コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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掛け違ったボタン
第21節 8/30(水) 横浜FM 3-0 甲府 三ツ沢:12,384人 雨のち曇 25.1℃ 74% 横(12)オウンゴール(32)田中隼(82)松田

今季の甲府は、リーグ戦では3試合連続して勝ち点をゲットした事がまだない。これまで3回あったその機会は度々つぶれ、特に新潟戦、名古屋戦と大敗するケースが目立つ。嫌な予感がしないでもないが、このところの三ツ沢では、あまり悪い思いをした事がない。相手が違うのは百も承知だが、密かに期待するところがあった。

4連戦、そして8月のラストゲーム。この試合後には、また10日ほどの中断に入る。区切りとなるゲームに勝って、気分良くニヤニヤしながら中断期間を過ごしたい。そんな思いを持ちながら甲府を出発し、都内で所用を済ませた後、急いで三ツ沢へ車を走らせた。

横浜サポで溢れる三ツ沢公園ドーナツ発祥の地は横浜?
昨季の横浜FC戦(第28節)、時期もちょうど同じ頃だったが、試合開始ギリギリに到着したために車を止める所がなくて右往左往してしまった。轍を踏まないように早目に到着。午後4時に臨時駐車場に飛び込むと、まだガラガラの状態だったが、ほどなく次々に車が入って来た。甲府からの応援バス2台は既に到着していた。第三京浜では本降りだった雨足は次第に弱まり、傘が要らないほどになっていった。

三ツ沢公園内はマリノスサポで溢れていた。横浜FC開催時とは違い、入場経路はホームとアウエーを区分。途中、「ドーナツ発祥の地・・・」の幟旗を発見。ドーナツの発祥地が横浜だと、初めて知る。ホントかな?ちょっと疑いながら、通路を急ぐ。アウエーゴール裏に着くと、ビジター自由席のチケット完売の割には甲府サポの密度は薄かった。一方の横浜側も、場外の人出の割にはメインスタンドは閑散としていた。

試合前の練習の時、ナイスシュートに歓声と拍手の甲府ゴール裏。そんな楽しみ方もピッチが近い専スタならではの事。既に陽は落ち、照明が灯っている。そして雨は上がって、キックオフの笛が鳴った。

試合開始前のスタジアム
出場メンバー出場メンバー

試合開始直後から、甲府は上々の動きを見せた。前線からのプレスが効いているのか、単純な相手のミスか、向こうサイドなので詳細は分からなかったが、相手ボールを高い位置で奪っては攻撃を仕掛けた。前半9分、克哉のミドルシュートがゴール左隅を捉えるがGKに弾かれる。「うん、いけそうだ」、期待が膨らんだ。しかし、まさに「好事魔多し」の展開が待っていた。

前半12分、相手GKのゴールキックを久保とビジュが競り合う。こぼれたボールが甲府PA内の左サイドへ転がる。直接ボールを取りに行った阿部とボールを追ってバックパスをした山本との連携が合わず、ボールは無人のゴールへ転がり込んだ。

「さわるな!」と阿部は叫んだ。「(阿部の声が)聞こえた時はもうボールを出していた。キーパーの位置を確認できていなかった」と山本。(サンニチ新聞より) ビデオを見てもこの言葉通り、山本がノールックでバックパスを蹴っているのが分かる。DFとして、不用意なプレイと言わざるを得ない。

思いがけない展開で1点ビハインドとなった。ところが28分、奥がこの日2枚目の黄紙で退場となり、甲府が数的有利な状況になる。しかし、甲府にとって皮肉なことにこれが裏目になる。より前掛りになったところ、カウンター攻撃を受ける。

甲府右サイドでアライールが久保にかわされる。久保への対応はビジュ。前線へ走りこんだ山瀬への対応に山本。林も戻って中央を固めるが、この時点で甲府左サイドはガラ空き。アライールが戻って人数は揃ったが、上がってきた上野がフリーで駆け上がった田中隼へパス。そしてシュートを決められる。上野をまったくフリーにしたのが痛かった。この場面、止められるとしたらここじゃないだろうか。

2点のビハインドながら、数的有利な状況は変わらない。1点さえ返せば、まだゲームはどうなるか分からないと思っていた。しかし、なかなかゴールを奪えない。後半、杉山の突破から右サイドをえぐって克哉のシュートに繋げた場面、克哉と茂原のワンツーから、やはり右サイドをえぐった克哉のクロスにバレーが合わせた場面は得点の可能性を感じさせた。

中央を厚く守る横浜に対してサイドをえぐる攻撃は効果的だったが、単発に終わってしまい、相手を脅かすことは出来なかった。攻め手を欠くとゲームは厳しい。後半27分には克哉を退場で欠き、さらに、アライールのハンドからPKを献上して差は3点に広がった。試合終了間際、茂原の枠を捉えたミドルシュートはGKの好守に阻まれてゴールならず。そして、ゲームは終了した。

夕陽が顔を覗かせた三ツ沢思いがけないオウンゴールから、歯車が狂い始めた。まるでボタンを掛け違えたかのように、最後までチグハグなゲームだった。取り外せない掛け違ったボタンをどうするか。場合によっては、ボタンごとシャツを引き裂くくらいの荒々しさがあってもいいと思う。どんな劣勢の中でも闘志を失わないことは、勝負事では大事なこと。それを教えてくれたのは、昨季の最終節を戦った選手のみんなだったはず。最後まで戦ったとは思うが、もう少し「強さ」を見せて欲しかった。

試合後の挨拶に、個人的には拍手もブーイングもしなかった。タオルマフラーを掲げて、次戦への奮起を促した。広島が勝ったことで15位に後退したが、ここからが頑張りどころ。大丈夫、陽はまた昇る。
コメント
この記事へのコメント
アウェイで勝てない?
甲府も東京も3失点で萎えた一日でした。

横浜戦は失点場面しか映像を見ていません。

オウンゴールは論外だけど、
強豪相手に前半に先制されると厳しい。
さらに、相手が10人になれば、
カウンター狙いになるのは分かり切っている。
そのカウンターに対する警戒をおろそかにするとは・・・

ホームと同じようにアウェイを戦うのは止めるべきだ。
融通が利かないのも実力のうち?
2006/09/01(金) 08:39:18 | URL | TKラプソディ [ 編集]
うーむ・・・
なかなかアウエーで勝てません。
試合終了後、セレッソと広島の勝利を聞いて、ガックシでした。

10人の相手に得点を許すのは、どこかがおかしいはずです。

中盤の底が林ひとりなので、前線と2列目がもっと上下動の連係をとって守備の穴を埋めなきゃスカスカな状態です。
DFのポジショニングも問題有りですが、カバーリングの意識に欠け過ぎています。

次節、克哉がいないのが本当に痛い!
2006/09/01(金) 12:13:04 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
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