コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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「輝かない夜空」だった
2009/J2第33節 8/9(日) 甲府 2-2 岐阜 小瀬:11,987人 曇 27.9℃ 68%
甲(69)ダニエル(76)大西 岐(50)(64)佐藤x2

勝てば首位を射程に捉えることが出来た試合でまたも勝ち切れず。
セレッソが引き分け、首位との勝ち点差が変わらなかったのは幸運でしたが、湘南と仙台を星勘定の上で楽にさせてしまったのは残念。
前節、4連勝は成らずも、好調鳥栖相手に得た勝ち点1が色あせてしまいました。
ライバルチームに勝った後や連勝、大勝の後に必ずズッコケる悪癖を修正しないと、これからの本当の“ここ一番”で勝てるチームにはなれない気がします。
“ウサギとカメ”の話じゃないけど、目的地の手前でいつも道草を食っている状況。
「道草も程々にしないと、いつか置いてけぼりになるぞ!」と思わせる試合でした。

シュートは岐阜12本に対して甲府6本。
相手の半分しか打てなかったシュート数だけでなく、CK、FKの獲得数を含めたすべてが相手チームより劣った試合は今シーズン初めて。
特に前半、立ち上がりは悪くなかったものの徐々に中盤を支配されるようになり、相手の速いプレスにミスが生まれ、攻守ともにまったくリズムを掴めなくなりました。
結局、前半のグダグダな状態が尾を引いて集中力をなくしたのか、後半早々マークが緩んだ隙を突かれて先取点を奪われ、栃木戦(第25節)以降の8失点のうち3失点を喫しているCKから難なく2点目を奪われました。
2点ビハインドになるまで“やる気”は見えず、“無気力”と言われても仕方ない状態の試合は、終盤に追いついてドローになったとは言え、求められた結果からすれば完敗と言わざるを得ないものでした。

岐阜サポ

前半は中盤がまったく機能していませんでした。
全体的に運動量が激減していくなかで、特に数的不利な状況に陥った中盤では藤田が前に出ることが出来ませんでした。
岐阜の豊富な運動量に翻弄されたのか、それとも甲府の消極的な動きが岐阜の積極さを呼び込んだのかは分かりませんが、主導権を握れないまま克哉とともに中盤の底に押し込められました。
藤田をアンカーに起用した栃木戦(第25節)と同じような中盤の停滞感。
2列目の人数が少ない分だけ、その試合よりもさらに攻撃に繋がりませんでした。
ここまでほぼ出突っ張りの藤田に、攻守において依存し過ぎるのは酷な話し。
ポジションに係わらず他の選手に停滞感を打破する動きは見られなかったし、有効な対応策を早急に打ち出せなかったことが苦戦の一因になりました。
草津戦(第27節)以降、中盤が機能することで生まれた推進力をこの試合では発揮出来ませんでした。

得点の起点位置・形態

上のグラフは、ゴールに至るまでのプレイをさかのぼり、有効な攻撃の起点がどの位置・形態であったかを比率で表し、草津戦までとそれ以降を比較したものです。
“前線”にはPA近くで甲府FWが相手DFのミスを突いた場合を含み、“SET・P”はCKやFKのセットプレイから1~3プレイ内にゴールを決めたもの。
“単独”はアシストを介さない個人能力による単独突破、“SB”はサイドバック他、後方の選手の攻撃参加によるものです。
例えば、横浜戦の1点目は森田←ガウボン←藤田となり起点は“中盤”、2点目はガウボン←大西←片桐(FK)なので“SET・P”、鳥栖戦の得点は松橋←大西で“前線”といった具合に分類しました。
同様に、失点した時の相手攻撃の起点・形態を表したのが下のグラフ。
起点が複合的なものは按分しています。

失点の起点位置・形態

見ての通り、中盤での得点の起点は増え、失点の起点は減りました。
セットプレイを起点とするゴールが微増していることを含め、中盤のフォーメーションの修正(ドイスボランチによる守備の向上、藤田の可動域をより前線に近付ける等)が上手くいったことや“片桐効果”によるものと推量できます。
守備においては、主力DFを欠く試合が続いた状況で踏ん張ったものの、他を起点とする形で失点した様子が分かります。
パターンが従前(第1節~第26節)のものに対してばらけたことからは、いつもとは違う要因があったことを察知できます。

また、それぞれの期間の戦績(平均)は以下の通りです。

        勝ち点 得点 失点 相手順位 
第 1節~第26節  1.9  1.6  0.8  9.4
第27節~第32節  2.3  1.7  0.8  7.5


得点、失点ともに大差はありませんが、草津戦以降の方が対戦相手の順位が少ない(横浜を除けば中位~上位との対戦だった)ことや福岡戦(第23節)の大量点を考えれば、草津戦で中盤の機能を回復して以来、チーム力は向上したと言える内容です。
同時に、中盤を制することがどれだけ試合に影響を及ぼすものかを、この日の試合内容と合わせて改めて思い知ることになりました。

・・・ ・・・

中盤が崩壊したこの日の試合、後半途中からフォーメーションを4-1-3-2に変更。
もっと早く手が打てれば、一気に2点のビハインドを負うことはなかったのでは・・・
もちろん、走らなかったり、集中力を欠いていたらハナから話にならないけど。
せっかく可変性の高い4-2-3-1に近い形をとっているなら、柔軟性をもった戦い方がもっと出来るはずだと思った一戦でした。
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