コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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ともあれ連勝
第9節 4/26(土) 甲府 1-0 愛媛 小瀬:8,305人 雨 12.7℃ 70%
甲(56)ジョジマール

後半11分に奪った虎の子の1点を守り切って今シーズン初の連勝。
前節に広島を破って上位争いに踏み止まった流れを繋げることが出来ました。
ただ、内容的には辛勝。
勝ち切るゲーム運びが出来たとは言え、物足りなさを感じたゲームでした。

小雨降る小瀬

前節の広島戦、3DFに対して3FWというフォーメーション上の優位性が活きたのは、前線からのプレッシングとタイミングの早い攻撃を仕掛け続けたからでした。
それは相手のビルドアップを封じ込め、広島の中盤の底の選手をDFラインに近い位置まで下げることに成功。
あたかも前の3人で相手5人を拘束することになり、広島の中盤は間延びして攻撃の組立がままならない状態になりました。
逆に甲府は中盤を制圧し、遅攻を予想していた広島DFの意表を突くことにもなって2ゴールを奪い、見事な逆転で貴重な一勝を手に入れました。

特に、早いタイミングでの攻撃は意外でした。
甲府サポがそう思うのだから、広島の選手が面喰うのも当然。
開幕以来、まだまだ停滞感を拭えなかった攻撃がはっきりした形で修正。
相手DFを翻弄した効果的な攻撃が愛媛戦でも継続されることを期待しました。

一方、初対戦となる愛媛。
前節の仙台戦をTVで見る限り、攻撃の要は宮原と大木。
ボランチのポジションから両サイドにボールを散らして攻撃の起点となる宮原、前線でボールを受けてはFWながら攻め上がった回りの選手を活かすことも上手い大木は共にJ1を経験し、結果も出しているベテラン。
この二人を自由にしないことは元より、後半投入されるであろうスピードのある田中(天皇杯での活躍は記憶に新しい)も要注意な選手。
ただ、4人のDFラインは低く構えることが多く、ともすれば上がった宮原との間にスペースが生まれやすく、甲府からすれば速い攻守の切り替えからそのスペースを突いてサイドに展開することにより、多くのチャンスを掴むことが可能ではないかと予想。
また、4試合続けてセットプレイから失点している相手だけに、そこにもチャンスはありました。

しかし、期待と予想はまったく逆でした。
甲府DFライン裏にボールを放り込み、高い位置にボールを運んで攻撃の起点を作った愛媛。
試合序盤、サイドからの攻撃で相手をフリーにした場面は決定力の無さに助けられましたが、先制点を許せば試合展開はどうなっていたか分かりません。
さらに、愛媛は徐々にDFラインを高く保ってコンパクトな陣形を作ってきました。
甲府の中盤でのパスワークを警戒したのかも知れませんが、DFラインの裏を取る早いタイミングでの甲府の攻撃が徐々に少なくなっていった影響もありそうです。

宮原のマークについた藤田が下がり目になったことで甲府の攻撃の起点が低い位置になり、中盤の相手守備網に掛かってしまいサイド深くボールを運べず。
攻守は表裏一体とは言え、出来ればこの逆を甲府にやって欲しかった。
後半になって藤田が前目でプレイする機会が増えたものの、テンポの速い攻撃が少なかった点は残念です。

特に後半は宇留野をサイドで使えず、使われず。
唯一の得点シーンはサイドをえぐった早い攻撃が実を結んだものだっただけに、そうした攻撃の形を多く作り出すことが得点力アップに繋がるはず。
得点以外の決定機が山本臣のミドル、前半終了間際のCKから秋本と久野のヘッドとその後の一連の攻撃だけでは内容が乏し過ぎます。
(久野が切れ込んで打ったシュートは良かった<追記>)

凱旋

そうは言っても、ともあれ連勝。
徐々にチーム力は上向いて、勝ち切れるようになってきました。
特に、ジョジマールが結果を残してFWの柱として成長しているのはとても大きい。
ただ、それだけに頼っていては勝ち続けるにはおぼつか無い気がします。
守備は結果が出ているだけに、他のFWや2列目の選手がチャンスメークだけに終わらず、ゴールを狙える攻撃の厚みを増していくことこそ、甲府がもっと強くなるために必要な“脱皮”だと感じさせる一戦でした。

順位表

勝点、順位共に上位陣が徐々に射程圏内に。
ただ、1~3位チームは1試合少ない状況です。
第1クール、これらのチーム同士の直接対決が残っているとは言え、勝点は+3と考えたほうが良さそうです。
甲府は鳥栖、横浜、仙台戦を残しているだけに、上位に生き残るためには次の二戦で勝利が必須の状況です。
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連勝ならず
第7節 4/13(日) 湘南 1-0 甲府 平塚:5,652人 曇 10.3℃ 73%
湘(35)石原

前節の勝利を弾みにして勝点を奪い、チームに勢いをもたらしたい試合でした。
不可解な判定の代償と怪我で桜井と藤田が欠場となり、一抹の不安を感じながらも、こんな時だからこそ代わって出場する選手の奮起に期待。
しかし、急遽出番となったGK鶴田の一瞬の躊躇から手痛い失点。
1点のビハインドを追いかけて攻勢に出るも、相手の粘り強い守りを崩すだけの決め手を欠いてゴールを奪えず、湘南に逃げ切られて敗戦となりました。

甲府サポの待機列

甲府を出発する時には晴れ間がのぞいていた天気も次第に怪しげに。
雨こそ降らずにいてくれましたが、まるで冬へ逆戻りしたかのように冷え込みました。
平塚に到着すると、アウエーゲート前には既に長蛇の待機列。
J2では数少ない関東アウエーでもあり、オフィシャル・ツアーの3台を含む計5台の応援バス他、連勝の期待を胸に多くの甲府サポが集結しました。

甲府サポ

出場停止や怪我の影響で前節から一部先発メンバーを変更。
GKに鶴田、右SBに新、アンカーに林、右SHに大西が起用されました。
藤田不在の状況でどのように攻撃を組み立てるかに注目しましたが、中盤で停滞することは少なくなったものの、前半は単調な攻撃に終始しました。
美尾からのクロスがゴール前に何本か入っても、相手DFがしっかり準備出来ているタイミングのものがほとんどで決定機を作り出せず。
覚えている限りでは、前田のヘッドが唯一惜しいシーンでした。

一方、湘南は前評判通りにアジエルが攻撃の起点となりました。
サイドからの攻撃は深くえぐってくるパターンが多く、速さもあるだけにボールと相手FWを同時に捉えられない甲府DFは苦戦を強いられました。
アジエルと対峙した井上の守備がコースを切ってディレイというよりボール奪取を狙って飛び込む場面が度々あり、巧みにかわされてはアジエルをフリーにしました。
中央からの攻撃もPA付近でのダイヤゴナル・ランなど、甲府DFのマークをずらす工夫が多々。
アジエルと連動する湘南攻撃陣の動きにもスピードがあり、いわゆる“仕掛け”の意識に甲府とは対照的な統一感を感じました。
オフサイドに助けられなければ惨敗を喫するところでした。

甲府も後半、特に克哉投入後は攻撃が活性化。
サイドからの攻撃にしても切れ込む動きが加わったことにより、相手守備陣を慌てさせる場面が増えました。
あと一歩でゴールという場面は本当に惜しかった。
この攻撃が前半から仕掛けられていればと悔やまれます。
ブルーノは守備を固めた相手にあまり持ち味を発揮出来ませんでしたが、吉田の攻撃は短い出場時間のなかでも効いていました。
若手の活躍は喜ばしいことですが、代わって先発出場したベテラン、中堅の選手が精彩を欠いたことに不満が残りました。

連勝ならず。
混戦模様のリーグ戦序盤にあって、上位チームとの勝点差を縮めたかった一戦。
同時に、開幕戦から鬱積してきた勝ち切れないチーム状態を一気に払拭するチャンスでしたが、ものにすることは出来ませんでした。
複数の上位チームとの勝ち点差が広がり、上位進出に厳しさが増しました。

J1昇格を決めた’05シーズンもリーグ戦序盤は厳しい戦いでした。
それでも、3位チームまでの勝点差は最大で6。
(第8節終了時:3位湘南の勝点15、7位甲府の勝点9)
試合数がすべてのチームで同一でない今季の場合、単純な比較が難しい面もありますが、現在の順位表で見ると3位湘南までの勝点差は5。
仮に1試合少ない鳥栖と山形が共に勝った場合、山形が勝点13で3位に浮上してその差は6に開きます。

順位表

あくまで’05シーズンの甲府との比較ですが、これ以上差が開いてしまった場合、“マズイ状況”になる確率は高そうです。
’05シーズンは第9節以降を3連勝で飾り、上位進出への足掛かりとしました。
シーズンの1/6を終えたばかりですが、次節の広島戦を含め、愛媛、熊本、草津と続く以降の4試合で勝点を8以上取れるかどうかで今季の成績を占えそうです。
正念場であるとの認識が必要な連戦です。
今季初勝利
第6節 4/6(日) 甲府 3-2 C大阪 小瀬:10,389人 晴 19.8℃ 20%
甲(11)宇留野(36)(39)ジョジマールx2 C大(57)ジェルマーノ(89)カレカ

仕事の早い人がいますね。(こちら参照
どんなヤツかと調べようと思ったら、既に更新されていて驚きました。
でも、グッジョブです。
先程テレビ映像でも確認しましたが、その通りでした。

池端はカレカの転倒にまったく関与していませんね。
“プレイの雰囲気”だけで判定を下すようなら、職能を問われても仕方ありません。
百歩譲ったとして、結果はもしかしたらPKかも知れませんが、あくまで“池端の反則”として赤紙とPKの判定をしている訳ですから。
これでスペシャルレフェリーとは聞いて呆れます。
まさに「審判を辞めた方がいい」でしょう。

アウエーゴール裏甲府ゴール裏

キックオフ直後は甲府の積極的な動きが目立ちました。
今季初勝利への気迫を見せて、前に出る意識と速い攻撃が見られました。
しかし、次第に一進一退の展開に。
特に、甲府が先制点を奪った後も中盤の攻防はセレッソの方に分がありました。

甲府が相手に寄せればワンタッチ、ツータッチのパスワークでシンプルにかわされる。
単純なパス&ゴーでもスペースへの動き出しやフォローが速く、甲府のプレスはなかなか効かず。
そこを起点にサイドからの攻撃を許す場面が多々あり、決定機こそ少なかったもののイヤな感じがありました。
甲府の守備が相手の攻撃を遅延出来ず、数的有利な状況を作れずにいたことにも原因はありますが、精度を要し、手数とリスクを掛ける“クローズ”という手段を使わずとも、相手ゴールに迫れる方法はあるという見本のような中盤の組立でした。

それでも、先制点は大きかった。
相手のミスに乗じたものでしたが、戦列に復帰したばかりの宇留野が前線から労を惜しまずにプレスを掛けたことが実を結びました。
先制後もまだどちらが主導権を握るか分からなかっただけに、追加点を奪えたことも大きなものでした。
サイドで藤田との連携が合わずにボールを奪われた美尾が諦めずにボール奪取。
柔らかい足捌きからの丁寧なクロスがジョジマールにドンピシャ。
ボールを奪われたままプレイを止めてしまったなら「張り倒したい」と思いましたが、アシストという結果を残せて何より。
自信を持って調子を上げて欲しい。
’01シーズン第42節の仙台戦での美尾のゴールが脳裏に焼き付いている我が身としては、もっと出来る選手だと思っています。

そして、まさか勝ち越し点になるとは思わなかった3点目。
2点目から僅か3分後、カウンターから右サイドのタッチライン際ぎりぎりで前田が残したボールを山本臣が前線へフィード。
相手DFと競り合いながら長駆ゴール前に進んだジョジマールがボールをキープし、落ち着いてGKをかわしてゴール。
併走した宇留野が相手DFを抑えた形になったことにより、ジョジマールがフリーになれたように見えました。

前半を終わって3点のリード。
今日は何とかいけるのではないかとの思いが後半になって一気に反転しました。
池端がカレカを倒したとの判定でPK。
判定は不可解なものでしたが、後半早々から相手に押し込まれたことが際どいプレイの伏線になりました。
3点のビハインドなので風上を利用しながら後半開始直後から攻勢に出てくるであろう相手に対し、まともに受身に回ってしまったことが流れを変えたように思えます。
3点リードだろうが、10点リードだろうが、審判がクソだろうが、勝負どころで踏ん張れなければ完勝パターンもドロー寸前のゲームになってしまう。
「勝つ」とか「強い」っつーのは、そこでどんだけ頑張れるかということ。

薄氷を踏む思いの勝利。
30分近くを9人で戦わざるを得ない状況でよく守りました。
2得点もさることながら、90分間前線で頑張り続けて試合終了後にピッチに倒れ込んだジョジマールの活躍も見事でした。
それでも、タイムアップ直前の無人のゴールマウスに吸い込まれそうなボールを弾き返した克哉のスーパープレイがなければ、勝利はスルリと逃げてしまうところでした。
本当に紙一重でした。

ジョジマール

勝敗を左右するのは、ちょっとしたプレイの積み重ね。
甲府が奪ったどの得点も粘り強く諦めないプレイから生まれました。
最大のピンチを救った克哉のプレイもそうでした。
こうしたプレイが増えてくれば、チーム力も勝ち点も順位も自然に上昇してくると思わせるゲームでした。

それにしても、セレッソ戦は荒れることが多い。(これとかこれ

小瀬の桜
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