コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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9位浮上
第9節 5/3(木) 甲府 1-0 横浜FC 小瀬:16,279人 晴 24.1℃ 28%
甲(63)増嶋

2005年10月1日J2リーグ戦第34節、直近の横浜FCとの対戦は1年7ヶ月前まで遡る。その試合はカズが初めて小瀬にやって来た試合で、当日の観客数は14,234人だった。バックスタンド増設前で定員は15,000人だったから、ほぼ満員といえる状態。カズ効果、サイドスタンドの完成、招待事業など様々な要因も重なって当時の最高観客動員数を記録した。

試合の方は、カズや山口、浮気といったベテランがフィットし始めた横浜FCに対して、奇しくも倉貫とバレーが不在の甲府は攻撃の組立と決定力を欠いて苦戦。結局、勝ち切ることが出来ず、内容でも横浜FCを上回れずにスコアレスドローに終わった。そう言えば、その試合以来、甲府には良くも悪くもスコアレスドローのゲームが一戦もない。

新緑眩しい小瀬

あの日と同じように、この試合でも開門を待つ長い列が出来た。ゴールデンウィークと好天に恵まれて出足も早く、キックオフ2時間前の開門時には、ホームゴール裏とバックスタンド会員の待機列は補助競技場の北側まで延びていた。新緑の木々からの木漏れ日は眩しかったが、時折通り抜けていく風が心地良かった。それでも、陽射しはジリジリと強くなって気温が上昇していくのを体感。この暑さに負けない熱い試合になることを期待しながらスタジアム入りした。

アウエーゴール裏

アウエー側サイドスタンドの一部がホーム側観客に解放されたのは、昨季のG大阪戦以来二度目。緩衝帯を挟んで陣取った横浜FCサポも思ったより多く駆け付けていた。J2時代の倍くらい居そうだ。これもJ1昇格効果だろうか。フェアプレイ宣言ファミリーの呼び掛けには拍手が起こった。子供の挨拶にも殺伐としているサポーターがいるなかで、大人の反応に思わず和んだ。

メインスタンド
バックスタンド
ホームゴール裏

前売り券の状況から15,000人は超えそうだと思っていた観客数だが、キックオフの時間が近付く頃にはどのスタンドも多くの人で埋まっていった。ほぼ満員近くまで人を飲み込んで、最終的には昨季の浦和戦に次ぐクラブ史上二番目に多い観客動員数になった。そして、開幕戦と同じようにブロックごとに青と赤のボードを掲げてスタジアムを演出。風が次第に強まるなか、キックオフとなった。

出場メンバー出場メンバー

試合序盤こそ素早いパスワークで横浜FCゴールに迫った甲府だが、DFラインと2枚のボランチがしっかりブロックを作る横浜FCの堅い守りに手を焼いた。一方、横浜FCの攻撃は久保、カズ、滝澤がワイドに開いてカウンター攻撃を狙っていたが、あまり効果的なボールが出てこないことと甲府DF陣の落ち着いた対応で怖さは感じられなかった。流れがどちらに傾くことなく膠着した展開。どうやら、横浜FCとの対戦は三ツ沢では派手な打ち合い、小瀬では悶々とした試合展開になるのが舞台をJ1に移してもお約束のようだ。

「こんな展開で久保にあの“ひょっとこダンス”をやられたら腹が立つだろうな」と思った矢先、この試合唯一と言っていい決定的場面を作られた。甲府左サイドに切れ込んだ奥からのクロスにダイビングヘッドでシュート。フリーで打たれたが、枠を外れて命拾い。昨季の横浜FM戦といい、久保にとって小瀬は鬼門に違いない。これ以降、横浜FCの攻撃は決定機を欠き、あとは甲府のゴールを待つだけの展開になった。

スコアレスで折り返した後半、カズが交代でピッチを去ると大きな拍手が聞こえてきた。「カズとは言え、相手チームの選手にこんなに拍手が起きるのは小瀬だけだろうなぁ」などと思いながらもう一度ゲームに集中。すると、直後の藤田のFKがゴールに吸い込まれた。これも小瀬力か? 秋本、増嶋、須藤が同時に飛び込み、誰のゴールか分からなかったが、記録は増嶋のゴール。前節の林に引き続き、移籍後のリーグ戦初得点となったが、藤田のゴールと言ってもいいような藤田らしい狙いすましたキックだった。

後半は甲府がゲームの大半を支配して、打たれたシュートは僅かに1本。幻の2点目は直前のGK菅野へのチャージで認められず。その時、増嶋を押し倒してゴールネットに沈めた菅野に各スタンドから大ブーイング。「ヨコハマは押すのが好きだな~」との皮肉も聞こえ、その後のゴールキック時にもブーイングを浴びせられた。足が止まった相手に対して面白いようにパスが回り始めたが、何度かの決定機をものに出来ず追加点は奪えず。得失点差を考えればもったいない結果になったが、最後まで集中力を切らさずに勝利。リーグ戦では今季初の完封勝ちで3連勝を飾った。

凱旋

ここ数試合続いた熱狂的な小瀬は、残念ながら再現されなかった。「この大観衆なら凄いことになっていただろうなぁ」と、勝ちゲームの余裕で妄想を膨らませた。それでも、きっちり完封して1-0のスコアで勝ち切ったことは大きい。プレイやゲーム運びに自信を感じ取れるし、勝者のメンタリティってやつを感じさせる。リーグ戦序盤の敗戦を糧に奮起してくれた選手たちに感謝。5月は7試合中5試合がホームゲーム。過信を戒めながら、ぐんぐんノッていって欲しい。

久しぶりの対戦となった横浜FCだが、J2で戦った馴染みの相手に、J1で1年間積み重ねた諸々の甲府の成長を見せることも出来た。そうした嬉しさも感じたゲームになった。
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