと少しでゴールといった惜しいシーンが続いた。そして、久野投入でさらに攻撃は勢い付き、久野の果敢な突破からのクロスに須藤がドンピシャリに合わせてゴールネットを揺らす。暑く厳しいゲームに終止符を打ったかと、最高の逆転劇に隣りの人と思わず抱き合ったがオフサイドの判定。瞬時、信じられずにそのままの姿で唖然とするしかなかった。

甲府ゴール裏

試合終了のホイッスルが鳴るまで、逆転を目指した戦いと応援が続いたが結果はドローに終わった。選手たちは茂原と林の不在を不安と感じさせない頑張りをみせた。井上は最初のミス以外はそつなく仕事をこなし、池端はこの試合でも身体能力を生かして守備に貢献した。試合後の挨拶時には、アイシングした足を引きずっていたが大丈夫だろうか。須藤のポストプレイも光っていた。酷暑のなか、後半の追い上げは素晴らしかった。が、勝ち切るためには一歩及ばなかった。

1失点に食い止めた守備はまだまだ危なっかしい場面もあるが、前節の完封と合わせて判断すれば粘り強くなって来た。あとは攻撃の部分。久野が前を向くだけで攻撃に活力が生まれるように、やはり前に仕掛けられることは重要。ポゼッションからの攻撃の工夫をこの中断期間に(と言ってもナビスコ決勝Tがあるが)練り上げて欲しい。ルーキーたちの活躍も楽しみだが、ばか者二人や控えに甘んじている選手にも期待。要は、皆に期待。後半戦は巻き返しを図ろう。

それにしても、とにかく暑かった。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。