コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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マランダラージ
第10節 4/30(日) 磐田 2-0 甲府 ヤマハ:14,642人 晴 21.8℃ 63%
磐(11)ファブリシオ(14)前田

ゴールデンウィークのスタートと共に、前半戦の山場となる3連戦が始まった。その第1戦の相手はジュビロ磐田。先日のナビスコカップ予選の戦い(2-2でドロー)をホーム小瀬で経験しているとは言え、リーグ戦は別物。バレー不在は濃厚で、調子が上向きつつある磐田相手に厳しい戦いが予想された。

小瀬を出発した応援バスは5台になった。連休と対戦相手と最近の盛り上がりのせいか、大勢が参加した。朝霧高原から西富士道路を経由して東名高速へ。渋滞を予想して午前7時前には出発したが、道路は空いていて順調に磐田を目指す。牧之原SAで時間調整を兼ねながらやや長めの休憩を取り、10時半にはヤマハスタジアムに到着。順調に走る事さえ出来れば、甲府からはとても近いアウエーである。

甲府サポスタジアム前を通過して、だいぶ離れたバス専用の駐車場へ。スタジアム前では、乗用車などで既に到着して入場待ちの列を作る甲府サポに出迎えられた。入場すると、アウエーゴール裏は多くの甲府サポで埋められていた。バックスタンドに陣取る青赤ユニも結構な数となった。立見席の雰囲気は、あの日立台を思い出させる。

ヤマハスタジアム・ホームゴール裏ヤマハスタジアム・バックスタンド
到着した時は曇天だったが、次第に青空が姿を現し、強い陽射しがピッチを照らし始めた。各スタンドの規模や形態が珍しく非対称なヤマハスタジアム。そびえるようなバックスタンドがサックスブルーで染まり、キックオフの笛がなった。

出場メンバー出場メンバー

前半立ち上がり、・・・と、本来なら試合内容について書くところだが・・・

昨夜、甲府オフィシャルからメールが届いた。辛い内容だ。

―――――――――――――――――――――――――――――――
4月30日(日)に行われましたJ1第10節ジュビロ磐田戦にて負傷退場しましたMF8倉貫一毅選手の状態につきまして診断結果を下記の通りお知らせいたします。



MF8倉貫一毅
診断結果:左膝前十字靭帯損傷
全治:約6ヶ月
―――――――――――――――――――――――――――――――

単純に計算すれば11月初めに復帰となるが、今季はきびしいかも知れない。
とにかく、十分な治療とリハビリで必ずピッチに戻ってくる事を願い、祈る。

こうなれば、やはり、あの場面を振り返らざるを得ない。

前半21分、藤田から倉貫へパス。そのボールが倉貫から少し離れていた為、倉貫は左足を伸ばしてボールを受けようとする。倉貫の左斜め後方にいた福西はパスの勢いが弱かったせいもあり、走り込みながら倉貫同様に足を伸ばしてパスカットに入る。止むを得ぬファウルか・・・と思ったが、正面からのスローモーションビデオを見る限り、「止むを得ぬ」ものではなさそうだ。

まず、福西が伸ばしている足が左足である事。あの位置からカットが目的の動作なら、右足が出るほうが自然である。軸足である左足が前に出る動作は、ボールを蹴る場合である。倉貫との接触の瞬間は、まさにその体勢になっている。当然、ボールと自分の右足の間に倉貫の左足がある事は、一連の動きのなかで分かっているはずだ。その上で、右足を振り抜こうと倉貫の左足膝裏に痛打を加えている。福西にしてみれば、自分が蹴ろうとしているところに倉貫の足が入ってきたと言いたいのだろう。その後の抗議のジェスチャーに見てとれる。

倉貫負傷交代後の前半27分、甲府がCKを得る。鶴見を後方からマークする福西。鶴見の肩に腕を押し付けて動きを押さえ、最後は鶴見に肘打ちを食らわしてゴールネットに沈める。パンチング時に交錯して倒れたと思った川口が鶴見に手を差し伸べている姿と共に、一部始終がテレビに映し出されている。本来なら2枚目の黄紙となり、退場となる場面。しかし、今回はジャッジ云々ではなく、福西のプレイの根源にあるものが問題である。

「激しいプレイ」と「汚いプレイ」は異質なものだ。福西もそれ位の事は分かっているだろう。それでもこうしたプレイが出来るという事は、逆に相手を見下し、敬意を払わずにプレイしている事になる。フェアプレイの精神のかけらも見られない、稚拙な精神がそこにある。チンピラとまでは言わないが、子ども達には見せられない、出来ればファミリーJoinデイズ開催試合には出場を遠慮願いたい「18禁プレイヤー」である。「汚いプレイ」をしなくても、十分にやれる選手だろうに。

それともまさか、これが「マリーシア」だと勘違いしているのだろうか。そもそも、日本には本来の意味での「マリーシア」の概念はないようだが。(こちらを参照
福西のプレイは、ルール内でのずる賢さである「マリーシア」とは違い、まさに「マランダラージ」でしかない。(「マランダラージ」については、ジーコと岡田監督<横浜FM>の対談参照

この試合、そのジーコが観戦していた訳だが、ジーコの目には倉貫に対する福西のプレイはどのように映ったのだろうか。

「マリーシア」か、それとも「マランダラージ」か。

デジカメで何か撮っていたみたいだが、W杯の青写真のなかには、きっと福西が含まれているだろう。その福西がジーコの前で、ブラジル相手に、ロナウジーニョ相手にこの試合と同じ事が出来るだろうか。どんな批判も覚悟の上でこの試合と同じ事が出来たなら、それはそれでたいしたもんだ。「対戦相手をリスペクトして戦いましたぁ」なんて、ヘタレな事を言うなよ。

イケメン福西は、我家では評価の高い選手だった。でも、甲府の選手の選手生命を左右するような汚いプレイをする選手を許す事は出来ない。探検中には、遠くでは美しかったものが近くでは汚かったという残念な発見もあるって事か。

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」

「N-BOX」という独自のシステムを確立し、華麗なパスワークで躍動するジュビロは憧れにも近かった。が、残念ながら今は嫌悪の対象でしかない。
コメント
この記事へのコメント
一毅抜きは辛い!
福西のやったことは論外だが、
何より甲府にとってのダメージは甚大である。

藤田不在には結構慣れているが、
倉貫がいない場面を余り見た覚えがない。
試合終了間際の交代後とは事情はまったく異なる。
バレーの不在よりも影響が大きいだろう。

次の試合を間近に控えているので、
大木監督の適切な応急処置に期待するしかない。

ところで、磐田戦のゴール裏の応援、
なかなかのものに見え&聞こえましたヨ!
2006/05/02(火) 08:37:19 | URL | TKラプソディ [ 編集]
磐田戦の収穫
さっぱりしなかった磐田戦にあって、唯一良かった事は「応援」でしょうか。
ゴール裏の構造に拠るところもありますが、まとまった応援になりました。
多くの甲府サポがアウエーに駆けつけました。
倉貫のこの一件が小瀬ホームゴール裏の何かしらの刺激になれば、とも思います。

さて、えらいこっちゃになりました。
まことしやかに囁かれた「弁当の呪い」を信じてしまいそうです。
が、昨季もいろいろな逆境のなか、最後まで諦めずに戦って結果を出しました。
今季も一所懸命に応援するだけです。

風邪で調子を崩したようですが、大丈夫ですか?
こちらは、最近、J-NETへの書き込みが滞ってしまいました。
そろそろ復帰します。
2006/05/02(火) 10:20:31 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
福西
元ジュビロ戦士に対しての必要以上のファール、申し訳ありません。
福西のプレーにはジュビサポの中でも批判が多いです。決して悪気は無いでしょうが結果としてこのような事になったことは残念です。
甲府の応援は良かったですよ。
2006/05/02(火) 15:34:04 | URL | すきらって [ 編集]
Re:福西
>すきらってさん

いらっしゃいませ。
お言葉、痛み入ります。

スポーツ選手が選手として活躍できる時間には限りがあります。
甲府には昨季まで小倉選手が在籍していました。
小倉の場合は練習中のアクシデントによる怪我でしたが、
それでも彼のサッカー人生を大きく狂わせてしまいました。
所属チームの違いはあっても、どの選手も選手生命を全うして欲しいと思います。

昨季の田中選手(浦和)と土屋選手(柏:当時)の例に限らず、
こうしたケースの怪我はどちらの選手にとっても不幸なものです。

僕らがスタジアムで見たいのは心躍らせるような戦いであり、
決して選手たちの不幸ではありませんよね。
特に、倉貫は甲府がJ2最下位に低迷していた頃からの選手で、
多くの甲府サポにとって想い入れの強い選手なのです。

応援するチームや選手に対しての非難は不愉快だと思いますが、
どうぞ心中お察し下さい。
2006/05/02(火) 17:36:25 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
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