コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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国立で初勝利
2009/J2第43節 10/4(日) 東京V 0-1 甲府 国立:7,850人 晴 22.8℃ 71%
甲(6)大西

中央道の渋滞を避けるために、昼前に甲府を出発した。
絵画館前の駐車場は無理だろうし、他の駐車場をウロウロ探すのも面倒。
そこで、中央線沿線の旧知の駐車場に車をとめ、パーク&ライド方式で2007年ナビスコ準々決勝の川崎戦以来の国立へ。(勘違い…浦和戦の方が後だった。)
順調に到着したので時間を持て余し、絵画館前の人工池の辺で暇を潰した。
そう言えば、あの時は小雨が舞う天気だった。
小鳥の一団が、池の周りに植えられたシロマツを傘代わりにして雨宿り。
妙に人懐っこくて、「チュッチュッ」と口を鳴らせば群れを成して近寄ってきた。
葉音とさえずりに都会の喧騒とは懸け離れた穏やかさを心地良く感じながら、「これが嵐の前の静けさならぬ、戦の前の静けさってヤツだな」、なんて悦に入ってたのを思い出した。

開門時間がいくらか過ぎ、青山門へ行ってみると予想を超える長蛇の列。
手荷物チェックの人手が足らないのか、初めのうちは居眠りが出来そうなくらいに列はなかなか進まなかった。
やっと入場すると、対面のヴェルディを上回る多くの甲府サポが席を埋めていた。
「カモン!J1」と「カモン!J2」のコールを交換した西が丘での天皇杯から6年。
クラブのベクトルが変わるだけで、あの時には思いもよらなかった彼我の変化。
地道に積み重ねることの大切さを噛み締めながら、もう一度青く染まったスタンドをぐるりと見回した。
ざっと数えてみると、バックスタンドとメインスタンドに陣取った一群を含めて4,000人を超えていそうな勢い。
法人化10周年記念試合と銘打ち、ホームゲームとして国立で開催された2007年の浦和戦を除いて、小瀬とアルウィン以外でこれだけの甲府サポを見るのは初めてだった。

試合開始前の国立競技場

甲府のフォーメーションは、ここ数節続いている3-5-2でスタート。
出場停止明けの新が右ウイングバックに入り、美尾がFWに起用された。
3連敗中のヴェルディは大黒、レアンドロが不在。
試合開始から6分、新からのアーリークロスを2列目から飛び出した大西が体勢を崩しながら直接合わせてゴール。
スタンドが熱を帯びる間もないほどの時間に、甲府が先取点を奪取した。

早い時間帯に追加点を奪えそうな幸先よい始動だったが、後は続かなかった。
1点を先行して慎重になるのは無理もないが、中盤から縦へも横へも展開できない場面が多く、前線にボールが渡ってもサイドで孤立する状況は変わらず。
甲府が攻めあぐねるうちに、次第にゲームは一進一退になった。
一方、ヴェルディの攻撃陣も好調とは言えず、荻を横っ飛びさせるシュートが数本あったものの、こちらが肝を冷やすような決定機を甲府が与えることはなかった。

後半、吉田の投入と同時にマラニョンを前線に残した3-3-3-1に布陣を変更。
その吉田と新がDFライン手前まで下がり、ほぼ5バックの陣形でゴールに蓋をした。
やや前掛りになったヴェルディに対し、甲府はカウンターで幾度かチャンスを掴むが、ゴールを奪えずに重苦しい試合展開が続いた。
しかし、甲府は手堅く虎の子の1点を守り通した。
吉田の背後を突かれた場面は、後半唯一と言っていいピンチらしいピンチだったが凌ぎきり、ロスタイムには、前線に上がった土屋に対して森田を投入。
短い時間だったが、マンマークで付かせて動きを封じ込めた。
守備に関しては、万全とも言える試合の進め方で完封勝利。
追加点を奪えぬイライラなど吹っ飛び、あちこちから発せられた「結果が一番」という言葉に同意しながら、安堵の表情でハイタッチを交わした。

甲府ゴール裏
凱旋バックスタンドの甲府サポ

残り8試合。
ここからは、勝点3をいくつ積み重ねるかがJ1復帰の命運を握る。
ダニエル、秋本、林を後方の三角形で共存させ、守りに力点を置いた今の布陣は負けない試合をするには適している。
だが、勝ち切る試合に通用するまで熟成しているとは言い難い。
この先、試合展開によってうまく使い分けることが大切になる。
守備から試合に入ることの重要さは言うまでもないが、それが消極的な縮こまった戦い方に繋がっていくことは避けたいところだ。
3位を守ることに汲々とすることなかれ。
さらに上位を目指す気概とともに、甲府の真骨頂でもある「取られたら取り返す(もちろん、取られずに取るのが一番)」という“攻める気持ち”を忘れないで欲しい。
もう、明日は水戸戦。
とにかく勝とう。

vs東京V・布陣
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