コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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剣ヶ峰
第5節 4/7(土) 甲府 4-3 神戸 小瀬:8,373人 曇 17.4℃ 28%
甲(5)藤田(71)(75)茂原x2(89)保坂 神(44)近藤x2(48)田中

地獄から天国へ。試合開始から終了までの2時間弱の間に、こんなに感情を起伏させることは滅多にないだろうなぁ。最高に腹立たしく、最高に感動的で・・・
リーグ戦では昨季の第34節大分戦以来となるホームでの勝利。そして、1999年にJ2参戦以来、紆余曲折のなかで積み重ねたリーグ戦100勝目(だよね?)。区切りとなる記念すべき勝利は、まったくもって甲府らしく、劇的な試合として記憶に留められた。

アウエーゴール裏

甲府のJ1昇格と入れ違いにJ2降格となった神戸。甲府が残留し、神戸が復帰したことでJ1の舞台での初顔合せになった。アウエーゴール裏には、数は少なく寂しかったが、神戸サポーターが駆けつけていた。初めて訪れた小瀬、そして生で見る甲府のサッカーにどんな印象を持っただろうか。

神戸のゲームは昨季の入れ替え戦をテレビで見ただけなのでどんなチームか分からない。今季加入したレアンドロは怪我により出場が微妙との戦前の情報通りで、昨季天皇杯の山形戦でゴールを決められている甲府にとってはラッキーな状況になった。

ただ、得点源の主力が欠場しているとは言え、昨季の甲府がそうであったように、入れ替え戦を経て上がったチームにはそれなりの勢いがある。そんなチーム相手だからこそ先制点が重要だし、出来れば早めに追加点を奪って主導権を握る展開を期待した。もつれればもつれるほど、甲府にとっては難しい試合になる。勝利が欲しい試合であると同時に、開幕戦以降、修正を重ねてきた甲府の力量が問われる試合。それはこの一試合だけでなく、今季のリーグ戦での結果を占うものとして。そんな意味合いのある試合と考えていた。

出場メンバー出場メンバー

試合開始から5分、PAやや外側中央のFKを藤田が決めて先制。神戸はワントップの近藤がDFラインの裏を突くがオフサイドになることが多く、単調な攻撃に終始して失点の危険を感じさせない。甲府が次の1点を奪えばこのゲームは決まる、そんな展開だった。しかし、神戸の中盤が厚いせいもあり、ボールは簡単に前に運べなかった。シンプルなプレイの選択が少なく、次第にプレイエリアが自陣サイドに。試合展開は膠着状態になった。

それと合わせた訳ではないだろうが、甲府ゴール裏の応援もまったく指揮が上がらない。選手を後押しするどころか観戦モード。そして、ピッチでは追加点を奪うどころか雑なプレイによるミスで失点。こねくり回してゴールに近づけない甲府を嘲笑うかのように、シンプルなプレイで同点にされた。集中力を欠いた甲府は1分も経たないうちに失点して逆転を許す。重苦しい空気に包まれたままハーフタイムになった。

立ち直りを期待した後半早々、簡単に追加点を許す。なす術を失くしたかのようなピッチの選手を見て、そしてこの試合の重みを思えば思うほど、腹立たしさは増していった。

甲府ボール保持エリアこの図は「Yahoo!スポーツ Jリーグ」にある甲府のプレー頻度(ボール接触数)の多さを色で表したもの。色が濃いほどプレー頻度が高い。得点の少ないチームは押し並べて相手ゴール周りの色が薄い。甲府の場合、パスサッカーを標榜するチームとしては、PA内やバイタルエリアまでボールを運べていないのが一目瞭然。これだけボールがゴールから遠ければ得点は難しい。前節の何本ものパスを繋いだ華麗なゴールにしても、フィニッシュ手前のパス交換がスピードを伴うことでPA内に進入出来たからこそ成功した。何にせよ、フィニッシュの直前にはクイックな動きが必要。とにかく、繋ぐ事と人との距離を短くする事に傾倒した弊害を修正出来るかどうかがこの試合の鍵になった。

シンプルに速く。今の甲府に足りない攻撃パターンが、途中交代で入った鈴木健太郎(以下、敬愛を込めてガチ)がサイドから良質のクロスを躊躇なくゴール前に供給することで修正される。後半から持ち直した甲府ゴール裏の応援と、リスクを負いながらも活性化してきた甲府の攻撃が小瀬独特の雰囲気を加勢していく。そして、ガチのアシストを受けて茂原が気迫のヘッドで追撃のゴールを決める。1点差に迫って小瀬は一気に熱くなった。4分後、混戦から茂原がグラウンダーのシュートを決めて同点。ボールを持ってセンターサークルに急ごうとする甲府の選手と神戸GK榎本が小競り合い。ガチに黄紙が出されたことで小瀬はさらにヒートアップした。

甲府ゴール裏

ロスタイムは3分。逆転を信じて必死の応援が続いた。あとワンプレイかツープレイ、電光掲示板の計時表示が消えてからだいぶ経った気がした。そして、遂に増嶋からのラストチャンスとなるクロスを保坂がヘッドでゴールに突き刺す。逆転に狂喜乱舞の小瀬。しばらく意識が飛んでいたような気さえするタイムアップの瞬間だった。

凱旋ヒーロー

苦しい今季初勝利までの道のりだった。3点連続で失点した時間帯と3点連続で得点した時間帯のプレイのあまりにも大きいギャップ。行った事はないが、地獄と天国を同時に味わうとはこういう事を言うのだろうか。感動的な試合だったけど、ただそれだけでもない複雑な心境。悪い甲府と良い甲府が同居している。どちらに転がるかで今季の成績は大きく結果を変えることになる。剣ヶ峰に立っている。この試合の結果だけに甘えていたら、痛い目に遭いそうだ。
コメント
この記事へのコメント
取り敢えず、良かったあ!
逆転さえ出来なかった東京のざまを見た人間としては・・・。

VFさんの書き込みからは不満の大きさを実感しました。
でも、とにかく第1歩を踏み出してくれた。

大木監督も3失点を意識してくれているようだから、
これからの戦いも彼に託すしかないだろう。

苦しい戦いが続くことは覚悟しているが、
逆転した良い流れを今後の戦いに生かして欲しい。
ひとつひとつ順位を上げていくことが肝要かと・・・。

2007/04/08(日) 20:43:21 | URL | TKラプソディ [ 編集]
もっと出来る!
追いかける展開になってからの甲府は素晴らしかったです。
選手も頑張りました。
ゴール裏の応援も頑張り、小瀬がひとつになりました。
昨季のガンバ戦と同じような雰囲気でした。
恥ずかしながら、また泣いちゃいましたよ。

このチームのポテンシャルの高さを感じました。
もっと出来るチームだからこそ、少し厳しい見方になりました。
この結果を次に生かして欲しいですね。

広島参戦予定です!
2007/04/08(日) 21:42:57 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
「重症患者」認定!
「恥ずかしながら、また泣いちゃいましたよ。」&「広島参戦予定です!」

僕も一緒に泣きたかったなあ。
同病相哀れみますです、ハイ!
2007/04/09(月) 07:54:16 | URL | TKラプソディ [ 編集]
この病は・・・
いつの間にやら重症です。
今シーズンのアウエー観戦者の多さを見るにつけ、
「重症患者」がだいぶ増加しているんじゃないでしょうか。

今年は正月休みに出掛ける事が出来ず、GWには家族の予定が合わず。
そんな訳で、家族揃って出掛けられるこの週末に広島行きを決めました。

TKさんは大分ですね。
共に勝ち点をお土産に持ち帰りましょう!
2007/04/09(月) 19:56:09 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
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