コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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連敗
第15節 5/21(水) 甲府 1-2 鳥栖 小瀬:8,705人 晴 19.8℃ 50%
甲(54)久野 鳥(18)(29)藤田x2

ホーム初黒星。
そして、第1クールは連敗にて終了。

小瀬


戦えど
戦えどなほ我チーム勝点増にならざり
ぢっと順位を見る

何もかも行末の事みゆるごとき
このかなしみは
拭ひあへずも


ってな感じです。

順位表


何とも哀しい夜である・・・。
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追撃の序章となるか
第12節 5/6(火) 甲府 2-1 横浜FC 小瀬:14,521人 晴 25.9℃ 29%
甲(14)久野(33)藤田 横(73)アンデルソン

試合開始直後から目まぐるしく攻守が入れ替わるハラハラドキドキの展開。
それでも、試合が落ち着きだすと甲府の積極的な動きが横浜FCを上回りました。
ここ数試合に比べれば、はるかにゴールの可能性を感じさせた90分間。
勝利はもとより、今後に期待を抱かせるだけの内容をもった面白いゲームでした。

アウエーゴール裏

ゴールデンウィークの最終日、五月晴れの小瀬に集まった観客は今季最多。
横浜FCサポは昨季の6割ほどでしたが、それでもJ1の2シーズンに引けを取らない甲府側観客で埋まった小瀬を見て、感心したり嬉しかったり。
一進一退の戦績のなか、前節の草津戦にアウエーながら約2,500人が駆け付けた姿を見て感じた「せっかく盛り上がったVF甲府への熱を冷めさせてはもったいない」という思い。
ゴールデンウィーク中に開催されたJ2のどこのスタジアムよりも多い観客数になった小瀬を見て、その思いは改めて強いものになりました。

そのためには、勝負へのこだわりを持って気迫をみなぎらせて戦うこと。
前々節に甲府が敗れた熊本をホームで5-0の大差で粉砕した横浜FCとはいえ、昨季J1での対戦は甲府の2勝、’05シーズンのJ2では2勝1分1敗。
メンバーが変われども相性の良い相手だし、横浜FCvs熊本戦をTVで見る限り、大差がついたのは熊本DF陣が途中から糸の切れた凧状態になってしまったため。
ハットトリックを決めたアンデルソンを自由にしなければ十分勝機があるゲーム、と踏んでいました。

が、いきなりピンチ。
お互いに挨拶交換とばかりにFKとCKでチャンスとピンチを一度ずつ作ったあと、もたついた守備を突かれて小野とアンデルソンが立て続けにシュート。
特に、失点すら覚悟した小野のシュートでしたが、ここは桜井がファインセーブ。
最近、キックの精度が開幕当初より落ちていることが気掛かりな桜井ですが、毎試合のように立ち上がりに招いてしまうピンチに体を張ってよく防いでいます。
気持ちのウォーミングアップが足りない他の選手に比べて、際立つ桜井の集中力。

その後も攻め込まれましたが、時間の経過とともに甲府ペースに。
前線の選手は流動的に動き、中盤の選手はすばやい動き出しでセカンドボールを拾い、DFラインは落ち着きを取り戻しました。
前からのプレッシングも効果を発揮して、人とボールを動かしてゴールへ迫る。
特に、ジョジマールに代わって久し振りに先発出場となった前田が、これまでとは見違えるような積極的な動きを見せました。

宇留野と共に縦横無尽にポジションを変えて獅子奮迅の活躍。
ちょっと古い例えですが、某知事の「どげんかせんといかん!」とばかりの気迫がプレイから伝わりました。
そうした動きが全体的な動きの良さを引き出したのか、中盤からの攻撃の組み立てにテンポがあり、低く構えていた横浜FCのDF陣をさらに押し込む展開に。
そして、攻撃の圧力から奪ったCKの混戦から待望の先取点。

録画で確認すると、前田のシュートがポストに弾かれ、ゴールライン上にあったボールを久野が押し込んだもの。
記録は久野のゴールですが、前田にも得点を分けてあげたいようなゴールでした。
そして、追加点は相手DFのクリアミスを拾った藤田の狙いすましたシュートから。
このところ惜しいシュートが決まらなかっただけに、これをきっかけにゲームメイクやアシストに甘んずることなくゴール量産を希望。

FWと2列目から奪った2つのゴールは混戦と相手ミスから。
綺麗に崩した形ではないものでしたが、ゴールに対する意欲を前面に押し出して攻め込んだからこそ生まれました。
明らかに、これまでのどの試合よりもダイナミックな攻守。
立ち上がりの不安定さを除けば、今季最高の出来だと言える前半の戦いでした。

これでダメ押し点を奪って完封できれば万々歳だったのですが・・・。
2-0で進行するゲームは次の1点が大事。
完勝か辛勝か、もしくはドローか逆転をくらってしまうかの境目。
後半も前半の流れのまま甲府ペースで試合は進むも、押し切るまでには至らず。
枠を捉えた前田のヘッドが相手GKのファインセーブに阻まれた他、何度かゴール前にボールが入るもゴールネットには納まらず無情に通り過ぎました。

両チームとも疲れが見え始めた後半中頃。
特に、前半から動きに動きまくった甲府の前線の足が鈍り始めました。
攻めるしかない横浜FCは、前に人数を掛けてDFラインを高めに設定。
ボールを回すが攻め切れずにいたところでパスをカットされてカウンター。
DFの連携の悪さからボールの処理を誤ったのが直接の原因となってアンデルソンにゴールを許しましたが、危険なニオイが十分漂っていた時間帯だっただけに、何か防げる方法はなかったものかと思える失点でした。

凱旋

1点差として畳み掛ける横浜FCと輪湖投入で前線が持ち直した甲府。
選手は意外に冷静だったりするのかも知れないけど、応援している方にはちょっとしんどいタイムアップまでの時間。
林の投入も効いて、最後は横浜FCのパワープレイによく耐えて試合終了。
少し課題を残したものの、この試合に見せた動きを続けられれば上位に食い込んでいけるのではないかと思わせるゲームでした。

順位表

上位チームより1試合多く消化しているが、広島が仙台に止められたために首位との差は縮まる結果になりました。
第1クールは残り2試合で共に上位チーム。
チャンス到来。
この試合が追撃開始の序章となるゲームだったと、シーズンオフに振り返りたい。
草津戦ハァハァ
第11節 5/3(土) 草津 0-0 甲府 正田スタ:6,4591人 晴 25.0℃ 61%

ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ、ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ。

あっ、ここは別に怪しいブログではないですよ。

ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ、ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ。

何か記号のようにも見えますな。
これで「ハァ」が42個。

ハァハァハァ。

これで「ハァ」が45個、とりあえず応援バス1台分のため息・・・。
2,500個も書く訳にはいかないので、悪フザケはこのへんで止めます。

・・・

心配されていた雨は開門前には完全に上がり、雲間からは初夏を思わせる強い陽が射し込んだ正田醤油スタジアム。
ファミリーJoinデイズということで、家族連れがイベントを楽しむ姿があちこちに。
そんな正田スタに応援バス7台をはじめ、約2,500人の甲府サポが駆けつけました。
関東圏内のアウエーで連休後半の初日ということもあってか、地元山梨だけでなく各地から多くのサポが集結しました。

メインスタンドの甲府サポ

いつもより、メインスタンド側の人数が多いように見えました。
バックスタンド・アウエー側の前売りチケットが甲府エリア拡大前に売り切れとなった際、慌ててメイン側のチケットを求めた人もいたんじゃないでしょうか。
甲府サポの出足の早さというより、アウエー側予定枚数の少なさに驚きました。
バックスタンドで応援に加わりたかった人が、心ならずメインに回ってしまったとすればちょっと残念ですが、何はともあれ、スタジアムの4割弱は甲府サポで埋まりました。

バックスタンドの甲府サポ

前節の熊本戦で痛い敗戦を喫し、勝利で上位浮上へのきっかけを掴みたい甲府と4試合連続ドローに終止符を打ち、ホームでの今季初勝利を目指した草津。
共に勝利が欲しい一戦は、攻める甲府に守る草津といった展開にほぼ終始。
甲府は90分間を通して攻め続けましたが、ゴールは遠かった。
結局、どちらのチームも望んでいなかったスコアレスドローでゲームは終わり、負けない試合数はそこそこながら勝ち星が増えない、似たり寄ったりの戦績になりました。

注目していた連動性の再構築。
現地で見た限り、愛媛戦や熊本戦よりも改善されたように見えました。
いつものように前線からプレッシングをサボらず、動き出しやムダ走りを含めた運動量も多く、プレイエリアの広さに関係なくボールを繋いで試合の大半を支配しました。
ただ、熊本戦の後半の続きを見ているようで、ベタ引きとは言わないまでも草津の慎重すぎるほどの守備意識でゴール前と両サイドを固められてゴールを奪えず。

放ったシュートは18本。
そのうち、2列目の藤田、美尾、FWの両翼である宇留野、久野で計12本。
もう少しでゴールになりそうな惜しいシュートもあり、フィニッシュの精度が高ければ、何てことない試合になっている可能性大でした。
フィニッシュの精度という永遠のテーマを除けば、やはり、ゴールを決めるには相手を崩す工夫とチャレンジがもっと必要でした。

一方、守備を固めた草津の攻撃は、特に前半は前線に放り込むだけだったので、余程のポカをしない限り、甲府が失点する気配はありませんでした。
後半は10番対10番のマッチアップが見られたように、島田選手が中盤に下がってゲームをつくったことで草津の攻撃がやや活性化。
それでも単発な攻撃だったため、試合全般を通しても松下選手のミドルと甲府DFの連携が合わずにヒヤリとした場面以外、甲府の守備は危なげないものでした。

松下選手のミドルシュートに対してはトラウマがありますからね。
’05シーズン、J1昇格争いの真っ只中にあった福岡とのホーム最終戦。
当時福岡に在籍していた松下選手に2発のミドルシュートを決められるなど大敗。
最終節で京都に勝てなければ、甲府の夢を絶った選手という肩書が付きました。

トラウマといえば、J's GOALのレポートを読むと「草津は前回、前々回のホーム戦で終盤に失点し悲劇を迎えたため、それがトラウマとなって攻撃の人数が揃わなかった」とありました。
試合を進める中で、「勝ちたい」という気持ちよりも「負けてはいけない」という気持ちのほうが上回り、リスクチャレンジが出来なかったのではないかと推察します。
草津のトラウマが守備を固めるほうに作用して、甲府の決定力のなさとも噛み合ってしまったゲーム。
甲府が攻め草津が守るという、ある意味動きのない構図が続いたことも、甲府にとってゴールを奪い難い状態だったと言えそうです。
そうした状況を打開出来る、ゴリゴリ押し込める選手がピッチに必要でした。

そして、リスクチャレンジという部分では甲府も出来なかった、と思っています。
ジョジマールが相手CB二人に抑え込まれました。
特に相手SBに守備力がある(または守備的になる)場合、甲府の両翼FWで相手CBをジョジマールのマークから剥がす動きを作ることは難しい。
もちろん、現段階でジョジマール自身にそうした能力があれば文句なしですが…。
宇留野が面白い動きを見せた場面もありましたが、3トップが機能している時間は少なく、相手は中央をがっちり守れる状態になっていました。

素人考えですが、臨機応変に2トップ状態をつくり、相手CB二人の距離を離れさせて中央の守備を薄くする、とか出来ないものでしょうか。
一人は1.5列目の中央に下がる訳ですから、相手CBにとっても気が抜けません。
前が少しでも空けば、もしかしたらミドルも枠に飛ぶかも知れません。
もちろん、その時は相手SBも自由になるので攻め上がりを許し、リスクを負うことにもなりますが、虎穴に入らずんば虎児を得ず。
攻め続けながらもゴールを奪えなかった状況では、淡白に同じ攻撃を繰り返すだけでなく、そんなチャレンジを見たかった。

そして選手交代。
膠着しながらも攻めていた流れを変えたくなかったのか、使ったカードは2枚。
久野 → 羽地、輪湖 → 吉田。
戦術的な交代でもなかったし、何がなんでも「勝ちたい」という意志を感じさせるものではありませんでした。
連敗が許されない「負けてはいけない」状況ではありましたが・・・。

久野に代わってサイドで前でも使える吉田を投入してとにかくPA内に仕掛けさせ、終盤になってゴールに絡む動きより攻守のバランスを取るようになった藤田をアンカーに下げ、元気な克哉を投入(山本臣をアウトする輪湖の位置へ移動)して相手をかく乱、やっぱり真ん中な選手の羽地とジョジマールを交代して、秋本オンリーのセットプレイにもうひとつのオプションを追加することになる高さ勝負を仕掛けるとか。

最初のJ1昇格時、失うものは何もない「負けて元々」の境地で無欲から生まれたリスクチャレンジは、昇格への大きな推進力になりました。
それを大きく意識することなく出来たあの時とJ1から降格したことが「負けてはいけない」というトラウマになりやすい今との違いは明らかです。
だからこそ、降格チームが突破しなければならない壁なのかなと。
今こそ意識して“リスクチャレンジ”しなければならない時期だと感じた試合でした。

順位表

チームには更なる進化を期待します。
そして、フロントにもそろそろ選手補強の動きが欲しいですね。
半月ほど前、日本経済新聞朝刊のスポーツ面に載った「クラブは苦痛を売る」(フットボールの熱源)というコラムがネットでも紹介されていましたが、サポーターとクラブについて、なかなか言い得て妙でした。
甲府のフロントは「アメとムチ」の使い方が上手いと思いますが、最近は「ムチ」のほうが多いですね。
あまり「ムチ」ばかりでは「ハァハァ」出来ませんので、そろそろ「アメ」をください。

次節は明後日。
連戦の最後をため息ではない「ハァハァ」で飾れるように全力で応援します。
明日は草津戦
今年のゴールデンウィークは晴天が続くとの予報でしたが、今のところ、明日の敷島(正田醤油スタジアム)の天気予報は雨のち曇。
新緑目映い好天の下で試合を満喫したいので、何とか回復して欲しいものです。
その草津戦、危うくチケット難民になるところでしたが、バックスタンド半分を甲府側に開放してくれたおかげでチケットを確保することが出来ました。
まだ空席があるようですが、多くの甲府サポが敵地に集結しそうです。

ところで、前節の熊本戦。
今季からJ2リーグに参戦した熊本の引立て役になってしまいました。
熊本にしてみれば、先制、逆転、そして後半途中から一人少ない状況になりながら逃げ切りと盛り沢山の内容を元J1のチーム相手に演じた訳ですから、熊本サポは大いに盛り上がったに違いありません。
甲府にしてみれば、勝てば一気に上位へ浮上出来るチャンスだっただけに痛い敗戦となりました。

初夏を思わせる暑さと中二日で遠方アウエーというハードな日程、もしくは、今季初の連勝を成し遂げ、上向きかけた戦績に安堵感を感じ過ぎてしまったのか。
いずれにしても、敗因のひとつは集中力の欠如(特に、FKから奪われた1失点目)であることがTV画面からも伝わってきました。
また、ジョジマールが前半早々に痛んだことによる影響があったのか、それ以降精彩を欠いて攻撃全般が単調、不調になりました。
愛媛戦後に懸念していた攻撃の厚みの無さを露呈する結果になりました。

広島戦以降、顕著になった“クローズ”という戦術からの脱却。
短い距離、狭いエリアだったものから中長距離、広いエリアとなった選手間の距離とプレイエリアを使いながら、安間監督が「タメよりテンポ」と言う、相手守備陣の体制が不十分な状態で仕掛けるタイミングの早い攻撃が見られるようになりました。
ただ、まだ単調になってしまう場面が多く、相手を崩し切れずにいます。
その原因は連動する動きの少なさではないかと思っています。

開幕以来、気になっているプレイ。
それは、マイボールのスローインを相手に奪われてしまう回数の多さ。
熊本戦の録画を見ながら数えてみると、概ね半分のマイボールを失っています。
相手の動きが良い場合もありますが、多くは甲府の選手の動き出しの悪さ、連動不足によるもので、大事にしたいセットプレイが軽いプレイに終わっています。

勝ったC大阪戦でも、しっかりボールを繋ぐことが出来たのは約40%。
10回プレーすれば6回は相手に奪われる計算になります。
ちなみに、前回のJ2時代の直近の試合という意味で柏との入れ替え戦を見てみると、2試合とも約70%の成功率でマイボールを繋いでいました。
そして、“人とボールが動く”という形容がピッタリな連動は、スローインからのプレイだけでなく全てのプレイに反映されていました。

久しぶりに録画を見ましたが、動いては繋ぎ、繋いでは動く。
良質な連動はプレッシングを有効にし、攻撃の厚みを作り、ゲームに躍動感を与え、まさにエンターテイメントそのものでした。
継続すべき甲府のベースは、まさにこれだよなと。
現在、当時とは入れ替わったメンバー、久しぶりの距離感とテンポのなかで新たな形を模索中の状況ですが、早く再構築した甲府の姿を見せて欲しい。
明日の草津戦、勝敗はもとより、その一端が見られるゲームであって欲しいと思っています。
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