コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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笑顔がすべてを物語る
第29節 10/28(土) 甲府 0-1 C大阪 小瀬:9,852人 晴 22.5℃ 45%
C大(77)ゼ カルロス

G大阪戦から始まった10月の試合。その最後の試合は同じ大阪勢のセレッソをホームに迎えた。先週に続いて好天となった小瀬。公園内の紅葉の進み具合は、見たところ一週間ではそう代り映えしていなかった。そんなスタジアム外の木々の色とは対照的に、アウエーゴール裏には桜色のサポが散らばっていた。見れば、「泥臭くてもいい 今必要なのは勝点3」のダンマク。試合前の練習時から、タオルマフラーを掲げて選手を鼓舞する歌声が聞こえてきた。この試合に掛けるサポの意気込みが伝わってきた。

セレッソ・サポ

甲府にとって、勝てば他会場の結果次第でJ1残留が確定するゲーム。最良の形で10月を締めくくり、良い流れのまま天皇杯へ向かいたいところ。陽を受けて眩しいピッチを眺めながら、キックオフを待った。

出場メンバー出場メンバー

試合は予想通り、立ち上りからセレッソが積極的な動きを見せた。開始直後には遠目からのFKを阿部がファンブルしてヒヤリ。やや甲府が受身に回る時間が続いたが、徐々にペースを取り戻した。前半11分、中盤でパスを繋ぎ、林のスルーパスを受けたバレーが甲府のファーストシュートを放つがサイドネット。その後はセレッソの出足も早く、一進一退の展開。しつこい守りになかなか前を向けず、中盤からの攻撃の組み立てが抑えられた。前半の甲府のシュートは2本、セレッソは7本。現地ではこの本数の差ほど攻撃の差を感じなかったが、決定的チャンスはつくれなかった。

後半開始直後、カウンターから甲府がチャンスを得る。しかし、克哉がボールの出し所を躊躇して攻め切れない。直後、逆にカウンターを食らうが守り切る。前半から守備は落ち着いていて破綻がない。後半12分、茂原のヘッドでのループ気味のシュートはGKが好セーブ。16分、バレー、藤田が立て続けにシュートを放ち、迫力ある攻撃を見せるがセレッソの必死の守りにゴールを奪えない。しかし、このあたりから甲府の攻撃に勢いが出始めた。29分、左サイドで得たFKをアライールがゴール右隅に決める。待望のゴールかと思ったら、ビジュの飛び出しがオフサイドとなってノーゴール。先制点は幻となった。

落とし穴は意外なところにあった。幻のゴールから3分後、甲府左サイドの古橋のクロスに飛び込んだ河村と杉山が交錯。これが杉山のファイルになってPKの判定。現地では向こう側なのではっきり分からなかったが、録画で見る限りなんとも厳しい判定である。その後の残された時間、甲府は反撃するがゴールを奪えず、後味の悪さを残しながら試合終了。負けた気がしない、それだけに悔しい敗戦となった。

エンジンが掛かるのが遅かった。それだけセレッソが粘り強い戦いをしていたとも言える。帰り際、電光掲示板の他会場の結果を見ると、福岡がビッグスワンの新潟を小瀬と同スコアで破っていた。ホームで強い新潟も残留を掛けたチームの気迫に苦戦を強いられたのだろうか。やはり、リーグ終盤の戦いはJ1、J2を問わずに厳しい。それでも下を向く事はない。取られたら取り返すだけだ。それが甲府の真骨頂だ。


さて、ここからは戯言。

秋深まる小瀬サッカーのテレビ中継は、キャッチフレーズをただ絶叫するだけのつまらない実況を抜きにすれば、ありのままを伝えるものとして素晴らしい時もある。この試合のPKとなったシーンを録画で確認すると、倒れた河村選手が笑顔を見せているシーンがあった。

どう見てもこの笑顔に漫画風の吹き出しを付けるとすれば、「へへッ、ラッキ~」ってな感じだ。なんて素直な青年なんだ。この笑顔がこの状況のすべてを物語る。が、敵サポからしてみれば、ここはやはり「PKで当たり前だ!」ってな感じでもっと憮然たる表情を見せて欲しいところだ。これじゃ、あきらめがつかへんで。

後半35分、ジャッジに不満を表すバレーに肩を震わせるようにして黄紙を掲げた主審の上川氏。もっと冷静に「枯れたお裁き」が出来ないものか。余計なことをしなくても、ゲームは選手たちのプレイによって自然にドラマチックに仕上がるものなのに。W杯では出来たのに日本で出来ないということは、もしかしたら内弁慶なのかも知れない。

試合終了間際、大久保に2枚目の黄紙を出して退場処分。よくある帳尻合わせでゲームセット。しかし、試合後の審判団退場時にはメインスタンドから大ブーイング。きっと激しい罵声を浴びただろうが、どうか甲府を嫌いにならないで欲しい。甲府にはいい温泉がある。いい湯につかって美味いブドウでも食べながら、心穏やかにイソップ物語の「北風と太陽」を一読して欲しい。寓話と馬鹿にする事なかれ。ゲームを壊さないヒントがきっと隠されている。

広島戦のジャッジを見て危惧したことが現実になった。それが残念だ。試合後に判定がどうのこうのなんて、誰も好き好んで言いたくはないんだ。
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