コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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雨だけど、晴れ
第25節 10/1(日) 甲府 3-2 G大阪 小瀬:15,462人 雨 19.8℃ 76%
甲(19)ビジュ(47)茂原(59)克哉 G大(60)播戸(67)二川

この試合の4時間前、4日に行われるキリンチャレンジカップ2006のガーナ戦に臨む日本代表が発表された。ガンバからは遠藤と二川、そして、このところの好調さを認められて播戸が初選出された。ガンバにはこれらの選手の他、加地をはじめ元日本代表の宮本や明神、得点王争いに顔を出すマグノ アウベス、強力DFシジクレイなど豊富なタレントを揃えている。その上、チームとしても好調さを維持している。そんな今季最大の強敵である昨シーズンの覇者を小瀬に迎えての一戦となった。

少し心配な要素があった。新潟戦後の静岡FCとの練習試合の内容が気に掛かっていた。実際に見てはいないが、スコアレスドローであまりパッとしなかったようだ。調整の意味合いが強いゲームかもしれないが、新潟戦から得点が取れないところに不安を感じさせた。そう言えば、5月のアウエーでのガンバ戦も得点を奪えなかった。数的有利な状況さえ活かせなかった。

あの時は「弁当の呪い」の真っ最中。倉貫が怪我で戦線離脱し、バレーは不調。藤田が復帰する前でチームの歯車が一番噛み合っていない時期だった。その後、藤田が復帰、倉貫の穴を茂原が埋め、バレーも復調した。あの時のチーム力と現在のチーム力ではだいぶ違っている。「もし、ガンバにあの時の甲府のイメージが強く残っていれば、付け入る隙があるかも知れない」と、淡い期待を抱きながら、小雨が舞うなかを小瀬に向かった。

小瀬スタジアム
アウエーゴール裏

あいにくの雨になったが、多くの観客が集まっていた。ゴールデンウィーク中の東京戦以来、今季2度目の15,000人台。浦和戦に続く2番目に多い観客動員数を記録。青黒なので視覚的には敵対しないガンバサポ。思ったより多く駆け付けていて、初めは2ブロックあった緩衝地帯は1つに狭められた。そして、アウエーゴール裏の一角が甲府サポによって初めて埋められた。アウエーサポが多かった東京戦や浦和戦に比べ、実質的な甲府側観客数は今季最大となった可能性がある。

ポンチョをまとうバックスタンドのサポキックオフ間近になって雨足が少しずつ強くなり、スタンドは色々なポンチョで彩られた。当初からある青一色のものから最近の青赤ツートンにトーメイが混じる。青率は昨シーズンのほうが高かった気もするが、これも“J1探検中”と言う事か。そのうちに、一万人の青いポンチョ、なんてのが見られるかも知れない。それはそれで見応えがありそうで、「屋根がないのも乙なもんだ」などと強がりながら雨のスタンドを眺めているうちに、いよいよキックオフ。

出場メンバー出場メンバー

甲府は出場停止の山本に代えて井上、ガンバは捻挫で出場できない加地に代えて前田が起用された。試合開始直後はガンバがボールをキープするが、前線からのプレッシングと同時に相手ボールの出所に対するポジショニングがいいのか、パスカットに何度か成功することで徐々に甲府のペースになっていった。前線のバレーにボールが入り、攻撃の形になった。前半19分、バレーへのファウルでFKを得る。左サイドで距離のあるFKだったが、アライールのキックが正確にボールをゴール前に運ぶと、ビジュがヘッドで僅かにコースを変えてゴール。前節のポカを取り消す貴重な先制点をあげた。

ガンバは甲府のプレスに手を焼いて、なかなか思うようなパスが回せない。それでも攻撃にはスピードがあり、マグノ アウベスの突破からあわやというシーンを作られたが、林の好ブロックで失点を免れた。甲府も山崎の惜しいヘッドがあったが、GKの好セーブで得点出来ずに前半は終了。失点がなく、落ち着いた試合運びで後半に大いに期待を持たせた。

後半開始早々、思いがけない展開で追加点を奪う。自陣のセンターライン近くで林からボールを受けた茂原がゴールに向かってドリブルを開始。シジクレイと宮本がサイドのバレーと茂原の前をダイヤゴナルランでサイドに開いた山崎に釣られ、ポッカリと中央が空いた。茂原が状況判断良く、狙いすましてシュート。小瀬のボルテージをさらに上げるゴールが生まれた。

後半12分、播戸のシュートに肝を冷やした直後、甲府らしさを発揮して3点目を奪う。右サイドで杉山がプレスを仕掛ける。高々と上がった相手のクリアボールをバレーがヘッドで左サイドに流れた杉山に落とす。杉山はPA内左からシュート。右SBの選手が流れのなかからこの位置でシュート。GKの弾いたボールをシジクレイが処理にまごつく間に克哉がプレス。2列目の選手がこの位置でプレス。甲府の真骨頂とも言える気持ちのこもったプレイがゴールを呼び込んだ。

3:0となれば普通なら“左団扇”だが、甲府サポにそれは許されない。まるで、より大きな感動を味わうために用意されたかのように、試練の時間が待っていた。前田に代わった家長が左SHに入って縦への突破を図ることでガンバの攻撃が活性化。押し込まれて、あっという間に2点を失った。大宮戦と同じような展開だが、残り時間の多さと攻撃の鋭さは大宮戦よりも厳しかった。ロスタイムを含めれば、25分程の長い長い残り時間だったが、選手は良く頑張った。

ロスタイム、祈るような思いを胸に声を張り上げながら、ふと昨シーズンの西京極での最終節の試合がダブってきた。同じように、時間の経過が遅かった。同じように、サポの必死な声援が響いていた。あれからもうすぐ1年経つ。そう思うと時の短さを感じるが、それでも「ここまで来たぞ」と言う想いがこみ上げてきて、自然と涙腺が緩んだ。そして、鼻水が垂れると同時に試合終了のホイッスルが鳴った。

バックスタンドへ凱旋ゴール裏へ凱旋
勝利の瞬間を迎えた小瀬の雰囲気は最高だった。心をひとつにしたヴァンフォーレコールが小瀬にこだました。選手もサポもみんな誇らしげだ。結局、最後まで雨は上がらなかったが、心は晴れ晴れとしていた。こんな試合を見られるのだから、甲府サポは幸せ者だ。
コメント
この記事へのコメント
お疲れ様でした!
本当に、本当にご苦労様でした。
みんなの頑張りが報われて、本当に良かった。
サポーター冥利に尽きる「戦い」でした。

来週は瑞穂まで行ってきますので、
小瀬での応援、よろしくお願いします。
2006/10/03(火) 08:42:18 | URL | TKラプソディ [ 編集]
神懸り!
応援お疲れ様でした。
もー、最高でしたね。
またひとつ、大きな感動をもらいました。

このガンバ戦の勝利で、TKさんと並んで応援した試合の結果がこうなりました。

2006-J1
G大阪 3-2 ○
磐田  1-1 △
京都  3-1 ○
横浜  1-0 ○
福岡  1-1 △
2005-J2
柏(A) 6-2 ○
柏(H) 2-1 ○
京都  2-1 ○
山形  1-1 △

水戸アウエーで凹んで以来、9試合負けなし。
これ以前も何気に勝率は良さそうですが、最近の結果はガンバ並の強さです。
TKさんは今季の千葉戦(2-2)とあの札幌戦(4-2)があるので、
とてつもない不敗神話継続中ですよ。
(東京戦は±0という事で・・・)

甲府に運気を使いすぎ?でしょうか・・・
2006/10/03(火) 19:21:27 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
感動!
いやー、すばらしい!永久保存のビデオがまた1本出来ました。小瀬に住む魔物って、雨の中声を嗄らして応援したサポータの力だってことが判明しました。出来れば3-1で勝ってほしかった・・なんて贅沢を言えるほど甲府は強くなりましたね。来年もJ1で戦えそうですね。
2006/10/04(水) 06:38:02 | URL | あきら [ 編集]
気にしてます・・・
>甲府に運気を使いすぎ?

甲府参戦であまり負けていないこと、意識はありました。
ところが、東京参戦では余り勝っていません。

いろいろと験を担いではいるが、さっぱり効果がありません。
ひょっとすると、立ち応援のせいかもしれない。

土曜日は瑞穂で立ってみようかな?
趣旨違い、許されて!

2006/10/04(水) 08:27:35 | URL | TKラプソディ [ 編集]
サーバー障害発生・・・
昨夜はブログのサーバーがダウンしたようです。
まったく繋がらない状態で、返信出来ずに失礼しました。

>あきらさん

感動的な試合でしたね!
もう、週も半ばを過ぎましたが、まだ試合の余韻が残っています。
あとひと踏ん張りで残留確定です!


>TKさん

ひとつのきっかけが泥沼からの脱却の鍵になるかも知れません。
苦しい時のサポの団結は、何かしらの力になると思います。
先日の試合はそんな事を実感させるゲームでした。

瑞穂での健闘を祈っています!
2006/10/05(木) 12:29:23 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
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