コウフ狂想曲
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倉貫、移籍
「札幌に始まり札幌で終わる」
天皇杯準々決勝が終わったあと、昨季のJ1昇格から今季のJ1残留までのひとつの「物語」が完結したかのような感慨にふけっていた。2シーズン、継続的かつピンポイントな補強による選手構成で結果を出したなか、バレーのチーム離脱が決まって来季のチームスタイルに何らかの軌道修正が必要になった。ただ、十分予想していた範囲内での出来事。慌てる事はない、そう思いながら忙殺の日々のなか噂を含めた補強話に耳を傾けながら過ごしていたら、大晦日の朝に衝撃的なニュースが飛び込んできた。

「倉貫主将が移籍へ -京都のオファー受諾- 」(サンニチ)

これは予期していなかったので本当に驚いた。昨日本人が意志を固め、クラブもこれを受け入れる見通しとのことだ。
以下、サンニチより抜粋。

-前略-
  倉貫は26日に京都から移籍の打診があった。「自分はあまり悩まないタイプだけれど、正直、今までで一番迷った」と言う。
 「サポーターの応援もありがたく思っているし、金銭的にも十分評価してくれている。選手、監督、スタッフとも信頼関係を築けている。甲府に何の不満もない」と考える一方、郷里に近いクラブでプレーする道も捨てきれなかった。
 滋賀県出身の倉貫は「実家に近い場所でプレーしたいというのが移籍を決めた一番の理由。(VF甲府で)7年間、やったし、これは本当に小さな要素だけど、環境を変えたいという気持ちもあった」と胸の内を語った。
-中略-
 京都はJ2へ降格したが「J2でもJ1でもサッカーをやることに変わりない」と前向きに受け止めている。「自分がここまで成長できたのはいろんな人に支えられたからこそ」と感謝し、「VF甲府はもっともっと強くなる。そのためにもサポーターのみなさんの力が必要。みんなで甲府のサッカーを盛り上げてもらいたい」とメッセージを残した。

クラブ存続の危機を知り、J1昇格劇の主役のひとりで今やチームの顔となった最古参の選手が甲府を去る事になった。数日前、倉貫への移籍オファーのニュースがサンニチに載った。あまり例を見ないことだったが、既に意志を固めつつある状況でこの発表の伏線だったのかもしれない。

いやー、残念。藤田、克哉と共に甲府に骨を埋めてくれる選手だと思っていただけにまったく残念だ。か弱くて頼りなかった選手が7年という歳月をかけて成長してきた姿は、そのままVF甲府の姿と重なる。使われない時期もあったが辛抱したようだ。何より、この2シーズンは頼り甲斐のある選手としてチームを牽引してくれた。怪我で棒に振った今シーズンだっただけに、来季こそJ1の舞台で大暴れして欲しいと思ったのだが・・・

J1残留を決め、さあ来季というこの時期に何故とも思うが、やはり、ありがとう、かな。選手としての年齢、将来への布石、地理的条件としての京都、甲府とは対戦のないJ2、邪推だが金銭、さまざまな条件が合致してしまった上での決断なのだろう。名もないクラブで頑張って、努力で得たデラシネとの決別だとしたら笑って送り出したい。やはり、ありがとう、だな。

さて、こうなりゃフロントには頑張って欲しい。出来得る最大限の戦力補強は不可欠だ。それでも来季の戦いは厳しさを増すだろう。でも、それはまたより大きな感動のための伏線だと考えている。山あり、谷あり、それもまた良し、逆境上等である。甲府サポーター、来季も頑張ろう。
コメント
この記事へのコメント
悔しいですね!
バレーの件といい、倉貫の件といい、
確かに「金の力」だけではないかもしれないけれど、
最近の日本のサッカー界の「品格のなさ」が悲しい。

どんどん欧州リーグに見られる「格差」が蔓延してきている。
Jリーグの平均化された実力が好きだったのに、
世の中の流れと同じように金がすべてのリーグになりつつある。

やっぱり僕は他のチームの主力に手を出すフロントは好きになれない。
それぞれのチームにいなくてはならない選手は大事にして欲しい。
日本人特有の「人情」が薄れていく風潮はやっぱり悲しい。

「生涯、いち甲府戦士」というのはダメか?
歳を取り過ぎたせいだろうか?
2006/12/31(日) 21:04:06 | URL | TKラプソディ [ 編集]
Never give up!
捉えようの無い不条理さに何とも言えない気分です。
倉貫を責める訳にいかず、このタイミングではフロントを責める訳にもいかず。
京都に対しても、このヤロウ!とは思ってもどうしようもなく・・・

今回の移籍の真相は分かりようもありません。
ただ、まだまだ甲府というチームに「力」がないのだと感じざるを得ないのも確かです。
それでも、その「力」というものが量で計れる「金の力」だけでは寂し過ぎますが。

「人情」をはじめ、僕らが知る日本的な良さは希薄になってきているんでしょうね。
僕がゴール裏に行くのはとても情緒的なところにあるんですが、
これも古い感覚なのかも知れません。
ちょっと寂しいですね。

何はともあれ、明日は新年を迎えます。
下を向いていても何も得られません。
来年はチャレンジング精神で頑張るのみです。
2006/12/31(日) 22:48:39 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
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