コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告 | トラックバック(-) コメント(-)
オレンジリベンジ
第8節 4/28(土) 大宮 1-2 甲府 浦和駒場:6,628人 曇 13.6℃ 60%
大(56)藤本 甲(36)須藤(60)林

午後2時過ぎに浦和駅に到着すると激しい雷雨に見舞われた。朝方の天気予報では夕方から弱雨のはずだった。ちょっと雨雲の到来が早まったのかと思いながらスタジアムを目指すと、雨は途中で上がって晴れ間がのぞいた。駒場運動公園内の木々は上がったばかりの雨に濡れながら、どんよりとした空とは対照的に生き生きと新緑を芽吹かせていた。

浦和駒場スタジアム

スタジアムには多くの甲府サポが駆け付けていた。先ほどの雷雨を避けるために、屋根替わりとなった2階席下のスペースに逃げ込んだようで、上段の通路まで人が溢れていた。そのまま天気がもってくれれば良かったが、暗雲とともに春の嵐がもう一度やって来た。強風と雷雨は応援段幕をまくしあげ、看板を倒し、雷鳴を轟かせながら容赦なく吹き付けた。

春の嵐アウエーゴール裏の甲府サポ

このままでは過酷なコンディションになると心配したが、暫くして雷雨は弱まった。いくつかのイベントは中止になったようだが、選手のウォーミングアップの頃には穏やかな曇り空に戻っていった。「駒場で良かった」と痛感した。低めの2階席が幸いして、恰好のシェルターになった。屋根があってもこの横殴りの雨だとそうそう防ぎ切れない。

そして、この低い2階席は応援の声を快く反響してくれるために誰でもノリやすい。見たところ、ゴール裏のサポの数は甲府の方が多いんじゃないかと思わせるほどで、応援でのアドバンテージが得られそうな予感がした。最近の甲府ゴール裏の盛り上がりは、そんな雰囲気を漂わせている。そして、その予感は的中。キックオフから、応援のボルテージは大宮を上回った。

出場メンバー出場メンバー

元々、大宮は守りが堅いチーム。負けられない試合でもあり、試合立ち上がりはボールホルダーへの寄せが速く、集中力も高かった。そのせいなのか、雨により変化したピッチ状況が影響したかどうか分からないが、甲府はちょっと危険なパスミスが散見。一方、大宮の攻撃は前線のサーレスにボールを預けるが、そこから先の連動が見られない。試合序盤は両チームともなかなか決定機を作れずに膠着した。

それでも、徐々に中盤でボールを支配し始めた甲府のペースになった。惜しいシュートが続いたが、ゴールネットには届かない。そのなかで、甲府の先制点は意外な展開から始まった。バックパスを受けた阿部が前線にフィード。弾道が低く、ゴール裏からは相手にカットされそうに見えた。ところが、ボールはグッと伸びて健太の胸元へ。「アッーー、ん? ウォー!!」って声が聞こえてくるようなフィード。トラップ後、体を反転させた健太が一気に駆け上がってクロス。綺麗に描かれた放物線の先には須藤。相手マークを外してファーに動き出しながらドンピシャなヘッドでゴールを奪った。健太のクロスも右足アウトサイドキックから繰り出された素晴らしいものだった。

先制点により主導権を握ったが、後半序盤にPKからゴールを奪われる。帰宅後、テレビのダイジェストでそのシーンを確認したが、甲府の選手が執拗に食い下がっていたのも納得できるものだった。追い付かれてしまったが、取られたら取り返す甲府スタイルはこの試合でも健在。4分後、CKから林のヘッドでゴールを奪って再びリード。その後は攻守ともに甲府のリズム。前線からのプレス、ボールを奪われても奪い返す守備意識も高かった。サイドからのチャンスメイクで相手にとって危険なボールをゴール前に入れるシーンも多かった。

しかし、ダメ押し点を奪えずにいると、後半残り10分から大宮の猛攻を受けて守勢にまわった。下がったDFラインと中盤との間延びしたスペースから危険なミドルシュートを打たれた。阿部の落ち着いたセーブで何とか防いでいたが、相手の攻撃の流れを断ち切れない。続けざまにシュートを打たれて危険度は益々増大したが、最も危険なシュートはバーに弾かれて命拾い。運も味方したが、その後はアディショナルタイムを上手く使い切って逃げ切りに成功した。

選手を迎えるゲーフラ

今季リーグ戦初ゴールを決めた須藤と林。勝ち越しとなった林のゴールは、甲府移籍後のリーグ戦初ゴール。試合毎にヒーローが誕生するのも、チームとして戦う甲府を象徴しているようだ。チームとしての成熟度で劣り、試合中、藤本が必死に叱咤しようとも空回りに終わった大宮。怪我や出場停止から復帰してベストに近い布陣で臨んだだけに、その落胆の大きさは試合後に天を仰ぐようにピッチに倒れた選手たちの姿に現れていた。それは、チームとして戦うことの大切さを改めて思い知らされるシーンでもあった。林の試合後のコメントにある「信頼関係が大事」という言葉が重みを感じさせる一戦だった。

昨季の駒場ではリーグ戦とナビスコの2戦とも敗戦。肩を落とした帰り道だったが、この日は満足感に包まれた帰り道になった。アウエーでの勝利は格別な味がする。それでも、まだ3勝1分4敗のビハインド。まだまだ勝負はこれからだし、次の試合が大事なのはいつも変わらない。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
  [必須]
  [必須]
URL:
Comment: [必須]
Pass:   [入力すると編集、削除が可]
Secret:   [管理者にだけ表示を許可する]
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。