コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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連敗脱出
第17節 6/23(土) 甲府 2-0 大分 小瀬:11,298人 曇 25.3℃ 61%
甲(22)克哉(89)久野 

数日前の天気予報では雨マークが付いていた週末。久し振りに雨のなかでの観戦を覚悟したが、予報は外れてくれた。それどころか、甲府では昼に32.7度を記録。強い陽射しのせいもあり、真夏を思わせるような天気。スタジアムに到着しても、まだ西日が容赦なく照りつけていた。それでも、強い陽射しを放ったお天道様が沈むと、蒸し暑さを残すスタンドを渡る風が心地良かった。

メインスタンド
大分ゴール裏
バックスタンド

小瀬がずいぶん懐かしく感じられた。アウエーを二試合挟んだだけなのに、その二試合が厳しい結果に終わってものさびしさを味わっただけに、我が家に帰ってきたような安堵感がそう感じさせたのかも知れない。アウエー参戦サポが増えているとは言え、多くの青いサポーターが詰め掛ける小瀬は、何といっても我らがホーム。やはり、ホッとする。戦う選手たちも同じだろう。そう思うと、小瀬が甲府の選手にとって、安心し、心強く思える場所であるように、いつまでも味方であり続けたいとの思いを今更ながら強くした。

出場メンバー出場メンバー

中断前の一試合を残しているが、第17節は前半戦最後のゲーム。連敗と降格圏内からの脱出を図る大事なゲーム。茂原と林を欠く先発メンバーは、3トップの中央に須藤、右に大西、アンカーに前節の東京戦後半と同様に井上、最終ラインに池端が起用された新布陣。そして、國吉、木村、久野のルーキーたちがサブメンバーに名を連ねた。

前半は甲府ペース。局地的なショートパスの交換に、時折サイドへのロングボールを織り交ぜながらプレイエリアを押し上げた。これが功を奏したのか、いつもハラハラする中盤でのパスカットから即ピンチとなるカウンター攻撃を受ける危険が少なかった。大分の攻撃の連携がいまひとつだったことにも助けられ、前線に出された相手ボールに対してもDF陣が落ち着いて対応。特に、後半途中で交代になるまで、池端が終始冷静な守備でチームに貢献した。

欲しかった先制点は前半22分、左ショートCKから宇留野が叩いたボールを角度がないところから克哉が蹴り込んでゴール。その後、押し込みながらも追加点は奪えなかったが、相手に得点を許さず1-0で折り返し。守備が破綻しなければ、ゲームは壊れない。そして先制点を奪えば、まずは主導権を握ることが出来る。そんな勝ちゲームの定石通りの試合展開で前半が終了した。

後半立ち上がりも甲府ペースで試合は進むが、大分が前田を投入した後の後半20分以降、大分の攻撃が活性化。前線でボールが繋がり始め、甲府が守勢に回る時間帯が増えた。それでも、球際で粘り強さを見せた。特に、アンカーの井上が二戦続けてこの位置で起用されて勘所を掴んだのか、危険を察知しては体を張ってピンチを防いだ。不要にボールを失うこともなく、攻撃にも絡んでみせた。林以外にアンカーを務められる選手が出てくれば、藤田を2列目に残せる布陣をいつも敷くことが出来る。これは大きな収穫になった。

後半の甲府の攻撃はパスミスが目立ち始め、少しシンプルさを欠き始めた。シュートを打てる場面でボールを回したり、中盤でボールを失う回数も増え始めてピンチを招いた。そうした展開のなか、三戦連続でゴールマウスを守った鶴田が試合勘を掴んできたのか、再三の好セーブでピンチを救って完封に大きく貢献。これだけの守りをすれば安心して見ていられる。特に、ルーキー久野のゴールをアシストしたロングスローは、果敢にシュートを放って決めてみせた久野と同じくらい素晴らしかった。

後半終盤の大分の攻撃を守り切り、久野のゴールで相手を突き放しての勝利。好調ではない大分相手とは言え、90分間を冷静かつ熱く戦い、攻守の修正点の糸口を掴むことが出来たゲームになった。中盤で不用意にボールを奪われない、ゲームをセーフティに切る時は切る、球際で粘る、幾重もの守備の網を張る、攻撃にスピードを持たせる。これらを確実にこなすだけでも、勝利は近付くものだと実感したゲームだった。

甲府ゴール裏

この日の小瀬は熱気に包まれていた。バックスタンドから聞こえてくる手拍子の音は、いつにも増して大きく響いていた。勝利の瞬間には総立ちになって選手を称えた。ゴール裏の凱歌に合わせた手拍子も鳴り止まなかった。小瀬に駆けつけた皆が、この時をどれほど待ち望んでいたかがよく分る光景だった。

指を天に突き刺し、「輝く夜空」を合唱するゴール裏。安堵感と満足感が満ち溢れていた。指先の空に瞬くような星は見つけられなかったけど、まだ満月じゃないお月さんがしっかり小瀬を照らしていた。「まだ、これからだな」と思いながら月を眺め、甲府がさらなる輝きを放たんことを天に祈った。

小瀬を照らす月 
コメント
この記事へのコメント
遅くなりましたが・・・
大分戦はご苦労様でした!

この日の新発見は池端のパーフォーマンスでした。
思い返すと、シーズン前の僕の期待には池端と奈須が含まれていた。
僕はJ2時代の彼等のパーフォーマンスに余りストレスを感じた記憶はない。

茂原と林を欠く中断前の名古屋戦には両選手を使って欲しい。
CBは池端と増嶋のコンビ、ボランチには奈須を希望する。

好き嫌いがなかなか激しい頑固な大木監督のおぼえがイマイチなのがネックではあるけれど・・・。
2007/06/26(火) 21:06:30 | URL | TKラプソディ [ 編集]
切り札の使い方
池端、良かったですね。
いつもより最終ラインを低めにしていたようですが、
セーフティな守備は安心して見ていられました。
元々身体能力が高い選手だけに、使い方によっては十分に機能しますね。
結果を出したのだから、続けて使って欲しいと思います。

池端が東京戦でFWとして登場した時にはびっくりしました。
他に本職はいないのかよと。
本職と言えば、奈須もボランチが本職ですが最近見ないですね。
この前のサテライト戦にも出場していなかったですし。
ゲームに出ていないことによるパフォーマンスの低下が心配ですが、
東京戦ではベンチでしたので、一度使ってみるのもいいですね。

サテライト戦では太郎も悪くなかったと思うんですが、なかなか起用されません。
攻撃のアクセントになる選手だと思うけどなぁ。
久野の例に洩れず、短い時間でもいいからチャンスを与えられないものでしょうか。

そう言えば、アルベルトはどうなっちゃったんでしょう?
新潟戦に同行したJ's GOALのライターの話では、
使われなくなっても腐らずに練習に励んでいるとのことでしたが。
一時、怪我をしたとの噂も聞きましたが、茂原のおバカさんが長期不在なだけに、
使えるなら使って欲しい、と言うより使えるようにして欲しいと藁にも縋る思いです。

さて、名古屋戦。
仕事の予定がひとつ決まらないせいで、応援バスの予約がまだ出来ません。
明日が締め切り。
月末で懐も寂しく、思案のしどころです。
何とかせねば。
2007/06/26(火) 23:27:04 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
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