コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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タナボタでタナバタ
ナビスコ Group-D 第6節 5/23(水) 甲府 0-3 鹿島 小瀬:8,844人
晴 21.1℃ 60% 鹿(36)(60)田代x2(65)本山

今季のナビスコ予選を振り返ってみる。リーグ戦の開幕を迎えたものの、思うに任せなかったチームの連携。序盤の名古屋戦は、それを実戦のなかで修正できる機会になった。相手がメンバーを落した事もありホームとアウエーで連勝。リーグ戦が連敗スタートとなり、自信を失い兼ねない状態だっただけに、ここでの勝利が挽回への気運を高めるのに丁度良いタイミングになった。

続くアウエーでの鹿島戦は、ほぼベストメンバーの相手に勝利。連戦を睨み、茂原と林をメンバーから外したなかでの好結果。4月の最初のゲームだが、この試合で得た手応えがリーグ戦での4月無敗という結果の呼び水になったとも考えられる。もちろん、昨日の結果を思えば、ナビスコ予選のなかでも大きな意味のあった試合であることは間違いない。

いずれにしても、アウエーでの新潟戦を含めた第4節まで、リーグ戦との兼ね合いを図りながら“マイペース”な戦い方を進めるなか、幸いにも結果が伴った。甲府としては理想的なカップ戦の戦い方が出来たと思っている。そして、いよいよ予選突破が現実味を帯びてきたホームでの新潟戦からは、より勝負を意識した戦いに。だが、相手の本気度が増すと、そう容易く勝ち点は得られない。そして、予選最終節の鹿島戦を迎えることになった。

鹿島サポ

「(決勝トーナメントに)進めば、それは目に見える形で残る。そういうものがこのクラブには大切なんじゃないかな」とは大木監督の言葉。J1昇格、J1残留、天皇杯ベスト8と結果を出すことで、VF甲府を取り巻く状況は明らかに変わって来ている。スタジアムの様子に限っても、ここ数年で様変わりを見せた。

所謂“バブル”な成長では困るが、“目に見える結果”が成長を促す要因のひとつになることは確かだろう。リーグ戦で結果を出してJ1に残留することは大前提であるが、カップ戦の決勝トーナメント進出という足跡を残すことの意味は、今の甲府にとって決して小さくはない。そんな期待の大きさは、ナイトゲームと言えども平日開催に8,000人以上を集めた観客数にも現れていた。

出場メンバー出場メンバー

しかし、試合はとても残念な結果に終わった。1失点目までは期待に沿う出来だったが、ミスをきっかけに前節は集中力を見せた守備陣が嘘のように崩壊。ミスによる1点目の失点も痛かったが、相手の動きを見失ってマークが緩くなった、というより完全にフリーにして奪われた2、3点目は酷かった。

鹿島はバランスの良さが際立っていた。守備においては隙のないポジショニングを見せ、攻撃においてはピッチを幅広く使って緩急のある攻めを見せた。得点時、特に2点目の時にはニア、中央、ファーサイドと、どこからでもゴールを狙える態勢を作っていた。ゴール前でいくつかの選択肢を作り、相手に的を絞らせない動きが決定力に繋がったようで、甲府の単調な攻撃とは対照的だった。

甲府はゲームの主導権を奪われ、攻守におけるバランスを崩して“らしさ”を失った。覇気が伝わる選手もいたが、チームとしては空回りに終わった。ゲームのなかにひたむきさも迫力も感じることは出来なかった。むなしく試合終了を迎え、敗戦では先に進めないと思っていたら決勝トーナメント進出決定の知らせ。まさに棚からぼた餅。ゴール裏では歓声の後、昨季のアウエー清水戦以来(かな?)のブーイング。何とも複雑な心境で選手たちを迎えた。


初の決勝トーナメント進出、準々決勝の相手は川崎。第1戦は七夕の7/7(土)ホーム、第2戦は7/14(土)アウエー。土日分散開催の可能性があるそうだが、明日(5/25)には正式な開催日・会場・キックオフ時刻などが発表される予定。

そして、甲府の決勝トーナメント進出に際してこんな報道があった。
―――――――――――――――――――――――――――――――
-前略- 
 クラブ初の快挙に、うれしいご祝儀がある。決勝T進出で得る放送権料の分配金1000万円は選手、スタッフでそのまま分配される。前節新潟戦前からニンジン作戦を敢行した海野社長は「オレの名前は『うんのいい子』(海野一幸)だからね(笑い)。本来なら負けてるから、あげたくないけど約束だから。歴史的なことでもある」とおどけた。決勝Tに“負け進む”のも不思議なら、勝利給ならぬ負けてボーナスゲットも、まか不思議…。いや、予選6試合の戦いの末につかんだ初の決勝T進出が、色あせることはない。
(以上、nikkansports.comより抜粋)
―――――――――――――――――――――――――――――――

決勝T進出を知らせる電光掲示板実際にはホームゲームの入場料収入も見込めるのかな。想定外の臨時収入獲得ってところか。クラブや選手が潤う事に何の異存もない。正当な対価なんだから、むしろ、どんどん潤って欲しい。ただ、サポーターにも分け前が欲しいな。ここはひとつ、公正な富の分配って事で…。と言っても、分けて欲しいのはお金なんかじゃない。

「あ~、本当にいいゲームだった。もっと甲府の試合を見たいな」っていう満足感と期待感を持てるプロフェッショナルな試合。
「選手のみんな、凄く頑張った。感動した。甲府を応援していて良かったよ」って我が身を奮い立たせてくれるようなひたむきな試合。

そんな試合をひとつでも多く見たい。甲府を応援するものにとっては、それが何よりの“ご祝儀”だ。そして、その先には、きっと勝利という結果が待っている。
コメント
この記事へのコメント
とても良い薬だ!
全く映像が見られていないのでなんとも言えないが、
甲府の選手から「ひたむきさ」を奪ったらこんなゲームになる典型かな。

但し、大事な試合であることは分かっていたはずだから、
余りにも酷い崩れ方がチョット気になる。
鹿島が良過ぎたのならいいが、
今後を考えるとそれも困りものだけど・・・。
2007/05/25(金) 06:29:11 | URL | TKラプソディ [ 編集]
敗戦の原因内訳
鹿島の出来の良さ:20%
左サイドDF陣の判断、連係ミス(2失点目):15%
林のお疲れモード(1失点目に繋がったミス。間接的に3失点目):15%
そこを修正出来なかったベンチワーク(清水戦からストレスを感じている):15%
決めきれない前線の攻撃陣(DF陣、攻撃参加の負担増):15%
仕事が出来なかった交代選手:10%
保坂の負傷退場により、残り15分が10人となったアクシデント:5%
後押しが足りなかった小瀬力:5%

こんなところでしょうか・・・

この閉塞感、あとチョットで打破できそうなんですが。
チームの無欲な頑張りに期待してます。
2007/05/25(金) 12:51:34 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
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