コウフ狂想曲
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クロージング
第39節 11/6(土) 甲府 5-2 湘南 小瀬:6324人
甲(41)太郎(52)倉貫(58)太郎(60)バレー(65)藤田 湘(85)中町(86)柿本

ホームゲームも残すところあと3試合となった今節の小瀬は、いつ雨が降り出してもおかしくない空模様となった。何とかもって欲しいと思っていたが、試合開始直前になってポツリポツリと雨が落ち始めた。

今季小瀬初雨あちこちで観客が一斉にポンチョをまとい始め、スタンドはいつもより青が増した。雨で周囲の雑音が消され、少しだけ霧がかかったことで周囲から隔離されたスタジアムは、開演前の舞台のような雰囲気を醸し出した。そんな状況と試合の重要さとが相まったのか、心成しか緊張感が漂った。それでも、感じようによってはおごそかな雰囲気でもあり、「雨も悪くないな」などと思っているうちに、小瀬では今季初めての雨中での試合が始まった。

試合の立ち上がりこそ中盤での激しいボールの奪い合いとなったが、湘南ユニと見間違えそうな主審の衣替えが終わると、ボールを回しながら攻撃を組立てる甲府とカウンターから速い攻撃を仕掛ける湘南、とそれぞれの攻撃の形に落ち着いていく。湘南は積極的なプレスやインターセプトからカウンターを狙う。柿本、梅田の両大型FWは脅威だが、2試合ぶりに先発出場となった秋本が良い対応を見せた。ハイボールに競り勝ち、特に梅田に自由を与えなかった。湘南FWの高さ対策と思われる秋本の起用は当たった。

拮抗した状態のなか、前半も終盤に差し掛かると藤田が積極的に攻撃に参加。藤田の前線への飛び出しで甲府が攻勢に転じる。41分、バレーと激しいマッチアップを繰り返していたバリシッチが藤田にファウルを犯す。そのファウルで得たFKからバレーが低い弾道で放ったシュートは、太郎がコースを変えるとキーパーが反応した逆サイドのゴールネットを揺らした。この瞬間を待ちわびていたスタンドが大きく沸き上がり、ハイタッチの輪が広がった。漂っていた緊張感を少しだけ緩める、待望の先制点を奪って前半が終了した。

後半に入ると、早い時間帯での追加点が幸運な形で訪れる。7分、倉貫の放ったシュートが相手選手に当たってゴールに吸い込まれた。ラッキーだったが、積極的に狙った事が結果に繋がった。そして13分、杉山が湘南DFと激しい接触プレーでFKを得る。バックスタンド前でのあまりに激しいプレーにサポも一瞬殺気立ってブーイングが起こったが、杉山の体を張ったプレーに選手はプレーで応えた。克哉のFKを倉貫がヒールで流し、バレーがシュートを放つ。GKが弾いたところを太郎が素早く詰めてゴールに押し込んだ。

さらに怒涛の攻撃が続く。僅か2分後、運悪く(?)ここまでアシストに回っていたバレーが今季甲府の70点目かつJ2リーグ戦通算得点ランキングで単独トップとなる70点目のゴールを決めた。そして5分後、甲府PA付近からカウンター攻撃でゴールを奪う。克哉から太郎へロングパスが通る。左サイドを駆け上がる太郎を追走して克哉と藤田が長い距離を走る。太郎がグラウンダーのクロスを入れると、先にゴール前に到達した中央の克哉が相手DFを引き付ける形となり、フリーになったファーの藤田が確実に合わせてゴールに流し込んだ。5―0、ここまでは100点満点の出来だった。

「クロージング」、大木監督が時々使う言葉である。インタビュー等ではその説明に『最後のところ』と言った表現を用いることが多い。’02甲府監督時、エスパルス監督時、最近では第35節草津戦での監督記者会見(甲府公式HP参照)で使っている。ビジネス用語では契約を締結させる事として使われるようだが、いわゆる、「詰め(物事の決着がつく段階)」とか「締めくくり」と解釈する事が一番近そうであり、同時に「成否を分けるポイント」といった意味もあわせ持っていそうだ。

この試合でのクロージングは、まぎれもなく無失点でゲームを終わらせる事であった。しかし、湘南の3人目の交代選手に得点を奪われ、その1分後に続けざまに追加点を奪われた。クロスの出所に対しての寄せも甘く、緩慢な動きから相手の選手を捕まえ切れなかった。百歩譲って1点目は仕方ないにしても、2点目を立て続けに奪われたことは、ベンチワークも含めて大きな修正点である。得点差の大小に関わらないクロージングが大木監督の目指すところではないのだろうか。

大事な終盤戦で3連勝を飾り、とても嬉しいのだが、ここはきっちり、勝って兜の緒を締めなければならない。まだ、何も手に入れていない。本当の勝負はこれからだし、最後に笑う為には最後まで厳しさが必要だ。
コメント
この記事へのコメント
まだ子供なのだ!
雨中の応援&怪勝、本当にご苦労様でした!

完璧な「クロージング」が出来なかったり、
「ここぞ!」という試合に勝ち切れなかったり、
所謂「イイひと」だったりするのは、
監督も選手もまだ大人に成りきれていない証拠である。

同じう東京も大人に成りきれていない。
甲府もまだまだ伸びしろがあるということでもある。

ラスト5、全勝あるのみ!

腰の調子も元に戻り、着々と今週末のロード作戦を練っている。
カシマ&笠松でのダブル参戦である。
2005/11/08(火) 08:01:08 | URL | TKラプソディ [ 編集]
成長過程
腰、大丈夫そうで何よりです。

J’s GOALのレポートでも甲府は「成長過程」と書いてありました。
修正点=伸びしろ、と捉えれた方が前向きでいいですね。
もっともっと、成長出来るチームだと僕も思っています。

今朝の山日によると、天皇杯はベストの布陣で戦うようです。
現在のチームの勢いや流れを保つという意味では理解出来る部分もありますが、選手の調子を見極めた、したたかな「大人の采配」を望みます。
選手自身、「オレは疲れている」なんて言いませんからね。

臨海には行けませんが、笠松には参戦します!
2005/11/08(火) 08:51:43 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
僕も臨海は・・・
・・・捨てました。

もうベストメンバーで戦うことにも反対はしません。
強い相手と戦った後なら、J2相手では楽に戦えるかもしれない。

とにかく、5連勝が目標であることを忘れなければOKである。
今の勢いを大事に、突っ走れっ!!!
2005/11/08(火) 20:50:19 | URL | TKラプソディ [ 編集]
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