コウフ狂想曲
■偏愛・理系■ ヴァンフォーレ甲府を中心に諸々を綴るブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告 | トラックバック(-) コメント(-)
迷走、甲府
関西大との天皇杯初戦、甲府は3-5-2の布陣でスタートした。
GKは久し振りに出場となった阿部、3バックは右から東間、臣、新。
ウイングバックは右に大西、左に吉田、2列目は片桐と美尾。
新のセンターバック起用に驚き、東間がどこまで通用するか期待し、片桐と美尾が攻撃を上手く組み立てられるか楽しみにした。

悪くない立ち上りだったが、徐々に臣や林がミスパスを連発。
片桐と美尾は有効な攻撃を仕掛けられず、甲府のペースは崩れた。
前線の選手の動き出しが悪いと言うよりも、中盤で人数を揃えた関西大の早い寄せに行き詰り、苦し紛れなパスが多くなって攻撃が停滞した。
組織的な動きは関西大が上回り、シンプルで速い攻撃に甲府は受身になった。

甲府先発・控えメンバー

関西大の2トップ、佐藤選手、金園選手は足元の技術があり、力強かった。
1点目はPA手前の混戦から佐藤選手にスルーパスを通され、中央突破を許した金園選手にゴールを決められた。
2点目は中盤逆サイドからのパスを受けた佐藤選手に新が巧みにかわされた。
3バックの採用を含めて、適材適所とならなかった布陣は相手の迷いのない攻撃を受けて早々に綻びた。

甲府は2点を先行されて布陣を4-3-3に変更。
DFラインは新がいつもの右サイドに移動し、続いて東間、臣、吉田と並んだ。
前半にCKから東間のヘッドで1点を返したものの、立ち上りのつまづきが依然として尾を引くなか、後半16分に追加点を許す。
「オフサイドかな」と思える微妙な位置からだったが、右サイド中盤の藤澤選手の縦パスに佐藤選手が間髪入れずに飛び出した。
並走する吉田を振り切って金園選手のゴールをアシスト。

その後は相手の攻撃が一段落し、甲府も好守のバランスを取り戻した。
後半18分に新を起点にしてシンヨンのゴールで1点差に迫ると、直後に十分な働きが出来なかった片桐と美尾に代わって國吉と松橋を同時に投入。
大西が2列目に下がり、松橋をやや下がり目にした3トップになった。
残り時間が少なくなった後半35分、吉田に代えて森田を投入。
森田がマラニョン、松橋、シンヨンの3トップの下に位置し、大西がボランチ、2列目にいた國吉が左サイドバックに下がった。

右往左往と目まぐるしく変わるポジション。
直後、森田のシュートが防がれたことで得たCKからマラニョンが同点弾を決める。
しかし、その後にアクシデントが発生。
東間が足をつったようで、動けなくなってしまった。
試合はそのまま延長戦になったが、3枚の交代カードは既に使い切っていた。

延長戦では東間を3トップの右に残し、DFラインは右から大西、臣、新、國吉。
森田を林と共にボランチに据え、松橋を2列目中央に下げた4-3-3。
布陣は本来のポジションの選手のほうが少ない、さらに混沌とした状況になった。
甲府、関西大とも足は止まり、甲府は延長前半の決定機をマラニョンが外す。
延長後半には前線に残った東間がポストプレーに体を張り、トンチンカンな試合なのに、何故か感動を覚えるという不思議な展開。
思わぬ激闘になった試合はドローで終わり、PK戦になった。

甲府のキッカーは臣、森田、マラニョン、國吉、林の順。
最初の山場であったマラニョンが決めて一安心すると、関西大の4人目が外した。
國吉は大丈夫だろうと思っていたら、右隅を狙ったボールはポストに阻まれた。
関西大の5人目が外す。
甲府の5人目、林が心憎い間合いでゴール左隅に流し込み、延べ10回の一蹴りごとに緊張と歓喜と落胆を繰り返して、120分+αの長い戦いが終わった。

最終スコアと健闘を称え合う両チームの選手たち

しばらくして、アウエーゴール裏に陣取った関西大応援団から“ヴァンフォーレ”コールが発せられ、甲府ゴール裏からは“関大”コール、メイン、バックスタンドからは大きな拍手が送られて、和やかな雰囲気のなかでゲームは締めくくられた。
あまり記憶にない、たぶん初めて見る甲府のPK戦や電光掲示板の表示を見て楽しみ、追う試合展開を「なんだかなぁ」と思いつつも、少しワクワクして見守った。

しかし、“健闘した関西大”と“迷走した甲府”の試合内容の差は際立っていた。
ひとつは、まったく機能していなかった3バックの採用。
J'sGOALの安間監督のコメントでは、「・・・相手をなめることなくスタッフにスカウティングをしてもらい、・・・」とあるが、なめたと思われても仕方ない結果だった。
そうでないなら、もっと恐ろしいことを意味することになる。
ダニエルと秋本の存在+臣のカバーリングがあってこそ機能している3バック。
今日のメンバーでは奇をてらっているように見え、掛け間違えたボタンのように、試合に最後まで悪影響を及ぼした。

そしてもうひとつは、片桐のプレイが冴えないこと。
移籍してきた当初は何かやってくれそうな雰囲気があったし、結果を出した試合もいくつかあったが、今はそれが薄らいでいる。
そうなったのは単純な理由ではないかも知れないが、期待しているだけに奮起して貰いたい。
そんなことを感じた一戦だった。
コメント
この記事へのコメント
酷い内容やなあ!
試合詳報、感謝!

それにしても監督は何をしたかったのか不明ですね。
こんな展開でよく勝ったもので、普通なら負けているゲームです。

でも、昇格を狙うリーグのことを考えると負けた方が良かったのかもしれない。
セレッソや湘南は早々とリーグに狙いを絞ったのかも・・・。

天皇杯の過密日程がどこかで悪影響しなければいいのだけれど・・・。
2009/10/12(月) 20:51:51 | URL | TKラプソディ [ 編集]
天皇杯は・・・
以前のように、リーグ戦終了後のほうがいいですね。
そうでなくても過密日程。
J1では代表やACLとの絡みもあるし、ベスメン規定や興行面など諸々調整が必要なことがあるようですが・・・

この試合、出停リーチの選手が欠場した場合のテストもあったようです。
それにしても、もうちょっとやり方がありますよねぇ。
2009/10/12(月) 23:11:59 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
お疲れさまでした!
この先昇格争いに関係無い中位~下位相手も多い我が甲府にとって今回の試合で後先関係なくがむしゃらに向かって来る相手に危機感を持つという意味では良い試合だったのかと思います
悪い意味で相手に合わせてしまう事も多いですよね。油断してる訳では無かったと思いますが「相手は大学生」という慢心があったのかもしれません(正直僕はありました)

今後は負けると一歩ではなく二歩三歩後退してしまう昇格レース、1試合1試合負ければ終了のカップ戦のような気持ちで戦って欲しいです。
残り7節、最後は笑って終りましょう!
2009/10/12(月) 23:54:34 | URL | 信玄魂 [ 編集]
この試合が・・・
>信玄魂さん

良い教訓になればいいですね。
学生さん相手でも、自分たちがやるべき事をやらないと勝てないって事を。
きっと、危機感を持ってくれると思います。
積み重ねてきたものを大事にして欲しいですね。

リーグ戦は泣いても笑ってもあと7試合。
時が経つのが早いなぁ。
もう、朝夕肌寒い時がありますもんね。
J1復帰を成し遂げるためにも、あと少し、しっかり応援しましょう!
2009/10/13(火) 19:02:45 | URL | VFカプリッチオ [ 編集]
コメントを投稿する
  [必須]
  [必須]
URL:
Comment: [必須]
Pass:   [入力すると編集、削除が可]
Secret:   [管理者にだけ表示を許可する]
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。