コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告 | トラックバック(-) コメント(-)
意志あるところに道あり
第26節 9/22(土) 甲府 2-1 広島 小瀬:11,606人 曇 27.7℃ 61%
甲(56)増嶋(89)アルベルト 広(21)服部

二日経ってもまだ広島戦の余韻が残っている。
起死回生のゴール、そして勝利。
首の皮一枚で、自動残留への望みを繋いだ。

広島戦は、敗れれば自動残留の可能性が俄然低くなる一戦だった。
良くて入れ替え戦出場を掛けて大宮とのマッチレースになってしまう。
結果を求められた一戦で、確実に結果を出すことは簡単ではない。
そうした状況のなかで、果敢に戦ってもぎ取った勝利。
見る者に気迫が伝わる、感動的なゲームだった。

劇的逆転ゴールのアルベルト、追撃の狼煙となる同点ゴールを決めた増嶋。
そして、最後までゴールを死守した阿部。
誰もがこのところ出場機会に恵まれていなかった。
それだけに、その活躍はさらに輝きを増すものだった。

不退転の決意でこの試合に臨んだアルベルト。
その決意は90分間を通したプレーで見ることが出来た。
ゴール後、ゴール裏に駆け寄りうつ伏した姿は心を揺さぶった。
前日報道の「サポーターのために…」と言った言葉が重なった。

ヒーローインタビューでどんな言葉が返ってくるか聞きたかった。
しかし、既に他の選手の凱旋が始まっていたこともあり凱歌は止まない。
こんな時は、ヒーローの言葉を皆で共有してもいいんじゃないかな。
あとでテレビで見ると、支えてくれた奥さんに感謝の言葉を送っていた。

そう言えば、奥さんの来日時、オフィシャルのVF日記に写真が載せられていた。
ジュリアナさんという美人さんだった。
確かバレリーナだったと聞いた気がする。

優雅で華麗なバレエ。
しかし、優雅で華麗であるためにどれだけの下積みを必要とするか。
いくつものポワントを履き潰し、小さい頃からレッスンを繰り返す。
見た目の美しさを保ちつつ、必要なところにだけ筋肉を付けていく。
オーディションとステージを繰り返し、いくつものふるいに掛けられていく。
肉体の改造やトップになるまでの過程は、プロスポーツ選手に近いとも言える。
怪我との戦いもある。
オッチャンの不埒な妄想など受け付けない、厳しい世界である。

ジュリアナさんのキャリアは知る由もない。
が、多かれ少なかれそんな経験を持つが故の“内助の功”ではなかったかと、
勝手に推測している。
ゴール後の涙といい、内助の功といい、とても日本的なことのように感じたが、
大きな決意で物事に立ち向かうという思いの丈や愛するものを支えるということに、
洋の東西は関係ないと今更ながら教えられた。

アルベルト甲府ゴール裏


で、昨日は富士北麓にサテライトのゲームを見に行った。
広島戦のカードで次節の川崎戦は茂原と井上が出場停止。
リーグ戦終了まで、総力戦になることは必至だ。
そんな訳で、サブメンバーやベンチ外メンバーの出来やモチベーションが気になった。

しかし、濃霧と霧雨で視界が悪く、まともな観戦にはならなかった。
前半早々、霧の向こうから「入ったー!」と声が上がるが詳細はまったく分らず。
どうやら甲府がゴールを決めたようで、スタンドから半信半疑の拍手が起こる。
ハーフタイムに木村のゴールだと分った。
ゴールシーンを見れずに残念だったが、結果を出したことに好調さを窺える。
ぐんぐん成長して欲しい。

「それにしても、湘南のFWはでかいなあ~」と思ったら、外池の懐かしい姿。
梅田や柿本とツインタワーを組みながらフル出場。
あまりボールが集まらず、活躍とまではいかなかったが相変わらず頑張っていた。
いつも一生懸命なその姿に、心のなかでエールを送った。

実は健太の出来を一番見たかったのだが、ピッチにもベンチにもいなかった。
そう言えば、万代書店のトークショー・サイン会だったと帰ってきてから気付いた。
ラドンチッチを活かせるのは健太のクロスだと期待している。
しっかりアピールして、出場の機会を掴んで欲しい。
シーズン序盤での経験を活かすのは、今こそではないかと思っている。



さて、広島戦の勝利でひとまず目の前の窮地は凌いだ。
しかし、残留争いの正念場はこれから。
サポも含めた総力戦である。
勝ちたいという気持ち、勝たせたいという気持ちが大きいチームに結果が付いて来る気がする。

“意志あるところに道あり”
そんな言葉を思い出させた広島戦。
シーズン終了まで、その姿勢を維持しなければ意味がない。
頑張ろう、勝負はここからだ。
スポンサーサイト
まだ9試合ある
第25節 9/15(土) 清水 2-0 甲府 日本平:18,101人 晴 28.3℃ 77%
清(63)矢島(89)枝村

シャバの空気は美味い。

いや、もとい。
朝霧高原の空気は美味かった。

帰りに道の駅に寄る。
肌寒いくらいの冷気とともに夜霧がミストシャワーのように舞う。
日本平の西日に火照った体と混乱する頭を冷やすには丁度良かった。
自棄酒のお供にお決まりのタン・スモークとピリ辛の砂肝とウインナー。
空腹とも気付かず、試食に騙されてモツの煮込みの元まで買ってしまった。

暗闇のなか、黙々と車をかっ飛ばす。
途中、ラジオからサザンの懐かしい歌が流れてきた。
♪・・・情熱の重さは夜の凪 さまよう夏の日は陽炎
    遠く遠く離れゆくエボシライン ・・・♪

遠く遠く離れゆく残留ライン・・・。

自嘲気味に笑うと盆地の灯りが目に飛び込んできた。
精進湖線を甲府に下る際、一瞬だけ見える抜群の夜景。
希望の灯りはまだ灯るのか。
希望の轍はまだ続くのか。


日本平スタジアム



先日の足利工大とのTM、二本目のメンバーの出来が良かった。
相手チームの状態はさておき、だが。

アルベルトと木村のツートップのバランスがいい。
倒れなくなったアルベルトがクロスを上げたり、スルーパスを通したり。
技術を発揮してツートップの一角らしい多彩な攻撃をみせる。
腐らず練習を繰り返してきた成果を披露。
以前、ミニゲーム後、がむしゃらにシュート練習していた姿を思い出した。

プロらしい体になりつつある木村も良く反応。
FWらしく果敢にゴールを狙う姿勢がなかなか良かった。
トップ下に入った健太も前後左右にと動き回っていた。
ボール離れも早く、まるで牛若丸のような切れのある軽快な動き。
時折ドリブルを仕掛けるなど、これまであまり見られなかった動きも見せた。

右サイドに張り出した保坂の動きも良く、好機を演出。
逆サイドでは井上が惜しみなく上下動を繰り返していた。
1点しか取れなかった1本目とは違いゴールを量産。
何より、チーム全体に意図のある動きが感じられた。
いい時の甲府のサッカーそのものだった。

それに引き替え、一本目のメンバーの出来は悪かった。
同タイプの須藤とラドンチッチは、まだお互いの動きを探る状態。
ゴールへの道筋を共有できない攻撃は閉塞感が満ち溢れていた。
ボールも人の動きも停滞するサッカーで魅力なし。
フォーメーションを変えども悪癖は変わらない。
何より、チーム全体に意図のある動きが感じられなかった。
悪い時の甲府のサッカーそのものだった。

結局、清水戦はこのTMの姿そのものだった。

降格圏内にいる末期的サポーターらしくメンバーに口出しすれば、
ツートップはアルベルトと木村(orラドンチッチ)が先発。
須藤はスーパーサブ。
茂原に代えて健太、宇留野に代えて保坂。
山本に代えて井上を希望。
もう少しまともなゲームが出来そうだ。

残り9試合。
さあ、どうする。

“身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ”

スタイルがどうの、ブレるのブレないだの、そんなの関係ねえ。
無心にがむしゃらにやらなければ、窮地を脱する事は出来ないだろう。

頑張ろう、まだ9試合ある。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。