コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告 | トラックバック(-) コメント(-)
大晦日に想う
J1昇格の歓喜から既に20日が過ぎた。テレビ、ラジオ、新聞等のメディアで取り上げられる機会が増え、昨日放送されたスカパー(J SPORT ch306)の入替戦ドキュメントも、克哉や阿部のインタビューや迫力あるカメラアングルなどが独特で面白かった。また、ネット上でも有名処がそれぞれの観点で甲府のJ1昇格を取り上げている。少し落ち着いたところで再度読み返してみると、アウトサイドから見た甲府の昇格劇を捉えるものとして興味深いし、改めて成し遂げられた事の大きさを実感する。

湯浅健二氏のコラム 武藤文雄氏のブログ 江藤高志氏のサイト

熾烈な3位争いを最終節で制し、入替戦の2試合に快勝してのJ1昇格。しかも、停電騒動やバレーのダブルハットトリックのおまけ付き。シーズン前から希望や期待はあったが、こんなドラマチックな展開を経験出来るとは正直思わなかった。

順位表


クール別成績表素晴らしかった最終節の戦い。それでも、入替戦出場は紙一重だった。’04シーズン、自動昇格を決めた大宮は第4クールで圧倒的な強さを見せた。3位になった福岡も勝ち点24を上積みして混戦から抜け出した。いずれにしても、第4クールを突っ走れるチームでないと昇格レースに勝ち切れないのが最近のJ2。それを考えると、この段階で一番恐い存在は仙台だった。選手層は厚く、戦力は充実していた。何より、31節から3連勝するなどラストスパートに向けて勢いが増し始めていた。34節で鳥栖に敗れるが、その後の試合を5勝1分のハイペースで進み、40節で遂に甲府を逆転して3位に浮上した。

クール別成績表甲府は36節の仙台との直接対決に敗れた後に3連勝を飾ったが、水戸に手痛い黒星を喫した。流れは仙台に大きく傾いていた。41節、甲府はホームでの山形戦をドローで終わり、いよいよ崖っぷちに立たされた。しかし、仙台も湘南に引き分ける。勝利の女神の気紛れか、J1の神様の悪戯かは分らないが、この時、既に何かが始まっていたのかも知れない。そして、奇跡の札幌戦を迎える。ロスタイムでの大逆転劇。今でも信じ難いこの一勝が無ければ、今回の昇格はきっと無かっただろう。

クール別成績表それでもまだ、運命のあやはほぐれない。甲府はホームで相性の良かった福岡に大敗する。同じくホームの仙台は、内容で京都を圧倒しながらも1点のビハインドを返せずに惜敗。共に黒星、サッカーに判定勝ちは無い。ラスト4の3試合を終えて、まったく同じ星取り( △ ○ ● )となった甲府と仙台だが、甲府の方に「幸運さ」があったように感じられた。福岡戦の大敗も開き直るには恰好のきっかけとなった。「勝つしかない」と言うシンプルな状況は、余分な事を考えずに済むだけに、甲府のスタイルからしても甲府にとってやり易い状況だったと思う。

クール別成績表最終節、甲府の動向を気にしながら戦った仙台と目の前の相手に集中して戦った甲府。最後に勝利の女神が微笑んだのは甲府の方だった。そして、この戦いで得たものは入替戦への出場権だけではなく、終盤の修羅場のなかで培った自分達のサッカーに対する大きな自信ではないかと思っている。こうした流れを考えれば、勝敗を抜きにしても、入替戦で「甲府のサッカー」が展開されるのは必然だったと言える。

実のところ、以前からJ1昇格は自動昇格するよりも3位になって入替戦を経て決まる方がいいと思っていた。26節のアウエー湘南戦の時、試合前に合流したTKさんにそんな話をした事がある。入替戦でJ1チームに勝つのは大変だが、VF甲府にもっと関心が集まる事、スタジアムでの声だし応援を含めたサポート全般にもっと火が付く事を望んでいたからである。独特の雰囲気を持つであろう入替戦の持つポテンシャルに期待した。だから、入替戦の第1戦でクルバだけではなく、ゴール裏やバックスタンド中央部分まで立ち上がって声だし応援をする姿を見た時は、嬉しさと感動で胸がいっぱいになった。以前、J’s GOALのレポートのなかで奥手と揶揄された甲府サポ。今回の入替戦の経験から応援の醍醐味を味わえたはずである。声だし応援が増えるきっかけになって欲しいと思っている。サポーターもエンターテイメントの一役を担っている。

ホーム成績表シーズン開幕前、J1昇格の可能性は低くないと思っていた。今季はJ1からの降格チームが無い事、ここ数年でチーム力が向上してきた事、一時期とは言え、昨季は昇格争いに加わった事などが理由にあった。もちろん、願望も強くあった。最下位となった2001年から在籍している選手は建二(10/32)、土橋(7/28)、倉貫(6/27)、克哉(5/27)、藤田(5/26)、水さん(5/30)の6人である。
<( )内は甲府在籍年数と年齢>  J1でも通用するまでに成長して来た選手もいる。是非、J1の舞台を経験して欲しいと思っていた。

アウエー成績表そして、もうひとり甲府と共にJ1へ行って欲しい選手がいた。小倉である。入替戦第2戦の3点目、失点後のキックオフから一度もプレーが途切れることなくバレーのゴールに繋がった場面がある。ワンタッチで前へ前へと運ばれるボールの軌跡を追いながら、その美しさとフィニッシュに酔いしれた。甲府のサッカーのハイライトだが、この甲府のサッカーが形成される過程において、小倉がチームに与えた影響は大きいと思っている。克哉自身も自らの応援掲示板のなかで、自分のプレーの進化には小倉の影響があったと言っている。選手が楽しげにプレーする甲府のスタイルは、小倉のプレースタイルが伝染したものじゃないだろうか。

献身的なプレーが身上で、外連味のないプレーに好感を持てた水さんも甲府を離れる事になった。入替戦第1戦の終盤、相手FKのピンチに身を挺して飛び込んだ青葉のプレーも忘れられない。どの選手もJ1昇格の礎になりながら、甲府のメンバーとして共にJ1に行けないのは皮肉な事で残念だ。今後が気になるが、新たな場での活躍を心から祈る事しか出来ない。とても感謝している。決して忘れない。

―――――――――――――――――――――――――――――――

シーズン途中から、予想というより願望や暗示になってしまった。11節から最終節までの予想で正解率は50.2%とほぼ半分。あまり良い成績ではありませんでした。来季は18チーム、えらいこっちゃ。

第44節 予想と結果
第44節予想と結果
※予想方法の詳細はこちら

―――――――――――――――――――――――――――――――

年オトコ?来年は戌年。J1昇格報告会では、レプリカを着たワンちゃんの姿もあった。なかなかイイ面構えをした精悍なワンちゃんだったが、イイ面構えと言えば、京都戦から入替戦にかけての選手たちは、本当にイイ顔をしていた。来季はJ1という新しいステージでの戦いになるが、今季終盤に見せた勇敢な戦いが出来れば十分勝負になるし、結果も付いてくると思っている。とにかく、挑戦者として果敢に戦って欲しい。
「迷ったら前を選択しろ」
この言葉通りの攻撃的な甲府のサッカーがJ1の舞台で暴れ回る姿を想像して、今から胸をワクワクさせている。
コメント
この記事へのコメント
充実した日々だった!
>試合前に合流したTKさんにそんな話をした事がある

その日のこと、よく覚えています。
「でも、入れ替え戦になったら勝てないよ」と言った記憶も残っています。
「それでもいいんです!」というのがあなたの回答だったような・・・。

しかし、甲府は勝っちゃいました!
11月23日からの2、3週間、夢心地の旅であった。
本当に楽しかったですね!

良いお年を!
2005/12/31(土) 17:30:54 | URL | TKラプソディ [ 編集]
感動的な1年でした
まさに最後は「勝っちゃいました!」って感じです。
京都戦と柏との2戦で見せたような試合をJ1の舞台でも見たいですね。

出来すぎのシーズンでした。
とても楽しかった。
来季が楽しみです。

良いお年をお迎え下さい!
2005/12/31(土) 19:17:18 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
来季の座席は?
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い申し上げます。

さて、来季のクラブサポーター募集も始まりました。
そして、イケイケの応援はどうやらゴール裏に決まったようです。
ホームゴール裏の座席数は2,500しかありません。
おまけに、席種間の移動は出来ないようです。

地元での反応はいかがでしょうか?
VFさんはどちらの席にされますか?
2006/01/04(水) 09:02:18 | URL | TKラプソディ [ 編集]
明けましておめでとうございます!
昨日甲府から戻りました。

チームの編成がまだ流動的ですが、僕らの気持ちは変わりません。

今年も熱く、厚く応援したいと思います。

本年もよろしくお願い致します。

 今住んでる埼スタでの風林火山ののぼりも楽しみです。真っ赤だけど・・・
2006/01/10(火) 15:17:03 | URL | 信玄魂 [ 編集]
あけおめです
>信玄魂さん

年が明けて10日が過ぎました。
そろそろ、平常の生活に戻りつつある頃でしょうか。

移籍情報が乏しい甲府でしたが、
先程、青葉のヴェルディ移籍が発表されました。
新天地で頑張って欲しいですね。
早くバレーとアライールの残留決定の知らせが欲しいですね。
まぁ、待つしかありませんが。

今年も熱い応援で盛り上がりましょう。
こちらこそ、よろしくお願いします。
2006/01/10(火) 20:43:14 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
コメントを投稿する
  [必須]
  [必須]
URL:
Comment: [必須]
Pass:   [入力すると編集、削除が可]
Secret:   [管理者にだけ表示を許可する]
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。