コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告 | トラックバック(-) コメント(-)
負けなかった勝てなかった
第13節 5/21(土) 甲府 1-1 山形 小瀬:4903人
甲(68)バレー 山(84)林

風は少しあるものの、穏やかな好天に恵まれた小瀬にヴァンフォーレが約一ヶ月振りに戻ってきた。前節、仙台に敗れたために連勝が途絶えた。今節は苦手な相手だが、ホームで勝利して再び勢いを取り戻したい一戦だ。同じシステムで戦うチーム同士、ミラーゲームさながら前半序盤はどちらに主導権が傾くことなく一進一退に進む。前半19分、ゴール前の混戦から右サイドにこぼれたボールを杉山が拾うとミドルシュートを放つ。これをきっかけに攻勢に出る甲府。数分後、相手のパスを中盤後方でカットした倉貫から前線のバレーに縦パスが通る。しかし、バレーのシュートはポストの際を無情にも通過する。今日もお約束の一発だ。

前半も30分を過ぎると、山形が反撃に移る。横浜F・マリノスから今季山形に移籍した阿部が右サイドから駆け上がり、クロスを上げる。甲府DFを越えたボールが原へ渡るが、ディフェンスに戻った水越がこれをクリアー。その後、甲府も太郎が一瞬のスキを突いてシュートを放つが、キーパーにセーブされる。そして、どちらもゴールを割ることなく前半が終了した。相手の出足の早さに中盤は支配された感じがした。しかし、失点することなく折り返すのは大事なことだ。

後半序盤は甲府がペースを握る。後半11分、右サイドの水越が放ったシュートがゴールネットを揺らした、と思ったらサイドネット。現場では気付かなかったが、ビデオでは場内DJの「ゴーーーール!」という雄叫びがしっかり聞こえている。それほど惜しいシーンだった。そして後半23分、池端からの素晴らしいフィードがバレーの胸に納まる。トラップ後、振り抜いた右足から待望の先制ゴールが生まれた。3戦連続となる、今日もお約束の一発だ。

その3分後、甲府は太郎に代えて白尾を投入する。失点により、前掛りになって反撃に移る山形の裏を取って追加点を奪おう、という意図だろう。 (注) 一方山形は前半よりプレスが弱くなり、甲府の中盤がやや機能し始めるも、追加点を奪うまではいかない。すると山形が徐々に反撃にでる。後半34分、左サイドを突破した佐々木がシュートを放つが、ここは鶴田がしっかりセーブする。しかし、失点後DFに代わって途中出場したFW林が、トラップ後に浮き玉で甲府DFをかわしてシュート。技ありのゴールで同点とされてしまった。ここまで辛抱強く守ってきた甲府にとって、ひとつの個人技で局面を変えられてしまった場面だ。

残された時間、甲府もあきらめない。FK、CKとチャンスは掴むが、ゴールは生まれない。終了間際、藤田と白尾のワンツーから藤田が抜け出すも、山形DFの必死の寄せにシュートは不発。その後、相手FKをしのいだところで試合終了となった。順位は前節と変わらず5位のままだが、仙台を破って2位になった鳥栖とは勝ち点差3となった。

引き分けだった、負けなかった・・・いや、勝てなかったゲームだ。

横浜FC戦、草津戦とDFが少し非力な相手に対しては、一対一で強さをみせた太郎とバレーのツートップ。しかし、力が拮抗した相手となると、なかなかそうはいかない。また、その攻撃の起点となる倉貫と藤田に対しても、相手のマークやプレスが一層きつくなっている。皮肉なことに、DFからFWへのロングフィード一発という甲府としては珍しい形を見ることとなったが・・・

「サッカーは複雑な相関関係から成り立っている」とは、いつかのJ’s GOALのレポートのなかでの言葉だ。上位争いをする相手にどうやって勝っていくか。ひとつのゲームの攻防でアドバンテージをどうやって得るか。今日の結果からだけではなく、結局、いろいろな局面に対応出来る準備をしておかなければならない、ということだろう。交代選手の要員と方法、セットプレーを含めた攻撃オプションの追加、逃げ切りの態勢作り等々・・・総力戦で戦って欲しい。

まだまだ、厳しい戦いが続きそうだ。

(注)J’s GOALの監督コメントより「体力的な理由から」だそうです。
   訂正します。
コメント
この記事へのコメント
見事なレポート!
オフィシアルHPの試合結果に付け加えたいくらいの出来ですね。

予想に反して、京都はもう独走状態です。
ややっ、なんとなんと鳥栖が単独2位に躍進しました。
そして、2位から7位まで勝点差1で綺麗に並んでいます。
まだまだ何が起きるか分からないJ2です。
2005/05/22(日) 07:02:38 | URL | TKラプソディ [ 編集]
求められているもの
お褒めの言葉、ありがとうございます。
単細胞ですから、ガンバロウという気になります。(笑)

それにしても、鳥栖には驚きです。
鳥栖や山形は共に下位にいた頃もあり、何か因縁を感じます。

昨日の試合、数年前なら納得出来るような内容でした。
でも、あちこちで不満の声が聞こえるのは、
今、求められているもののレベルが明らかに数年前と違うからですね。

すべてが成長の過程にあります。
2005/05/22(日) 10:43:17 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
コメントを投稿する
  [必須]
  [必須]
URL:
Comment: [必須]
Pass:   [入力すると編集、削除が可]
Secret:   [管理者にだけ表示を許可する]
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。