コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
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理想と現実の狭間で
第30節 10/27(土) 甲府 1-1 横浜FM 小瀬:9,056人 雨 13.3℃ 76%
甲(38)アルベルト 横(20)大島

大雨に見舞われた小瀬での横浜FM戦。
勝たなければならない試合が引き分けという結果に終わった。
アルベルトの技ありのシュートで得点こそ奪ったが、内容も含めて不完全燃焼。
この一年間でずいぶんフラストレーションの溜まるチームになってしまった。
残留争いの状況共々、何とも宙ぶらりんな気分、ってのが正直なところ。


第29節 10/21(日) G大阪 5-0 甲府 万博:16,071人 晴 20.3℃ 33%
G大(4)(73)寺田x2(10)マグノ アウベス(38)二川(84)前田

前々節のガンバ戦。
動いてボールの出所を作るプレーからいくつかのパスコースが生まれるガンバ。
人数をかけても足元へのパスを相手に読まれてパスカットからピンチを招く甲府。
自らの攻めの起点が瞬時に相手の攻撃の起点になって守勢に回ってしまった。
藤田不在もあり、リズムの悪さを立て直す術はなかった。

ゴールという最後の形からリバースするかのような動きを見せるガンバの攻撃。
ゴールを奪うために何をどうするかという約束事を持っていること。
それを選手個々が意識してプレーしていること。
それらの差がプレー判断の速さやボール回しの質の差になって表れていた。
ポゼッションサッカーの理想と甲府の現実を突きつけられた90分間。
まさに、万博で目の当たりにしたのは甲府が抱える理想と現実のギャップだった。

万博記念競技場

昨日の横浜FM戦は仕掛けの遅さを修正して臨んだ一戦のようだが、仕掛けようにもゴールから逆算した連動になっているようには見えなかった。
シュートで終われないのは、そんなところに原因があるんじゃないのかな。
迷っているうちに打つ手がなくなっていた。
理想と現実のギャップにもがいているように見えて仕方なかった。

ガンバ戦後、久し振りに“S極”の観察記を読み返した。
かたくなに理想を目指す大木監督の考え方の元にあるものは何なんだろうか。
とは言っても、読み返してみたものの何も分からなかった。
当たり前のことかも知れないが、素人である我々が「ここを修正すれば…」と思っていることなどはすべて承知の上。
それでもなお、理想を追い求めているようだ。

その頑固さが甲府をJ1昇格に導いたひとつとも言えるだろうし…。
ただ、その理想が今シーズンの甲府にとって正しい選択だったかどうか。
現在の戦力との兼ね合いのなかで、理想が高すぎたのかもしれない。
そんな疑問が沸かない訳ではない。
ただ、リーグ戦が終了していない現状では何とも言えない。
すべてが終わってから考えてみる必要はあるだろうけど、今は信じるしかない。

今朝のサンニチには大木監督のこんな言葉が載っていた。
「残り試合を勝ち続けるには努力以上の何か、フォースというのかな、そういったものが必要なのかもしれない」

フォースを得るためには、相手が怖がる動きを取り戻すことではないだろうか。
今シーズン、「甲府は怖くない」と相手チームの選手コメントがたくさん聞こえた。
ボール回しから先のゴールへの迫力が欠けているからだ。
ゴールへの積極性と躍動的な動きこそがフォースの源となり得るのではないか。

先日、JAPANサッカーカレッジとの練習試合を見に行った。
特にレギュラー陣が出場した前半を見て気になったことがあった。
ここへボールをよこせ、そこへ走り込め、といった要求するプレーが少ないこと。
行き詰っては安全策を取り、その結果、ダイナミックな動きが失せていく。
ここに来て、まだ変化が見えないのは寂しいばかり。
せっかくの“練習”試合なのに、試行錯誤が不十分だと感じた。
あれだけピッチに近いのに、聞こえてくる選手同士の声も少なかった。

J's GOALのプレビューに選手同士でミーティングを開いた話が載っていた。
先週の火曜日に意見交換をしたそうで、練習試合はその翌日。
そうであるなら尚更、実践する姿がもっと見えても良かったのではないかと思う。
昨日の試合でも、パスを要求しても出し手が察知できていない場面があった。
まだ、努力の余地は残されている。
仲良しグループが真の戦う集団になってこそ、フォースとやらが授かるのだろう。
残された時間は少ないが、何をすべきか考え、実践するしかない。

何より、甲府には「やるべきことをやる」ことで成功した経験がある。
クラブ存続の危機から脱出したことである。
今も山梨県のホームページには、県民フォーラムに寄せられた様々な意見が生々しく残っている。
クラブ存続に否定的な意見も少なくなかった。
それでも、傍観者にならなかった多くの人の力で危機を脱した。
やるべきことをやり続けたその延長にJ1の舞台があった。
あの時はとても無理だと思っていた理想を現実が上回って今ここにいる。

もちろん、存続のピンチと降格のピンチは中身が違う。
それでも、この窮地を脱するためには自信を持ってやるべきことをやり続けることしかない、と短い歴史を振り返りながら思っている。

残り4試合で16位の広島とは勝ち点差4。
大宮が勝利したため、自力での自動残留は消滅した。
かろうじて逆転の可能性を残しているが、次の神戸戦で勝利が必要になった。
4試合が残っていても、目の前の一戦がJ1残留を懸けた戦いになる。

チームのことは監督やコーチ、選手に任せるしかない。
サポーターは応援するしかない。
天皇杯4回戦を経て、二週間後が神戸戦。
アウエーだが何とかやり繰りをつけて、一人でも多く神戸に参戦しよう。
現実を少しでも理想に近づけるために。
コメント
この記事へのコメント
ご苦労様でした!
マリノス戦に勝てなかったのは確かに悔しかった。
でも、あと4試合、挑むのは「勝点差4」である。

サッカーは何が起こるか分からない。
2年前の昇格劇も誰も信じてはいなかったはずだ。

「フォース」が甲府に光臨するかどうかは気持ちの問題であると思う。
監督も、選手も、サポーターも、
死ぬ気で、無心に、一戦一戦を戦うしかないだろう。

結果は「神のみぞ知る」領域である。
精一杯戦って、あとは良い結果を祈るばかりだ。

「二兎は追うな!」、天皇杯はJ1残留のための練習試合にすればいい。
2007/10/29(月) 20:41:13 | URL | TKラプソディ [ 編集]
行き違ったぁ
応援お疲れ様でした。
先程TKさんの掲示板に書き込んできたばかりです。

数字的には厳しいですね。
ただ、確かに何が起こるか分からないのも事実。
2年前もそうでしたね。

ハラハラ、ドキドキで心臓に悪いチームですよ甲府は。
だからこそ、サポートする甲斐もありますが…。

人事を尽して天命を待つ、これしかないか。
2007/10/29(月) 21:04:18 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
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