コウフ狂想曲
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シロウトの考察(攻撃編)
ここまでのゲームで最も印象に残ったゴールシーンは、第4節水戸戦での2点目だ。

前半30分過ぎ、ゴールキックを右サイドのセンターライン上で津田が頭で流してバレーへ。サイドにいた藤田がバレーからはたかれたボールを受けてドリブルを開始。その動きに連動して、小倉と太郎が適当な距離を保ちながらダイヤゴナルランを開始。バレーは追走してゴール中央へ突進する。
水戸DFがこれらの動きに引きずられた結果、藤田の前方にスペースが生まれる。藤田はドリブルを加速させて一気にPA内に侵入すると、ボールをゴールネットに突き刺した。

最終的には藤田のゴールとなったが、状況によっては藤田からのスルーパス、クロスなどいくつかの選択が可能である、幅を持った攻撃だった。
攻撃の起点がセンターライン付近で手数少なく始まった為、カウンター気味になった事や水戸DFの混乱がこの攻撃をよりダイナミックなものとした。
藤田、小倉の技術と太郎、バレーの突破力は相手にとって脅威であるに違いない。藤田の個人技だけでなく、オフザボールの動きがいかに効果を発揮するかに着目したいシーンと言えそうだ。

FWと中盤両サイドの計4人で仕掛けたこの攻撃の利点は何か。
ひとつは、サイドバックのオーバーラップに偏らない攻撃のバリエーションを確立する事で、間接的に守備の修正も図れること。
もうひとつは、現在好調な藤田の有効な使い方ではないか、と思っている。

最近の試合、藤田は中盤の中央に位置している。
大木監督は4-4-2フラットをベースと考えているので、このポジションをボランチではなくセントラルミッドフィルダー(注1)と言うそうだ。
ゲームでは、戦況に応じて◇型の頂点や□型の底にポジションを取っている。時にはトップ下であり、時にはボランチの役割を担いながら、攻守に健闘している。しかし、攻撃に偏れば守備の穴になり、守備に偏れば攻撃が組み立てられないという難しい役回りだ。

成功と失敗が紙一重のところにある。相当の運動量を必要とされるだろうし、これから夏場を迎える先の長いシーズンを考えた時、ボディーブローのように体力を奪っていかないだろうか。リスクマネージメントと持ち得る事が可能な攻撃パターンから考えると、「ボランチ藤田」は慎重に選択しなければならないフォーメーションと言えないだろうか。

開幕序盤はミスにより勝ちきれなかったが、内容は悪くなかった。
攻撃に関すれば、ここ数試合よりもチーム全体がはるかに連動性を持った動きをしている。もう一度、初心に帰るのも悪くなさそうだ。

<追記>
注1.横浜FC戦後、監督コメントでは「センターハーフ」と言っている。
  微妙な違いもあるようだが、同意語である。
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