コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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ルーキーに沈められた
第33節 11/26(日) 甲府 2-3 千葉 小瀬:15,069人 曇 9.1℃ 50%
甲(1)山崎(38)藤田 千(24)阿部(58)羽生(78)青木

曇天に覆われた小瀬。いつ雨が落ち始めても不思議ではない雲行きと共に気温はめっきり冷え込んだ。生憎の天気になってしまったが、J1探検の旅は遂にホーム最終戦に辿り着いた。

開幕までは開幕が待ち遠しく、開幕すればしたでその先に何が待ち受けているかと期待や不安に胸を膨らませる。結果が出るのは遥か先のことだと知りながらも、一戦一戦に一喜一憂。そして、こうしてホーム最終戦の日を迎えると、決して短くはないシーズンの短さを改めて実感する。ましてや、このメンバーでの甲府を見ることはおそらく二度とないと思うと、ホーム最終戦はいつものことながら少しだけ感傷的なものになった。

メインスタンド

ここ3試合続けて9,000人台だった観客数は、第25節ガンバ戦以来の今季4度目の15,000人オーバーとなった。一部を甲府側に開放したアウエーゴール裏は、緩衝帯を挟んで綺麗に色分けされた。と言っても千葉の黄色に比べれば甲府の青は疎らなようだ。ここが青一色に染まるようになれば、いよいよ甲府も本物と言えそうだが、そうなるにはまだ時間が必要なようだ。

それでも、ぐるりと見回したスタジアムはだいぶ青くなってきた。2003年のアルウィンで新潟戦に勝利した後のヒーローインタビュー、「スタジアムを青く染めてください」と小倉がコメントしてから135試合目。キックオフ直前、雨が落ち始めて観客が一斉にポンチョをまとったが、雨中のゲームとなったガンバ戦よりもその青率は上がっていた。少しずつだが確実に進化しているようだ。

アウエーゴール裏

千葉サポーターもたくさん駆けつけていた。ゴール裏の2/3弱、およそ1,500人くらいだろうか。良くも悪くも野蛮さを感じさせない応援を繰り広げた。甲府駅の歓迎フラッグやほうとうの無料配布などの手厚いもてなしに驚いたようだが、石和温泉から足湯まで用意されたと後で聞いて、さすがにそれには驚いた。

カップウイナーの座を掴み取り、監督交代後の不安定な闘いから脱却するかと思いきや、なかなか勝利に恵まれずにリーグ戦では5連敗中の千葉。チームの勢いでは甲府に分がありそうだが、何故か開幕戦とか最終戦といったゲームで勝てない甲府。「走るチーム」同士の一戦はそれぞれに不安を抱えつつも、これまで同様に好ゲームになりそうな予感とともにキックオフ。

出場メンバー出場メンバー

すると、試合開始早々、そんな不安を一掃するかのようにゴールが決まる。右サイドの深い位置からあげた藤田のクロスを山崎が難しい体勢ながらヘッドで合わせると、相手GKの手をかすめるようにしてボールはゴールマウスに転がり込んだ。これまでの最短時間ゴールは、第15節アウエー広島戦の秋本とナビスコ予選のアウエー磐田戦で山崎があげた開始2分のもの。これを上回る開始1分での今季最短時間ゴールとなった。

幸先の良いゴールが決まって主導権を握った甲府。対する千葉の動きは重そうで、なかなかボールを前に運べない。しかし、前半24分、千葉の右CKをバレーがヘッドでクリアするが、ボールは津田に当たって阿部(勇)の目の前にこぼれて決められる。奪った先制点もあっけなかったが、ちょっと不運だったが同点ゴールもあっけなく奪われてしまった。

その後はやや千葉の時間帯になった。甲府右サイドからの坂本のクロスを山岸に合わされる。僅かに枠上に外れたがヒヤリとする場面だった。一進一退の展開のなか、38分、ハーフウエーライン近くでボールを受けたバレーの中央突破がファウルを誘ってFK。これを藤田が見事に決めた。久し振りに見せた藤田らしい軌跡を描いたFKで再びリードを奪って前半が終了した。

「イケそうだ」、そんな思いで後半を迎えたが、千葉が青木を投入したことで試合は一転して千葉ペースになっていった。先のAFCユース選手権インド2006でも勝負強さを見せて活躍したが、野洲高校、というよりセゾンFCで倉貫のお父ちゃんに鍛えられたところから始まったキャリアは伊達ではなかった。後半13分、ルーキーとは思えぬ確かな技術で羽生のゴールをアシストするラストパスを通すと、33分には工藤、羽生と繋がれたボールをゴール前に飛び出して技ありのシュートでゴールマウスに流し込んだ。

ルーキーの活躍がカンフル剤になったのか、後半は千葉の走りが復活した。逆に甲府は運動量が落ち、中盤の底でのチェックはおろそかになり、DFは人を捕まえきれずに相手をフリーにして決定機を防げなかった。攻撃はシュートまでの形は作れたが、バレーのシュートはGKの正面を突き、大西のシュートはどこかへ飛んでいってしまった。守りきれず、攻めきれずに試合終了。勝てるゲームを落としてしまい、モヤモヤした気分が充満した。

バックスタンドへ挨拶

心配された雨は時々ぱらつくだけで済み、試合後のセレモニーに影響しなかったが、敗戦のあとではいまひとつ盛り上がれなかったのが正直なところ。それでも、少し時間が経ち、今季ここまでのチームの頑張りを思えば拍手をためらうことは出来なかった。千葉サポの様々なコールも心に染みた。ありがとうは、拍手に込めた。

まだ、すべてが終わった訳ではない。リーグ戦はあと1試合残っているし、天皇杯も控えている。この中途半端な気持ちを晴らすために、最後の最後まで熱い戦いを見せて欲しい。贅沢は言わない。せめて、あと4勝は見たい。
コメント
この記事へのコメント
突っ込みを期待されているようなので
「あと4勝」充分、贅沢です。
正直、あと2勝でいいです。(これも贅沢か)
2006/11/29(水) 07:34:22 | URL | ワシワシ [ 編集]
驚異の1年間・・・
ダントツの降格候補No.1であった甲府のホーム最終戦が終わった。

現在、勝点41を上げて14位に位置する。
去年のJ2で大差で上位にいた京都と福岡を差し置いて、
4試合を残してJ1残留を確定した。

観客動員数も僕の予想(9,700人)を大幅に上回った;
12,213人(前年対比176%)=雨に負けなかったのが大きい。
甲府がこれほど盛り上がるとは思いもしなかった。

「驚き」だらけの1年間であった。
お疲れ様でした!
2006/11/29(水) 09:10:03 | URL | TKラプソディ [ 編集]
突っ込み有難うございます
>ワシワシさん

次の福岡戦に1勝、天皇杯で3勝。
これで順位アップと天皇杯決勝進出です。

な~んてノンキな事を言えるのもJ1残留が確定しているからですよね。
チームには本当に感謝しています。

でも、2つは勝って欲しいなぁ。
2006/11/29(水) 18:24:12 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
来季こそ勝負の年
>TKさん

どんな1年になるのやらと思っていましたが、
成績、観客数とも1年目としては及第点が得られたと思います。

観客にしてみれば1年目の物珍しさってのもあったと思います。
チームも悪い意味での慣れや慢心に注意して欲しいですね。
J1定着や観客数の増加のためには、来季は今季以上に頑張らなきゃなりません。
2006/11/29(水) 18:36:00 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
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