コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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変化の始まり
第4節 3/23(日) 甲府 2-2 福岡 小瀬:9,185人 曇 18.4℃ 32%
甲(0)ジョジマール(71)大西 福(3)大久保(61)タレイ

風にたなびくフラッグ福岡サポ

久し振りに躍動感のある甲府のサッカーを見ることが出来ました。
積極的にゴールを狙ったジョジマール、初出場かつ初先発ながら落ち着きと能力の高さを見せた吉田、前線で果敢に仕掛けたブルーノ、追撃に勢いをもたらして見事なアシストでゴールをお膳立てした途中出場の久野。
そして、同じく途中出場ながら同点弾で遂にノーゴールの呪縛を解いた大西。
技術的に荒削りであっても、それぞれが持ち味を発揮することによって生まれた活力は、これまでの停滞感を払拭するのに十分なものでした。

しかし、J's GOALのマッチレポートにはこんな記載がありました。
「・・・ただ、記者会見で甲府・安間貴義監督の言葉を聞くと、試合の印象に修正が必要なことも判った。記者席からはセンターバックが浮き球を頭で跳ね返すことが出来ないことに不満と不安を持っていたが、安間監督はブルーノの前線からの守備が不完全なことを覚悟して使っており、アンカーの林健太郎を含めて彼らはその負担に文句も言わずに耐えていた。また、吉田についても「ポジショニングにハチャメチャなところがある」と失点の遠因になったことを指摘した。彼らがストロングポイントを発揮したことは高く評価しながらも、「速い選手はどうしても印象に残る。成功しなくてもがむしゃらに行っているとよく見えるところもある」と、評価は単純ではない。」
確かにルーキーのプレイが失点の遠因になったかも知れません。
がむしゃらなプレイは、見た目にだけ積極的で良いプレイと映るのかも知れません。
それでも、そうしたプレイを織り交ぜることで確実に相手に圧力を与えていました。
「簡単な相手ではない」と思わせたのは、技術だけに頼った中途半端なプレイではなく、魂のこもったプレイだったのではないかと思わせるゲームでした。

甲府ゴール裏

技術より気持ち、などと精神論を前面に押し出すのは論理的ではありません。
それでも、開幕以降なかなか煮え切らないチーム状態を見ながら、あるひとつの言葉がずっと頭の中にありました。
降格が決まったあの日の日立台、柏ゴール裏でサポーターとの別れを惜しんでいた選手が、かってヒーローインタビューで発した台詞です。

「J1は技術を磨くところ、J2は魂を磨くところ」

J1を経験し、降格して再びJ2に戻り、開幕戦から波に乗れないチームを見るにつけ、その言葉は次第に説得力を増しながら心に染み入りました。
甲府のチーム状態をどことなく「仏作って魂入れず」と感じていたので尚更でした。
J1にいたチームという肩書きによって、無意識のうちに甲府の原点とも言える挑戦者としての気概を失いかけていたようにも思えます。
それは、応援する側にも言えることかも知れません。

開幕から4試合目にして、やっと戦いに挑む魂が注入されたこの日のゲーム。
残念ながら勝ち切ることは出来ず、小瀬も「小劇場」に止まりました。
ただ、連敗を避けたい福岡は手強く、その昇格争いのライバルになるかも知れない相手に不運なPKで勝ち越された状況から追いついたことはマイナスではないはず。
まだ勝利がない厳しい状況ですが、光明を見出せた試合であることは確かです。

ジョジのゲーフラ越しに挨拶する克哉・鶴田・臣

降格したチームが1年でJ1に復帰することの難しさを痛感するなかで、再昇格するための原動力は、がむしゃらさや泥臭さを持って挑戦する気持ちではないかと改めて感じています。
この試合が良い変化への始まりであって欲しい。
やっと前向きな言葉を使う気分になってきました。
勝負はこれからです。
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何かが足りない
第2節 3/16(日) 甲府 0-0 徳島 小瀬:9,687人 晴 19.6℃ 45%

開幕戦に続いて引き分け。
昨シーズンの終盤以降、勝利から遠ざかること既に7試合になりました。
今日の対戦相手だった徳島に昨季の天皇杯4回戦で延長の末に勝って以来、久しく勝ち切れない試合が続いています。
まるで、勝ち方を忘れてしまったかのようです。

その7試合のうち、ホーム小瀬での戦績は3分1敗。
特に、J2に舞台を移して迎えたシーズン序盤のホーム2連戦が連続ドロー。
チームに進化を求め、J1復帰への期待を膨らませた出鼻が挫かれました。
勝利に飢えた小瀬に鬱憤だけが溜まる結果になりました。

快晴の小瀬徳島サポ

少数精鋭の徳島サポがアウエーゴール裏に駆けつけた小瀬。
開幕戦と同じように好天に恵まれ、桜の開花が少し早まるのではないかと思わせるほどに気温が上昇しました。
しかし、絶好の観戦日和ながら観客数は一万人に届かず。
開幕戦の結果の影響があったかどうかは分かりませんが、約3,500人減という極端な数字は少し気になるところでした。

甲府ゴール裏

昨季天皇杯以来の対戦となる徳島。
ホームで迎えた開幕戦では横浜FC相手に0-2で敗れたものの、J's GOALのマッチレポートを読むと攻守においてチームの一体感をピッチ上で体現したとのこと。
特に攻撃陣が素早い攻撃から相手守備陣を翻弄。
新戦力のドゥンビアも機能したようで、横浜FCの個人能力に屈したものの内容は良かったようでした。

相手が攻撃的にくるならばアグレッシブな試合展開になるかと予想した試合前でしたが、思ったより両者ともに慎重な試合運びとなった前半。
徳島の攻撃がやや肩透かしな感もありましたが、山本臣が何度も果敢な守備でピンチの芽を摘んでいたのが目立ちました。
甲府の攻撃もあまり決定機を作るまでに至らず。
膠着した展開のまま前半は終了しました。

得点の気配を感じさせない前半でしたが、後半もそれに終始しました。
決定力云々以前の問題で、決定機を作りたくもまず相手を押し込めず。
後半、CKを一本も取れなかったことにそれは表れています。
後半終盤は逆に相手に押し込まれる展開になり、GK桜井や守備陣の踏ん張りで何とかドローで済んだといった試合になってしまいました。

守備に関してはJ2のレベルのなかで何とか機能していますが、攻撃の停滞がそのままチームの停滞になっているようです。
今に始まったことではありませんが、攻撃の緩急やゴールへ迫るスピードの不足に一段と拍車が掛かり、手詰り感が否めません。
戦術的にも、継続性の利点が活かされずに継続に拘ることによる疲弊感のようなものを感じています。

ゴールを奪うためのあくまで手段であるべきパスの繋ぎに汲々としている。
J2といえども、遅攻一辺倒では相手守備陣を崩すことは出来ないし、相手にミスを誘発させる脅威的な攻撃になりそうもありません。
フリーになるためにスペースを使い、無駄走りを含めて走って連動すること、速い攻撃を仕掛けること、一対一を怖がらずに勝負すること、そして90分間集中すること。
どれもがおろそかにされていると試合を見て感じます。

何かが足りないから勝てないことは確かです。
戦力の問題があるとは言え、昨季からの課題が修正されないままの現状。
すべてをリセットする必要はないにせよ、選手起用や戦術の見直しが必要な時期だと思います。
ひたむきさと躍動感を取り戻して欲しい。
ブーイングすら起こらない試合後が来ることのほうが恐ろしい。
スタートはブーイング
第1節 3/9(日) 甲府 1-1 岐阜 小瀬:13,211人 晴 15.1℃ 26%
甲(38)羽地 岐(66)小島

けやき通り青沼通り

小瀬スポーツ公園に至るけやき通りや街中に取り付けられた昇り旗が次々と新調され、気分も新たにJ1復帰をかけたシーズンがいよいよ始まりました。
ここ数年、好天に恵まれたホーム開幕戦。
今日も少し動けば汗ばむほどの陽気で、悪戯な風もない絶好のサッカー日和。
「どのくらいの観客が集まるだろうか」、そんな関心と共にいざ小瀬へ。

甲府ゴール裏

J2降格により減少するかと思われた観客数。
そんな心配は、今日のところはまったくの杞憂に終わりました。
無料駐車場は次々と満車になり、徐々に人で埋まっていくスタジアム。
いち早くホームゴール裏が満杯になり、次にバックスタンドが埋まり、キックオフ間近には、今季からホーム側エリアとなったアウエー側サイドスタンドの一部にも多くの観客が集まりました。

メインスタンドもそこそこ埋まり、最終的には13,211人。
昨季J1でのホーム開幕戦の11,791人を上回り、J2では過去2番目の入場者数。
アウエー側の入場者数を差し引けば、甲府側の観客数は昨季最終戦をも上回るほどでした。
J1を経験した賜物でもありますが、これからスタートする戦いへの期待の大きさを示していました。

ゴール裏の立ち応援の人数も昨季より増えたように見えました。
試合前のコールリーダーによる応援の呼び掛けが、ゴール裏だけでなくバックスタンドやメインスタンドにも行われたことは良い試みだと思いました。
さらに、これまでゴール裏だけだった青と赤のボードによるコレオグラフィも、アウエー側サイドスタンドを除くスタジアム全体に拡大。
様になって来た小瀬を誇らしげに眺めつつ、いよいよキックオフ。

バックスタンドメインスタンド

肝心の試合のほうは・・・。
立ち上り早々は積極さが見られたものの、次第にトーンダウン。
攻撃は攻め手を欠いてなかなか決定機を作れず。
守りは破綻こそなかったが相手の精度の低さとミスに助けられた場面もあり。
やはり、J1とJ2の大きな違いはミスの多さかなと感じます。

何とかセットプレイ(CK)から羽地のヘッドで先制点を奪うも低調な前半でした。
前半終了のホイッスルと同時に個人的にブーイング。
岐阜の選手の闘志に比べて、甲府の選手のプレイには厳しさがなく、生温さすら感じました。
後半に期待しての叱咤激励だったのですが・・・。

局地戦でも足元へのパスが目立ち、スペースへの動き出しや連動が見られず。
前にスペースがあっても足を止めるので、相手の守備網は崩れず、強引なパスは引っ掛かって通らず。
思ったよりプレスが厳しかったのを感じ取れなかったのか、判断が遅く、ボール離れが悪く、仕掛けないから相手のミスも引き出せず。
ルーズボールを競らない、セカンドボールを拾えない。
悪いところを上げれば切りがないほど、昨季をさらに劣化させたプレイの数々。

ボールも人も動く甲府のサッカーはいったいどこへ行ってしまったのか。
失点はそんな試合展開が呼び込んだもののようにも感じました。
失点後、慌てて攻勢に出ますが空回りでゴールを奪えず。
上手いプレイやおしゃれなプレイの前に、ちゃんと戦わないと勝てないことをまざまざと見せ付けられた試合でした。

バックスタンド、ホームゴール裏、メインスタンドとブーイングで選手を迎えた開幕戦。
勝利を逃したこともあるけど、ブーイングの理由はそれだけではない気がします。
チームは厳しさを持って戦いましたか?
次節には、勝利という結果を期待します。
開幕近付く
陽射しに少しばかり暖かさを感じる季節がやって来ました。
昨日は昨シーズンのリーグ最終戦以来の小瀬へ。
3ヵ月が長くもあり、あっという間でもあり。
いつもながら、不思議な時間の経過を感じるシーズン開幕前です。

待機列スタジアム

ジェフ千葉とのTMを見るため、11時過ぎに小瀬に到着。
既に入場待ちの待機列が、陸上競技場から体育館側まで伸びていました。
ちらほらとジェフサポーターの姿も。
どのチームのサポも、開幕が待ち遠しいのは同じようです。

久し振りのメインスタンド。
青々としたピッチが新鮮で、背景の山々の眺めも澄んでいます。
こうして見てみると、コンパクトながら我らがホームもなかなかのものです。
が、屋根はさておきオーロラビジョンがないのは残念なことです。

メインスタンド

午後1時のキックオフ間近になると、メインスタンドの八割ほどが埋まりました。
約4千人とのことでしたが、もっと大勢いるように見えました。
そんな観客から、試合前の練習に向かう選手に送られる拍手と声援。
自然にボルテージが上がってきました。

ウォーミングアップ

開幕を一週間後に控えた段階でのトレーニングマッチ。
注目した点は、新戦力の融合と昨シーズンの課題の解消の進み具合。
一試合だけで判断するのは早計ですが、方向性は垣間見られるはず。
キャンプでのTMがあちこちで評価を受けていただけに期待が高まりました。

スタメン、フォーメーション等は以下の通り。

----羽地----  (後半25分 宇留野→ジョジマール)
宇留野-----前田  (後半35分 前田→ブルーノ)
-藤田----大西-  (後半20分 大西→克哉)
---- 林 ----
井上-------新
-山本英--池端--
----桜井----  (後半 0分 桜井→鶴田)

サブ:鶴田、美尾、克哉、ジョジマール、ブルーノ

千葉は巻をワントップ気味にした4DF。
昨季第28節の小瀬でロスタイムに勝ち越し弾をきめた青木選手が、左サイドの前目に位置していました。
主力メンバーの多くが移籍したこともあり、走ってパスを繋げてという攻撃スタイルはあまり見られず、攻撃の怖さは薄らいでいました。
主力が抜けることの厳しさを感じます。

正午過ぎから風が強くなり、ピッチレベルでも影響がありそうでした。
ロングボールが風に流されたり、甲府のCKが極端に曲がってゴール枠を捉えたり。
ただ、この風の影響だけでなく、両チームともミスが目立つ序盤。
ボールがなかなか落ち着かない前半でした。

甲府の中盤は、状況に応じて藤田と林がドイスボランチになる場面もあり。
中盤を厚くした相手の2列目からの攻撃に対処していました。
前後のつるべの関係が多かった藤田と林のポジショニングが少し変化。
中から外へという組織的な守備は形を見せていました。

その分、大西が攻撃の役割を担って運動量豊富な動き。
甲府の背番号9が中盤を駆け回る見慣れぬ光景は、ちょっと奇妙でもあります。
前線との攻撃の繋がりはいまいちでしたが、前半終盤に魅せました。
右サイドの狭いスペースで前田、藤田、林、宇留野と絡んだ素早いパスワークからゴールに迫った場面では、思わずスタンドからどよめきと歓声が上がりました。

スピーディーで迫力ある攻撃でしたが、シュートまで至らず。
直後は相手の速い攻撃でピンチを招くなど、「相変わらず」な部分もありました。
継続によってチーム力を向上出来る可能性と、片方で課題克服がそう短期間にこなせるものではないことの両面を実感させるシーンでした。

後半10分過ぎの失点シーンもミス絡みから。
中盤でボールを失い、逆サイドに振られて折り返しを巻にヘッドで決められました。
千葉が見せた勝負どころでの速い攻撃と決定力。
後半、何度となく決定機を作るも決め切れなかった甲府にとって、結果的には勝負を決め切る強さとしたたかさを見せ付けられた格好になりました。

後半投入されたジョジマールとブルーノ。
ブルーノの突破からチャンスを作った場面もあり、楽しみな存在ですがどこまでやれるかは未知数です。
ブルーノよりも長い時間を与えられたジョジマールですが、スペースを突くのかパスを繋げるのか連携が不十分なプレイもありました。
前田の強烈ミドルシュートはお預け、美尾は出番なしと、新戦力の融合を実感することなく試合は0-1で終わりました。

どうやら、キャンプ中のTMに比べて出来は良くなかったようです。
以下は今朝のサンニチからの抜粋です。
「・・・簡単なパスミスからゲームの流れを失った。「お互いミスばかりでゲームが失速した」と安間監督。宮崎での練習マッチで繰り広げられた果敢なサイド攻撃は影を潜めたままだった。
(中略)後半、終始攻めながら、無得点に終わったが「あれだけフリーでシュートを打つシーンをつくれたのは事実だし、そこを決めきれなかったのも事実」と安間監督。プラス、マイナス両面を指摘した上で「今までやってきたことを続けていくだけ」と前を向いた。
「ミスでリズムが出ないとき、いかに自分たちでリズムを出すか。そういう意味ではいい練習になった」と安間監督は言った。」

積極的に仕掛けることを課題克服の方策と考え、宮崎で掴んだ手応え。
残念ながら昨日の小瀬では見ることが出来ませんでしたが、一週間後が本番。
開幕戦では、きっちり見せてくれるものと期待します。

昨日の小瀬、久し振りの観戦を誰しもが楽しんでいる雰囲気がありました。
多少イライラの試合展開でも、池端の果敢なオーバーラップと誰にも届きそうにない無人のスペースヘのスルーパスに歓声、ため息、そして笑い。
「小瀬っていいな」と思うと同時に、12月にはみんなで満面の笑顔でシーズンを終えたいなと心から思いました。
長いようであっという間のシーズンがいよいよ開幕。
さあ、J1へ戻りましょう!
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